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目次
令和8年2月 富士宮市教育委員会定例会(議事録)
日時
令和8年2月6日(金曜日)
開会:午後1時29分 閉会:午後3時32分
場所
市議会第1委員会室
出席者
教育長、教育委員及び説明のための事務局職員
議事日程
第1 会議録署名委員の指名について
第2 教育長報告
第3 議第1号 令和7年度2月補正予算について
第4 議第2号 令和8年度当初予算について
第5 議第3号 富士宮市民テニスコート条例施行規則等の一部を改正する規則制定について
第6 協議事項 第3期富士宮市教育情報化推進基本計画について
第7 協議事項 富士宮市立小中学校の教職員に関する業務量管理・健康確保措置実施計画について
第8 富士宮市立学校の適正規模・適正配置に関する取組について
第9 富士宮市立小中学校屋内運動場エアコン設置について
第10 富士宮市立小中学校水泳授業の方向性について
開会
令和8年2月定例会の開会を宣告し、会期を1日として決定。
第1 会議録署名委員の指名について
会議録署名委員に、輿水委員及び関根委員を指名。
第2 教育長報告
令和8年度富士宮市教育研究指定校
はじめに、1月31日には富士山学習Part2.発表会ということで、委員の皆様には御参観いただきましてありがとうございます。また、感想等ありましたら、何かの機会にでもお伝えしていただければ、また次回に生かしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
そうしましたら、1番、令和8年度富士宮市教育研究指定校についてですが、今年度の発表会はこどものウェルビーイング、学校のウェルビーイングということで、東小学校と大富士中学校の研究発表を委員の皆様にも見ていただきました。来年度につきましては、今年度と来年度研究をしています持続可能な社会の創り手の育成を目指した教育課程の工夫と授業改善について、上野小学校と芝川中学校が来年度発表ということになっております。
また、新たに来年度、再来年度、テーマを「多様性の尊重を基盤とした深い学びの具現につながる教育の創造」ということで、こちらのほうは芝富小学校と北山中学校の2校に指定校ということでお願いをしまして、令和9年度発表を目指して研究に取り組んでいただけるようにお願いしているところです。内容や意義につきましては、また資料をお読み取りいただければと思います。よろしくお願いいたします。
来校者等対応マニュアルの作成
次に、2番としまして来校者等対応マニュアルについてということで、皆さん御存じかと思いますけれども、富士宮市の職員のカスタマーハラスメントに対する基本方針というのが先日策定されまして、教職員については以前、11月議会以前に議員から、教職員のカスハラ対応はどうなっているのだというような質問もいただきました。そのときにも答弁させていただきましたけれども、市の校長会を中心に対応マニュアルを作成中でありますということで答弁をしました。今回、案という形で、議案送付のときに見ていただいて、また御感想等をいただければ、改善をしてよりよいものにしていきたいということでお話をさせていただいているところです。
できましたら、校長会の単独ではなくて、富士宮市教育委員会としても連名という形で学校のほうをサポートしていきたいということで、富士宮市教育委員会、富士宮市校長会という名の下に、各学校で来校者等に対応していっていただきたいと考えております。方針等ではありませんので、方針につきましては、同じ公務員ということで市の職員に準ずるところもあります。具体的な対応については、市の職員が対応するのとはまた違う、学校では保護者を中心とした地域の方でありますとか、来校者の対象が変わってくるものですから、それに基づいて、こちらのほうは実際に弁護士の方にも相談に乗っていただく形で、ここまでつくり上げてきています。
もう少し手を加えたほうがいいとか何かありましたら、また私のほうに個別にお伝えしていただければ、よりよいものになるかなと思っています。できるだけ早い形で学校の職員に示して、これに基づいてどの学校も対応できるといいなと考えていますので、また御意見いただければと思います。よろしくお願いいたします。
感染症の状況
3番、その他になりますが、これはいつもお配りしています出席停止者数調査ということで、インフルエンザに関して先週ぐらいまでは中学校で多く発生していたのですけれども、今週あたりは小学校に広がりが見られています。東小や大富士小、北山小は、今日も学級閉鎖をしているところです。中学校については、富士宮四中が今日、学級閉鎖を行っています。
また、東小学校でかなり感染が広がっておりまして、学級をまたいで学年を越えてというところで、学校医の御指示もありまして、来週月曜日と火曜日は学校全体を閉じるという。そうしないと収まらないだろうというような御指示もありまして、東小につきましては月曜日、火曜日、学校閉鎖というようなことになりますので、それで収まってくれるといいなと考えているところです。
第3 議第1号 令和7年度2月補正予算について
(教育長)
それでは、議案の審議に入ります。
初めに、「日程第3、議第1号 令和7年度2月補正予算について」を議題とします。
事務局から提案理由の説明を求めます。
(教育総務課長)
それでは、議第1号 令和7年度2月補正予算について説明申し上げます。
初めに、歳入です。3,670万5,000円の減額補正でございます。補正後の合計額は24億5,091万8,000円となります。
次に、歳出です。3億6,201万2,000円の増額補正でございます。補正後の合計額は73億7,443万円となります。2月補正予算は、年度末の予算の執行及び収入の状況から、決算の見込みに合わせた補正及び給与条例の改正を受けた人件費の増額補正が主な内容でございます。
それでは、各課別に主な内容について御説明いたします。
初めに、教育総務課です。歳入、15款国庫支出金7,276万6,000円の増額は、東小学校管理教室棟改築工事における国庫補助金の内定によるものでございます。
19款繰入金4,081万2,000円の減額及び22款市債7,240万円の減額は、先ほどの国庫補助金の内定に伴う財源内訳の修正によるものでございます。
歳出、総務費4億935万円の増額は、学校施設整備基金の積立てによるもので、今回の補正による基金積立金の総額は約23億円となります。
小学校費、学校建設費3,757万8,000円の減額は、校舎等の整備工事に係る入札差金でございます。
中学校費、学校建設費1,179万7,000円の減額は、先ほど同様校舎等の整備工事に係る入札差金でございます。
次に、学校教育課です。歳入、15款国庫補助金269万2,000円の増額は、主に学校におけるインターネット回線の整備に関する国庫補助金の内定によるものでございます。
歳出、小学校費366万7,000円の減額及び中学校費513万3,000円の減額は、デジタル教科書の入札差金でございます。
次に、社会教育課です。歳入、22款市債980万円の減額は、芝川公民館及び南部公民館の工事費の減額に伴うものでございます。
歳出、社会教育費、公民館費835万3,000円の減額は、芝川公民館及び南部公民館の工事に係る入札差金でございます。
次に、文化課です。歳出、社会教育費、市民文化会館費2,146万3,000円の減額は、主に市民文化会館リニューアルオープンの延期に伴うものでございます。
次に、学校給食センターです。歳出、教育総務費3,763万8,000円の増額は、主に物価高に伴う給食費の値上げ分でございます。
最後に、繰越明許費及び債務負担行為補正につきましては、資料にて御確認ください。
なお、各課の2月補正の集計は、資料を御参照ください。
以上、議第1号 令和7年度2月補正予算についての概要でございます。よろしくお願いいたします。
(教育長)
説明が終わりましたので、質疑に入ります。
質疑がありましたらお願いします。
(教育長)
幾つかお聞きしたい点がございます。
1つは、歳出の小学校費、中学校費で、デジタル教科書の使用料の契約差金がおのおの740万、500万の減額補正となっておりますけれども、このデジタル教科書の事業費に対する落札率、つまり元の契約予定額と、それから実際に落札をされた額の率を知りたいのです。
次に、社会教育費で、例えば村山の浅間神社の整備委託料412万4,000円が減額となっていますけれども、村山浅間神社の整備費については、そもそも委託料で払っているのですか。つまり工事費ではないかどうかということをお聞きしたいと思います。
それから、市民文化会館費、委託料のところで、楽器保管管理委託料が300万減額になっていますけれども、これは事務方に聞きましたら、ピアノのオーバーホールを先延ばしすることによって減額になったということなのですが、楽器というのはある一定の期間がたったら、使っても使わなくてもオーバーホールしないと、その後の利用が難しいのではないかと考えられますけれども、その辺を教えていただきたいということです。
それから、もう一つは、繰越明許の関係です。社会教育費で2件繰越しが計上されていますけれども、一つ目の公民館の維持管理費に関して、恐らく契約金額だと思うのですけれども、1,790万7,000円のところ、そのうち翌年度、1,154万7,000円を繰り越したいということで、完成は5月になれば完了するという説明があるので、これについては発注日がいつかを教えていただきたいと思います。
というのは、4月までに終わらない額が1,100万です。もともとの契約が1,700万でした。つまり年度内執行が600万ほどしか執行されていないということについて、発注日が近かったからそうなったのか、あるいは資材の調達に時間かかったのは、何か理由があったと思うのです。そんなことから、発注日を教えていただきたいということです。
それから、もう一つの文化財保存の関係、白糸の滝の関係です。これについては、全額繰越しになっています。つまり今年度予算で予算化したけれども、何らかの理由で発注しなかった。したがって、それを来年度当初予算ではなくて繰越しによって、例えば4月1日から施工したいというようなタイムスケジュールの中で、繰越し手続を取らざるを得なかったとかという理由がきっとあると思うのですけれども、その辺のいきさつをお聞きしたいということです。
次に、債務負担行為なのですが、これも同様のことを聞きたいのですけれども、二中の校舎の関係です。令和7年から8年の2年、年度をまたいでの契約であるので、債務額が当初から生じていたのだろうと思うのですけれども、当初はどうも支出予定額に入っていない。つまり年度内というか、債務負担行為を起こさなくても、7年度支払い、8年度支払いという形で予算化されている裏づけがあるので、問題ないだろうと思って発注していたところ、今回そうではなくて、1億1,100万の債務補正を今回新たに取ったということなので、これは恐らく何か理由があったのだろうと思われます。
もう一つ、同じように市民文化会館についても令和8年度の施工分に係るリニューアル工事の話で、工期が延びたり、それから契約変更、増額したり、そのための補正予算を11月に取ったり、いろいろな形で予算措置をしてきましたが、そういう中にあって令和8年度分については、6,000万円の債務負担行為を8年度として起こしたいということが新たに生じたのだということなのだろうと思うのです。その辺についてもお話しを願いたい。
(学校教育課参事)
それでは、お尋ねいただいたデジタル教科書の点でお答えさせていただきます。
まず、小学校費につきまして、教材整備事業、デジタル教科書使用料につきまして、落札価格が3,025万円に対しまして予定価格が3,784万8,000円でしたので、落札率は約80%になります。
同じく中学校費におきまして、落札価格が1,716万円に対しまして予定価格が2,233万4,400円でしたので、落札率は約77%になります。
(文化課長)
それでは、まず村山浅間神社の整備委託料についてです。
これは、具体的には階段の手すりになります。工事で行うものと製作、委託してこういう形なども造っていただくようなもの、あと昨年行いましたけれども、石段のように専門的な技術が必要なものについては、委託で整備のほうをやっております。
それから、オーバーホールについてですけれども、今回リニューアルに伴って、それまでピアノが全部で4台、大ホールに2台、小ホールと練習室に1台ずつございました。そのうち2台を買い換えるということで、残りの2台をリニューアル工事中、ほかの場所で管理、保管いただいております。最終的に工事が終わりまして文化会館のほうに戻すときに、できるだけその日に近い時点でオーバーホールをして、リニューアルオープンした文化会館で使うという形のほうがよいだろうということで、今回、来年度にオーバーホールのほうを移しました。
オーバーホールを一定期間のうちにやったほうがいいというところなのですが、これまで文化会館のほうで使われてきた2台につきましては、文化会館開館以来、オーバーホールはほとんどやっていなかったと思われます。
それから、繰越明許費につきましてですけれども、白糸の滝景観保全エリアというのが音止の滝の東側、白糸の文化財としての指定地の東側で、指定地外になるのですけれども、そちらに樹木が、特に針葉樹林がありまして、それがだんだん伸びていって富士山が見えなくなってしまったというところから、そこの景観保全エリアの整備をやっているところです。
今年度、そこのエリアの実施設計のほうを業者に委託してやっておりましたけれども、その委託のほうが、整備委員会等の先生方の意見等を踏まえてやっていく中で遅れが生じまして、設計委託のほうが3月末ぐらいに終了します。ただ、必要な設計図書、設計書などは、ある程度まとまったものがもう既に提出されておりますので、それを使用しまして、これから入札のほうを年度内で行って、年度内契約ということで繰越しをする予定です。
最後に、文化会館のリニューアル工事の債務負担ですけれども、昨年の6月補正のときに文化会館の追加工事があるということで、もともと7年度までの工事を8年度まで延ばして、8年度の債務負担の金額を設定したわけですけれども、今回、物価高騰等によるスライド条項の関係で補正を2月に行いまして、そこの債務負担行為のほうも金額を増額させていただいたところです。
(社会教育課長)
そうしましたら、私のほうから繰越明許費について説明させていただきます。
こちらの工事については、当初予定は令和7年9月4日から令和8年1月30日までの工期としておりました。しかしながら、こちらの工事については受電の設備の切替え工事になるのですけれども、東京電力による受電切替え工事が必要となります。当初は、東京電力より申込みから施工まで、4か月程度必要との回答をいただいておりましたが、工事着手後の9月10日、東電にそちらのほうの申込みをしましたが、工事日未定の回答が続き、12月末にようやく3月末施工予定という形で連絡があったため、年度内の完成が見込めないというところで、工期のほうの延長をさせていただきました。
以上でございます。
(教育総務課長)
それでは、最後に富士宮第二中学校の校舎等整備工事費に関わる御質問についてお答えをいたします。
令和7年度当初予算では、7,230万円計上させていただきました。しかしながら、物価、それから人件費の高騰に伴いまして、その予算では工事が難しいというところの中で、9月に一旦減額補正をさせていただいたものでございます。それで、再度設計を見直して、今回1億1,100万というところで計上をさせていただきました。これは債務負担行為で計上させていただいた理由は、4月に入ってすぐに工事に取りかかれるよう、このような形で今回の2月補正に計上させていただいたものでございます。
(教育委員)
分かりました。例えば村山浅間神社の手すりの費用を補償費とかで支払っているということはないと思いますけれども、それはそれで財務当局ときちんと話をした上で支出されているということだけ確認をさせてください。
それから、最後にありましたけれども、繰越し債務の関係はよほどの理由がないと、会計年度の独立原則は守るべき立場なわけです。ですから、そこは安易にやることはないのですけれども、いつもそういう観点で、例えば東電との折衝なんかは、1か月でできるということが分かっていればいいけれども、そうではないのです。それは、恐らく工事をやっている事業部局に聞けば、東電には前年度から手続を取らないといけませんみたいなことはきっとあるのです。したがって、教育部局で工事とか委託とかを発注する場合も、そういう関係部局の話をよく聞いた上で執行すれば、繰越しだったりあるいは減額だったりあるいは債務だったりということは生じない。事務の簡素化にも通じるわけだし、何よりも現場に負担をかけずに、市民に早くサービスが開始できるということですので、ぜひそういった点で施工管理も含めてお願いをしたいと思います。
その中で、二中の債務負担行為に関しては、契約はもう既に7年、8年の年度をまたいでの契約になっているわけです。支払い関係だけ債務で起こしている。それが減額になったり増額なったりしているという事務手続になっているのですか。
(教育総務課長)
先ほど申し上げたように一旦減額補正させていただいていますので、契約という行為は行っておりません。これから2月議会で補正予算の審議後に、そちらのほうの発注に入っていく予定でございます。
(教育長)
よろしいですか。
他にありませんか。よろしいでしょうか。
(「なし」の声)
(教育長)
質疑なしと認めます。
質疑が終わりましたので、議第1号について採決します。
本案は原案のとおりで御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
(教育長)
御異議なしと認めます。
よって、議第1号は原案のとおり可決されました。
第4 議第2号 令和8年度当初予算について
(教育長)
次に、「日程第4、議第2号 令和8年度当初予算について」を議題とします。
事務局から提案理由の説明を求めます。
教育総務課長。
それでは、議第2号 令和8年度当初予算について、総括的にその概要を説明申し上げます。
初めに、一般会計全般についてでありますが、歳入歳出予算の規模は、621億円で、前年度の当初予算と比較しますと36億3,000万円の増額、それから6.2%の増となっております。
次に、教育費の歳出につきましては、126億5,332万8,000円で、前年度の当初予算と比較しますと13億9,126万7,000円の増額、12.4%の増となります。この増額の主な理由としましては、東小学校管理教室棟等の改築、それから市民テニスコートの人工芝更新に係る工事等が挙げられます。また、一般会計当初予算に占める教育費の割合は20.4%で、前年度より1.1ポイントの増となっております。
なお、議第2号資料として、令和8年度当初予算比較表にて教育委員会各課の内訳等を記載しております。次のページには、令和8年度の主要事業の一覧を掲載しております。
以上が本予算の大要でございます。詳細につきましては、お手元の議案及び資料にて御理解をお願いしたいと思います。
以上です。よろしくお願いいたします。
(教育委員)
説明が終わりましたので、質疑に入ります。
質疑がありましたらお願いします。
(教育委員)
今、概略説明がありましたけれども、教育費が占める割合が幾らかというのと、それから昨年から今年への伸び率、その辺についての説明があったわけですが、今の話のように東小の工事費、それから人工芝の関係でほとんどを占めているというような、大きな支出はそこだと説明がありました。これは翻ってみると、富士宮市の教育予算というのが、そういうインフラ整備あるいは施設整備に関わるお金が非常に大きくて、そのほかの例えば教育のソフトウエアに関するところ、ソフトとハードと分けていいか分かりませんけれども、そういう点がどうなってくるのだろうと心配をするわけです。
毎年、工事費に関する支出が多いということは承知しておりますけれども、今後例えば3年、5年後にこの比率がどうなっていくのか。ますます工事費が増えていくのか、それとも例えば耐震設計とか、あるいは体育館の建て直しとか、あるいは施設の長寿命化などについてはピークを迎えて、そしてプラトーになっていくのかというようなこと。財政の見通しについてどうなのかということをお聞きしたいと思います。
それから、資料の1ページで文化財保存活用地域計画周知の下、(仮称)郷土史博物館事業15万円とありますが、これは何の費用でしょうか。
(教育総務課長)
それでは、1点目の今後の財政の見通しというところでお答えをさせていただきます。
学校の建設事業につきましては、現在、東小学校の校舎を建設しております。それから、今年度、今設計に入っておりますが、黒田小の体育館の工事が次年度から始まっていきます。施設につきましては、この2か所が終了いたしますと、当面新たなものを新築する予定はございません。ですので、今後工事等が関係してくるのは、先ほど委員がおっしゃられた長寿命化が主になってくると思いますが、これにつきましては学校施設だけではなく、公共施設全体の長寿命化を進めていますので、その配分としては、そんなに多くないのかなとは認識しております。ですので、黒田小の体育館の工事が終了しますと、この20%が少し割合的には減るのかなと思います。
(文化課長)
それでは、(仮称)郷土史博物館事業の15万円についてです。
現在、この博物館に関しては、基本計画を今年度作成しておりますけれども、市民への説明などをじっくりやっていくと、年度内の作成は難しい状態ということで、11月議会で繰越しをさせていただきました。今後、基本計画策定委員会を行って最終的にまとまるような形ですので、最後の基本計画策定委員会の分の費用がこの中にございます。それが約14万円です。それから、1万円については、市民と県内のほかの博物館を見学して、博物館の必要性であるとか、あと実際富士宮にどんな博物館がいいかなんていうところの御意見をいただくための費用として要求してございます。
(教育委員)
文化課にお聞きしたいのですが、まず文化会館リニューアルオープンで、今度入れるピアノについての質問です。
スタインウェイの約4,000万のピアノということで、かなり高額なピアノになります。先ほど委員からもメンテナンスのお話が少し出ましたが、この近隣ですと、富士市とか御殿場市にも同じピアノが入っていると思います。そのメンテナンス、特に調律とか、以前にも聞いたかもしれませんが、調律とかは専門的なことになって、かなり高額になると見込んでいますが、それについてもう既にお調べになっているのか。調律とかそういうメンテナンスは、年何回やらなければならないのかというのを、もし分かれば教えていただきたい。
高額になったということになれば、まずは予算計上、既にもう分かっていることですので、この時点でしていったほういいかなと考えます。
(文化課長)
スタインウェイの調律についてですけれども、スタインウェイは購入した後、文化会館はまだ工事中ですので、県内の施設で保管していただいております。購入に伴って、2回の調律を無料でやっていただけますので、実際東京のほうから運んできた時点、それから今度文化会館に入れる時点で、調律をこの2回分行うこととなっております。実際オープンした後、管理は指定管理者のほうで行う予定で、今、金額と回数のほうは把握しておりませんけれども、指定管理料のほうにその分は含んで、こちらから指定管理料としてお支払いする予定となっております。
(教育委員)
ありがとうございます。
それでは、その指定管理料の中に含むということで教えていただきましたが、実際にどれぐらいの割合になるのか。スタインウェイ自体が4,000万と、普通では考えられないような高額なピアノになりますので、市の財産としても長く市民の皆さんに使っていただかなければならないものなので、その辺はまた明確に説明できるようにお願いしたいところです。
(教育長)
それでは、その点について、また説明を委員にお願いいたします。
他にありませんか。
(教育長)
資料の増減の前年度比較表を拝見して、市民テニスコート等の整備に係るということでスポーツ振興課が増えているのですが、文化課については減額の額が大きいので、これは博物館等の事情があるのですが、減額の主な理由等を知りたいということが1点です。
それから、この予算のスポーツ振興及び普及事業、それから社会体育指導者養成事業等と、それから市民文化祭、市民芸術祭事業だけではないのですが、学校教育課等で今やっている部活動の地域への移行を踏まえて、この修繕とか建築に予算を取るということだけでなく、市としてどういう方向で文化事業を推進していきたいのか、それからどういう方向でスポーツ等の指導者の養成も含めて、地域スポーツの普及を図っていきたいのかというのが、予算の数字の中から見えてきているのだろうか。単独でなし得る事業ではないと。部活動一つ取ってもなし得る事業ではないので、どこをどういうふうに膨らませて育てていきたいというお考えがあるのかどうか、少し聞かせていただきたいと思います。
(文化課長)
まず、昨年度と今年度の当初予算の差額についてです。7億5,000万ほどございますが、これは主に市民文化会館のリニューアル工事に伴うものとなっております。リニューアル工事の関係では、昨年度約46億円を予算要求して当初予算にありました。今年度は約40億円となっておりまして、ここで6億ちょっとの差額があるわけなのですけれども、文化会館につきましては、令和7年度の当初予算の時点では、1月には完成をして、そこで工事費は支払い終わるというような金額がこの46億円でした。それが工事が延びまして、今年の8月末までということで、今年の4月から8月の分として支払うのが40億円ぐらいとなっております。ということで、ここの7億5,000万の金額のほぼを占めますのが、リニューアルに伴う工事費となります。
それから、市民芸術祭や文化祭などで今後の芸術活動について、部活動の地域移行も含めてどのような方向で進んでいるかというところですけれども、こちらの予算的には昨年度と大きく変わっておりませんので、事業自体は同じような形でやる予定です。ただ、リニューアル工事中に指定管理者のほうでアウトリーチということで、文化会館で活動している団体であるとか市民、それ以外にも市内で活動している団体に、イオンであるとか、学校であるとか、そういったところにアウトリーチをしていただいております。そういった団体とつながりを以前よりも多く持てているものと思います。
そういったところから、団体との関わり、それからプラスして今まで市で行っておりましたユースオーケストラについても、指定管理で文化会館の中でやっていただいたほうがよりいいだろうということで、そちらもお願いしておりますので、今後そちらの文化会館の指定管理者である振興公社のほうとその辺りはいろいろ話をして、そういった団体の育成と、それからそれをこどもたちにも一緒に参加してもらえるような環境というものをつくっていくことになるかと考えております。
(学校教育課参事)
部活動の地域展開ということで、予算ですと一般諸経費、部活動指導員派遣委託料300万円ということで来年度当初予算に上げさせていただいていて、予算としては、学校教育課としてはここの部分を今考えておりまして、来年度におきましては、具体的にどんなふうに円滑に部活動を地域に持っていけるのかということを、また計画を立てる予定でございます。そうした中で、具体的にいわゆる学校持ちの部活動から地域の方に協力していただいてという、今後何年かあるいは中長期的に流れがあれば、そういった中学生年代の部活をやっていた生徒が、また地域で活躍できるような場を、文化事業ですとかスポーツ事業のほうで取り入れてもらうという流れになれば、それはそれで事業あるいは予算を上げさせていただくことになるのかなと思っています。
(スポーツ振興課長)
スポーツ振興課では、地域におけるスポーツのリーダーの育成ということで、スポーツリーダーバンクという登録制度がありまして、その育成の養成講座のほうをやっております。その関係の予算を計上させていただいております。
(教育委員)
ありがとうございます。
文化とスポーツ振興を含めて、その両輪がきちんと富士宮の中で育っていないと、部活動の地域移行もうまくいかなくなると。結婚式場は予約したけれども、お嫁さんはいないという状態になってしまうのが一番怖いので、今後の予算の数字を見ながら、これから市民の文化活動やスポーツの振興をどういうふうに支えていこうと思っているのかというのを、数字で見させていただいたのですが、学校教育課からの説明で、部活動のこれから300万の予算をつけてということで、今後各課と連携しながら、こどもたちの文化活動、スポーツ活動が充実して連携したものに育っていくように、また予算のほうを組み立てて、人づくりに役立てていただけるとありがたいと思っています。
(教育委員)
一つお伺いしたいのですが、資料の8ページの学校教育の中の新規事業のところで、黒田小学校の水泳事業の実施事業がありますけれども、この予算の内訳を教えていただきたいと思います。
(学校教育課参事)
黒田小学校水泳事業等実施事業、こちらは委託料ということで、民間のプールを持っている事業者の方に、黒田小へのバスでの送り迎えと、あとプールの使用料、そして指導料、こどもたちが教職員だけではなくて、専門家にそういう指導してもらうというのを含めまして、一遍に行くわけではないのですけれども、全学年で分けて、これは学校からの希望ですと年5回程度、回数はまたこれから詰めるのですけれども、その予算を計上させてもらっています。
(教育委員)
年5回程度というのは、1クラスが5回参加できるという程度でしょうか。回数はまだ決まっていないとおっしゃいましたが。
(学校教育課参事)
事業者の方のバスの定員もございますので、考え方としては、例えば1年生3クラスがバス二、三台に乗って、午前中をかけて3時間ぐらいの間に行って帰ってくるというようなことを繰り返して、ある程度の時期に行うというようなやり方を考えております。
(教育長)
よろしいですか。
他にありませんか。よろしいでしょうか。
(「なし」の声)
(教育長)
質疑なしと認めます。
質疑が終わりましたので、議第2号について採決します。
本案は原案のとおりで御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
(教育長)
御異議なしと認めます。
よって、議第2号は原案のとおり可決されました。
第5 議第3号 富士宮市民テニスコート条例施行規則等の一部を改正する規則制定について
(教育長)
次に、「日程第5、議第3号 富士宮市民テニスコート条例施行規則等の一部を改正する規則制定について」を議題とします。
事務局から提案理由の説明を求めます。
(スポーツ振興課長)
それでは、議第3号 富士宮市民テニスコート条例施行規則等の一部を改正する規則制定ということで、今般、富士宮市民テニスコート条例施行規則、富士宮市民体育館条例施行規則、富士宮市民プール条例施行規則、富士宮市スポーツ広場条例施行規則、富士宮市芝川体育施設条例施行規則の五つの規則を併せて改正するものであります。
改正内容につきましては、施設の使用料の減免規定におきまして、指定難病の患者を対象にするものであります。資料に新旧対照表をつけてありますので、こちらのほうを御覧になっていただきたいと思います。これまでは、施設使用料等の減免の対象者に障害者ということを規定しておりましたが、障害者基本法第2条第1号において指定難病患者も含まれることから、今般、障害者の規定を明確化するため障害者基本法の規定を加え、障害者の定義づけをするものであります。
説明は以上になります。よろしく御審議のほどお願いいたします。
(教育長)
説明が終わりましたので、質疑に入ります。
質疑がありましたらお願いします。
よろしいですか。
(「なし」の声)
(教育長)
質疑なしと認めます。
質疑が終わりましたので、議第3号について採決します。
本案は原案のとおりで御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
(教育長)
御異議なしと認めます。
よって、議第3号は原案のとおり可決されました。
以上で、本日の定例会に付議された議案の審議は終了いたしました。
第6 協議事項 第3期富士宮市教育情報化推進基本計画について
(教育長)
次に、「日程第6、第3期富士宮市教育情報化推進基本計画について」を協議します。
協議に当たり、事務局の説明を求めます。
(学校教育課長)
それでは、第3期富士宮市教育情報化推進基本計画について御説明いたします。
本計画は、令和8年度から12年度までの5年間を対象とし、これまでの第2期計画の成果と課題、そして急速なデジタル化、生成AIの普及といった社会の変化を踏まえ、これからの学校教育に必要な方向性を示すものです。
まず、第2期計画の成果です。本市では、児童生徒1人1台端末と高速ネットワークが整備され、授業での活用は、小中学校ともにほぼ毎日という水準にまで定着してきました。こどもたちは、自分の考えの整理、協働的な学び、調べ学習など、様々な場面でICTを自然に使いこなす姿が見られるようになっています。
一方で、新たな課題も明らかになりました。端末の老朽化に伴う計画的な更新、校内ネットワークのさらなる安定化、情報モラル教育の強化、そして教職員の指導力格差など、環境整備と人的支援の両面の改善が必要な状況です。
そこで、第3期計画では、1、ICT活用と情報活用能力の育成、2、学びを支えるICT環境の充実、3、働き方改革につながる校務DXの推進という3つの基本方針を示しています。
今回の計画の特徴は、特に三つあります。一つ目は、生成AIを含む先端技術への対応です。安全に利用できる環境の整備や誤情報を見抜く力の育成など、新たな時代に必要なリテラシーを明確にした点です。
二つ目は、NEXT GIGAとして、端末更新をはじめ、より高度な学びを可能にする安定した通信環境やデジタル教材の充実を図る点です。
三つ目は、校務DXの推進です。データ連携の改善やクラウド環境を整えることで教職員の業務負担を軽減し、こどもと向き合う時間の確保を目指します。
本計画は、富士宮市のこどもたちがデジタル社会を主体的に生き抜く力を育むための重要な指針となるものです。本日は、委員の皆様から忌憚のない御意見をいただき、来年度からの計画にしっかりと反映させていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
以上、御協議をお願いいたします。
(教育長)
説明が終わりましたので、協議に入ります。
御意見がありましたらお願いします。
(教育委員)
読ませていただいた中で、富士宮市教育情報化推進基本計画(第3期)として提案されているということで、これは県の指導とか国からの方針などに基づいているかどうかが、一つ聞きたいことです。
それから、この3期の期間というのは、令和8年から12年までの5年間という話がありました。添付の計画表の中で8年から12年までのものの課題についての進め方が書かれているわけですが、第一に今富士宮市で使っているクロームブック、つまりクロームOSはいろいろな情報によると、グーグルのほうで2028年には、アルミニウムOSという新しいOSになるという情報があるのです。つまり今回の期間のうちに、クロームブックそのものが変わるという外的要因があるということについて、恐らくこれに書かれていないので、検討されているかどうか知りませんけれども、そういうことがあるので、当然そういった点に対しての情報収集とか、あるいは一番心配なのは、非常に廉価だったクロームOSが、今度は有料になる可能性もあるのではないかと思うのですけれども、そういったところの情報を早く仕入れた上で対応していく必要があるだろうと感じています。
グーグルがクロームとアンドロイドを統合させるみたいなのです。だから、スマホとかパソコンとかが、より統一されてくると。今でもそうですが、それがもっと進むのではないかと言われています。そんな情報があるので、そこら辺については、ぜひ研究会、推進委員会があるので、その中での議論となると思いますけれども、情報収集をお願いしたいということです。
同じような点で言いますと、文科省も最近ではGIGAスクールという言い方をやめてきて、NEXT GIGAというような言い方に変えているのです。表の中にありますGIGAスクール構想の実現のための新しい時代の学びを支える環境という項目が、事業内容のウのところにありますけれども、最近ではこれをNEXT GIGAと言っているのです。そのようなこともあるので気になったところです。
その中で、富士宮市におけるGIGAスクールの評価、そこの部分で気になるのが、1の3のところです。教員が調べ学習やAIドリルをというところで、57.1%という数字が出ています。これは検証結果として、非常に低い数字です。
同様にその下のイの部分、複雑化、多様化するというところで、これはこどもたちの分ですけれども、つまり1の5、プログラミング的思考等の問題解決能力を身につけるのが50.9%で、この二つが非常に低いのです。これはグラフを見ると分かりますように、特に最初に言った1の3の教員の対応が不十分と言われるところについては、実はこの1の3だけではなくて、1の1も1の2も1の3も、令和6年から令和7年にかけてみんな右肩下がりなのです。その中で一番下の点線の部分は、もう6割を切ってしまうという数字になっているという危機的状況だったわけです。
同様にその下のグラフを見ると、この1の5が非常に低いわけですけれども、これは令和5年、令和6年、令和7年、ほとんど変わらない形で伸びていないということもこれで分かるわけです。
何を言いたいかといいますと、富士宮市の検証がせっかく出ているのに、その裏の対策で具体的にそれでは教員のレベルアップだったり、あるいはこどもたちのプログラミング的思考の部分に具体的な方針で答えているかというと、この中を見ると、それは書いていないのです。つまり、富士宮市の特性が出ていて、必要なものは何なのか、手を打つべきは何なのか分かっているのに、その対策がこの中に書かれていないと読めるのです。ですから、そこはぜひまた力を入れて、具体的な施策の中に入れていってほしいと思ったところです。まだこれから議論なさるということですので、ぜひそんなふうな形で進めていただきたいと思います。
それから、事業8のところで、情報モラル、デジタルシチズンシップという難しい言葉があるのですけれども、これなんかも毎年新しい言葉が出てきてわけが分からなくなってしまうのだけれども、日本語に訳すと適切に対応するぐらいの意味なのです。
つまりこどもたちにも分かりにくい、それから先生方にも分かりにくい言葉は極力やめて、富士宮版でいいですから、日本語で伝えるように、分かりやすく伝えるようにまずしていただきたいということは、全体的に感じたところです。
(学校教育課長)
御助言ありがとうございました。
本計画は、国の方針も踏まえて作成を進めておりますので、そちらについては、そのようにお答えさせていただきます。
あとそれ以外については、ICT活用推進委員会等でこれらを踏まえた上で、また次回の定例会のときにお示しをしたいと思います。ありがとうございました。
(教育委員)
私も詳しくないので、デジタルシチズンシップもAIで教えてもらいながら、デジタル技術を適正かつ責任を持って利用し、社会に主体的に関与、貢献する能力のことなのだなと、ここに書いて勉強してきたのですが、一つ一つ横文字というか、片仮名を翻訳して教えてもらいながらこれを読んできました。そんな私のような人間が学校の中にたくさんいるだろうと。最後に計画表を見ると、ICT支援員の配置、4校に1人と書いてあるのですが、今もいますかということが1点です。
それから、実は4校に1人だと、前も学校にこういう堪能な方がいてくださったのですが、非常に薄給で勤めてくださるので、なかなか有能な人材も長くはいてくださらなかったような気がするのです。本当にこういう事業をしたいのだよ、こういうことを進めてみたいのだよって気軽に相談するには、実は常駐で少し特殊な能力というか、高い給与も必要なのかなと思います。常駐でいてくださる有能な方がいると、こういうふうにしたいのだとか、T1、T2で授業に入ってもらって、こどもとの関わりの中でアドバイスをしてもらうとか、そういう組立てができると、5か年の計画の中でより充実して、プログラミングなんて言われても、私はどうかなと思いました。
先日、三中、四中の富士山学習に行ったら、三中の発表の中で、歩く博物館をデジタルマップでこういうふうにして資料を持って歩かなくても、グーグルブックスを使って拡大することによって、どこを曲がってどういうふうに歩いたらいいのかがより分かるという提案があったのです。そうすると、自分のスマホを見ながら、富士宮市から提供された地図や資料、解説を見ながら歩くことができるのだななんて、こういうことができるこどもたちがもう巣立っているのだって、非常に感動したのですけれども、そういうこどもたちが一部ではなくて、もっとたくさんに増やすことができるのかななんて思ったのです。
もう一点は、ICT支援員の配置について少しお尋ねをしたいことと、もしできたら4校に1人ではなくて、今後本当に本気で進めていくとしたら、そういう人材を少し期間を決めて、市教委が育ててくれればいいのですが、期間を決めて徹底的にやっていく期間がないと駄目なのではないかなと少し思うのですが、いかがでしょうか、御意見を伺えたらと思います。
(学校教育課長)
現在の状況ですが、ICT支援員はゼロです。ですから、この矢印のスタートが令和9年度からになってございますように、令和8年度についても、ICT支援員の配置に関してはゼロの状態で1年間進んでいくことになりますので、ここについては今後の大きな検討課題として、この計画のほうにもお示しをさせていただいているものです。これが3校に1人であるとか2校に1人であるとか、そのような形でこの第3期の計画の中で進んでいけば理想的なのですが、まずは配置することから、ゼロを1にするところからスタートしていきたいと考えております。
(学校教育課参事)
こちらのICT支援員につきましては、課長が申し上げましたように9年度からということなので、来年度、8年度で予算要求をして査定を受けて、予算が通ったら人員がついていくということになりますので、委員おっしゃられたように本気度を見せて要求して、つけてもらうように頑張りたいと思います。
(教育委員)
10ページにこんなことをやっているから、先生が疲弊してしまうということを書いてあるのです。例えば上の課題のところです。それを見ると、令和3年まで配置されていたICT支援員が現在不在となっており、端末の不具合等々で担当職員に依存している状況があると。これが非常に先生方の働き方改革の問題にもなるし、それから学校間や学級間でのデジタルに関するプラットフォームがうまくいかない可能性があるとか、重要なことを書いてあるのです。それを令和8年は引き続きゼロですというのは、それは本気度を見る前に、最初からおかしいのではないのという話だと思うのです。
例えば今、だから会計年度任用職員を募集しているとか、あるいは少ないけれども、そういう例えば先生方のチームでやってくれているとか、そういう何かないと、幾ら何でも課題として挙げられているのに、方針の中に1年空けてでは、なかなかこれはその本気度を試されてしまうという点がある。
同じ点で言うと、基本方針にこどもたちのところであって、これも先生の問題なのだけれども、学校支援システムと、それからGIGAスクールでつくっているシステムが違うので、統一すべきものがされていないために、情報の二重入力や転記作業などが発生して先生方に負担がかかっていると。当然2回入れればエラーが2倍になるわけだから、その正確性について問題がある。セキュリティーの問題がある。そのような問題がここに横たわっていることがはっきり書いているわけです。これは早急に直さなければならないと言っているのに、実はそれも方針の中にほとんど出ていない。こういった問題というのは、ひょっとすると来年度予算に僕らが今から努力しなければ駄目なものかもしれない。
もっと言うと、さっきの表の中に、令和10年度から中学校技術科教員の配置と書いてあるのだけれども、プログラミングの先生を10年度から配置していきたいという希望ですね。これはなかなか人的配置としては、県との問題があって難しいと思うのですが、そういったことをフォローするプログラミングを教えることもできる支援員とか、そういった努力を市の側としてもやっていく必要があるのだろうというのは感じたわけです。
以上2点、中身に入ってしまうとその話もあって、申し訳ないけれども、本当にそう思ったのです。
(教育長)
御意見として、教育委員からもそういったプッシュの声があるということを根拠にしながら、また進めていければと思っております。
他にございませんか。
(教育委員)
基本方針の中で、生成AIを使っていくというよりも、今後使っていきましょうというニュアンスだと思うのですけれども、実際もうこどもたちは使っているのですよね。この中で、ちょっと言葉は悪いのですけれども、うそを見抜く力、全部が正しいという見方をしてしまうと、これはかなり危険なことだと思うのです。こどもたちがうそを見抜く力とか、トラブルから身を守る、それがこの取組の中で最優先でやっていただきたいということをお願いしておきたいと思います。
(教育長)
要望ということでよろしいですね。
他にございませんか。
(教育委員)
本当に技術の革新や社会情勢の変化が極めて急速であるということで、私たちの日常生活においても変化が大きくて、大人も学びが必要なのかなと感じています。こどもたちにとっては、日常的に活用するものとして、この端末があると思うのですけれども、本当に今おっしゃったようなモラルの問題であったりとか、あと情報活用能力の育成がとても重要になってくることだと思っています。そのためには、指導する先生方の知識や技能の習得も不可欠だと思いますけれども、今までも先生方の研修なんかは行われていたと思いますが、今後より発展的に何か考えているような研修などがあったりするのでしょうか。
あと、資料にある家庭と学校外での学びの充実の中で、ネットモラル講座等の出前講座や研修を通して、ICT活用の意義やルールの啓発活動を行い、学校、家庭、地域の3者が連携してこどもたちの安全なデジタル活動を支える社会全体での学習支援体制を確立しますというところがありますけれども、これは家庭や地域の方への学びの提供もするという受け取り方でよろしいのでしょうか、お願いします。
(学校教育課長)
それでは、教職員の研修に関してですが、ICT活用推進委員会で対面であったりリモート等を活用しながら、定期的な研修は現在も行ってきている状況です。また、これに関しては次年度以降も同じような形で、必要な先生が必要なときに研修に参加していくという形で、事前にこの内容の研修を行いますというアナウンスがされますので、その内容について自分が必要だと思う先生は参加できるような形になっております。それが1点目です。
2点目で、情報モラル教育の部分ですが、社会教育課でやってくださっている出前講座を利用して、こどもと保護者が参加して受講したり、また一般企業が計画している出前講座もありますので、時にはそういうものを利用して、こどもだけの場合もあれば、保護者の方にも参加していただくというような形で、様々な形式で行っているのが現状です。
(教育委員)
こどもと保護者がそういった出前講座に参加するというのは、多分学校からのお知らせなんかで分かって参加することもできると思うのですけれども、地域の方も参加するような環境があれば、よりいいのかなと思いますので、お願いしたいなと。
(教育長)
それでは、要望ということで、そういう機会にぜひ地域の方が参加できるような状況が整えば、可能になるといいなということで、御要望として承りたいと思います。
他にございませんか。よろしいでしょうか。
(「なし」の声)
(教育長)
それでは、各委員からの意見を踏まえ、事務局において、本計画の策定に係る議案の提出に向けて取りまとめをお願いします。
第7 協議事項 富士宮市立小中学校の教職員に関する業務量管理・健康確保措置実施計画について
(教育長)
次に、「日程第7、富士宮市立小中学校の教職員に関する業務量管理・健康確保措置実施計画について」を協議します。
協議に当たり、事務局の説明を求めます。
(学校教育課長)
それでは、富士宮市立小中学校教職員の業務量管理・健康確保措置実施計画案について御説明いたします。近年、教育課題の多様化や学校に求められる役割の拡大により、教職員の業務は増大し、本来注力すべき授業改善や児童生徒理解のための時間が十分に確保しにくい状況が続いています。これは全国的な傾向でもあり、本市においても、時間外在校等時間の縮減に継続して取り組んできたものの、中学校を中心に依然として改善の余地がある状況です。
教職員が心身ともに健康でやりがいと誇りを持って働くことは、こどもたちの学びの質の確保に不可欠です。本計画は、働きやすい環境を整えることで、学校教育の質を維持向上させることを目的としており、学校、家庭、地域、行政が役割を共有し、こどもを中心に据えた協働体制をつくるための重要な指針となります。
計画の柱は3つあります。まず、一つ目は、業務の3分類に基づく業務の見直しです。学校以外が担うべき業務は、地域や関係機関と連携し移管するほか、児童生徒の登下校の見守り活動等について、地域と連携した取組を考えていきます。また、部活動については、令和9年度から段階的に休日部活動の地域展開を開始していきます。さらに、教師の業務のうち、負担軽減が必要な分野では、AIを活用した支援やスクールサポートスタッフによる教材準備の補助などを推進し、教師が教師でなければできない仕事に専念できるようにします。
二つ目は、学校における業務の精選です。授業時数や学校行事について、教育課程の目的に照らし形骸化した内容がないかを見直し、過度な負担が生じている場合は改善を促します。また、教員を不当な要求や過剰な苦情から守るため、全校に録音案内機能付電話を導入するなど、安心して働ける環境づくりも進めます。
三つ目は、健康確保の徹底です。勤務間インターバルの確保、医師面接の促進、ストレスチェックの活用、学校閉庁日の設定、年休の計画的な取得など、心身の健康を維持しやすい制度を整備します。特に年休取得を長期休業中にまとめて取れるように学校に働きかけるなど、より実効性のある取組を進めます。
これらの取組を総合的に進めることで、時間外在校等時間45時間以内の達成、年次有給休暇10日以上の取得、ストレスの低減、そして何よりも全ての教職員が授業が楽しい、働きがいがあると実感できる環境を目指します。本計画は、学校だけでなく、地域や関係機関と協力しながらこどもたちの学びを支える仕組みを整えていくものです。富士山の麓で富士宮で育つこどもたちの未来のため、教育委員会として現場支援と働き方改革に引き続き取り組んでまいります。
以上、御協議をお願いいたします。
(教育長)
説明が終わりましたので、協議に入ります。
御意見がありましたらお願いします。
(教育委員)
これは国からの方針で計画立案ということになっているかと思います。それを具体化してくれたということなのですが、読んで一番感じたのは、管理職の拘束時間が非常に長過ぎるということについて、あまり触れていないなと思いました。具体的に言いますと、校長先生、教頭先生、それから教諭、全体平均がありますけれども、この時間が教頭先生が小学校、中学校とも圧倒的に多いのです。ここを工夫しないと、なかなか難しいのではないかと感じました。
どうしたらいいかは分かりませんけれども、少なくともワーク・ライフ・バランスや働きがい等に関する目標と書いたときに、ここの部分をぜひ入れてもらいたいのです。管理職の要するに在校時間を減らすことについて、一定の指標をつくるということ。そうしていかないと、なかなか難しいでしょう。
あまり具体的に現在を分からないで物を言っては申し訳ないですけれども、ぱっと見て思ったのは、校長先生とシェアリングがうまくいっていないのではないかと感じるのです。仕事の内容が違うから無理だということももちろんあるのでしょうけれども、やっぱり校長先生にもう少し担ってもらって、教頭先生の束縛する時間をシェアしていただくというようなことはできないのかなと思ったのです。そういったことも含めて、ぜひこの目標の中に管理職の皆さんの責任というのか、要するに軽減について入れていただきたいということを感じました。要望です。
(教育長)
ありがとうございます。
他にございませんか。
(教育委員)
管理職の時間外が尋常ではないというのは、私も前から思っていたのですが、特に今委員がおっしゃったように教頭先生は、簡単に言えば早く来るこどもがいれば、その前に来て学校を開けて、今度は帰るときには、先生方がみんないなくなるまで、最後に教頭先生が鍵をかけて学校を後にするという中で、管理職の中でもかなり仕事量が多いと前から思っています。
そこを軽減するとなると、教育委員会からもいろいろと学校教育課を中心にヒアリングとか、現場をもっと分析して改善につながるような何かを見つけて、これは時間をかけるべき問題ではないので、早急にやっていただきたいと。それについては、私たちも意見を欲しいといえばいつでも来ますので、そういう改善というのは、その先にはこどもたちがおりますので、ぜひ進めてほしいと思います。それが要望です。
もう一つなのですが、教師以外で積極的に参加すべき業務というところがあります。先生ではなくて周りが手を出せば、ここは改善できるというところで、真ん中に学校の体育館やグラウンドの地域開放、これは大変すばらしいことだと思うのです。ただ、学校の先生方がその業務を担っているということと、あとそこで申込みとかそういうのをまとめて、私たち企業人とすれば紙ではなくて、PDFとかメールでそのデータを送って、それで完結なのですけれども、今まだ紙でやり取りしているというようなこともちょっと耳に挟んで、それが本当なのかどうなのか。
紙を印刷して、そこのところへ持っていかなければならない。それは一般の先生ではなくて、管理職の先生が出かけていってやっているようなことも聞いたのですが、それが正しいかどうか分からないので、この機会にその申込みというか、学校施設の在り方、もしかしたら簡単に改善できて、結構効果が上がるのではないかと思って今お聞きしました。
(スポーツ振興課長)
学校の体育館の夜間利用につきまして、主に教頭先生の御協力をいただきながら学校の鍵の貸し借りを実際やっておりまして、また申込みも現在紙でやっているのですけれども、今この改善をまさに図るべく、庁内で検討を進めているところでありまして、今のシステムが令和10年の切替えを予定しておりますので、その際には全てを改善できるような感じで進めているところであります。その辺につきましても、学校の先生方の意見も聞きながら今後やっていく予定でありますので、もうしばらく待っていただくような状況であります。
(教育長)
よろしいですか。できればスピード感を持ってということで、システム的なところはちょっと難しいかもしれないですけれども、それ以外のところで、少しでも何か改良できればいいかなと思います。
(教育委員)
ありがとうございました。
いろいろと学校全体を見れば、システムが必要かもしれませんが、私みたいな一般企業にしかいない人間だと、システムを導入しなくてもメール1本で済むのではないのか。そういう程度の改善で効果が大きいと見て今お尋ねしたのですけれども、そういう動きをもう既にしていただいているというのであれば、そこは大丈夫です。
(教育長)
ワーク・ライフ・バランスや働きがい等に関する目標というところでお尋ねをします。
新規の目標が児童生徒と向き合える授業の時間はというのと、生き生きと教育活動に取り組みというのは、双方目標を100%というふうにしているのですが、この目標とする主体は教育委員会と考えていいのでしょうか。それが1点です。
それから、この新規の目標を二つ加えた理由を教えてください。
それから、今の質問とも重複するところがあるかと思いますが、文科省が言うところの業務の3分類を踏まえた業務の見直しというのが、今委員からお話をされたもの。学社融合もそうで、公民館を主体にして、学社融合の民間の人材を活用して事業を行いましたということで書類を上げるものも、いついつまでに公民館までに上げないとという縛りがあるので、教務なのか、教頭なのか、学校によって担当する人が違いますけれども、非常に大変だと聞くところがあります。
それから、夜間利用の体育館の施設や運動場、グラウンドの施設についても、今スポーツ振興課長がお話ししてくださったように、既にもう見直しを進めてくださっているということなので、非常にありがたいと思っています。
あとは、例えばですが、この間もちょっと話をしたのですが、学校評価の共通項目の基準の中に、本当にこれは教員が担うべき業務なのだろうかというような目標が混じっているので、教育委員会は学校現場のこどもや教職員をサポートする側であるというふうに考えるならば、どのようにしたらよりスムーズにこどもと向き合える時間を確保できるかということを、教育委員会全体でもう一度見直す必要があるのかなと感じています。
3点目になるのですが、児童生徒の休み時間における安全への配慮ということで、その下に「学校運営協議会などを通じて」という文言があるのですが、これは地域学校協働本部事業の間違いなのではないかと読ませていただきました。学校運営協議会の目標は、主体は3つありましたが、学校運営協議会の働きが、保護者や地域ボランティアを募り、こどもたちの昼休みの見守りを依頼しということに直接的につながっているとはとても考えにくいので、いま一度地域学校協働本部事業と学校運営協議会の役割を明確にきちんと頭に置いて、こどもたちの見守りも含めて精査していく必要があるのかなと思いましたので、この3点についてお願いします。
(学校教育課長)
最初に、ワーク・ライフ・バランスの働きがい等に関する目標のところの新規の2つですが、こちらの主語は、授業の部分に関しては教員の割合です。そして、その下の生き生きと教育活動に取り組みというところは、授業を行わない職員も含めてという意味で教職員という意味を込めて、教職員が主語になります。
また、これら二つを新規に加えた大きな理由というのは、こどもたちの最大の教育環境は、やはり先生たちであると感じるところがあるものですから、その先生たちが元気に働きがいを持ってお仕事していただけるような目標であるとか、学校の中心は授業ですので、その授業を楽しいと感じて行ってくれる先生の割合が増えるようにという、そんな思いを持って、案の段階ですが、このような目標を2つ新規で入れさせていただいております。
次の点で、学校運営協議会などという曖昧な表現にしてしまっているのですが、実際に協力依頼をするところは、地域学校協働本部のほうにお願いをして、ボランティアをしてくださる地域の方であるとか、保護者を募るというようなイメージをしておりましたので、御指摘ありがとうございました。
もう一点、学校評価等の中に、これは教員がやるべきものではないものもそこに入り込んでいるので、それを見直しをしたりとか、教員がやるべきものについては、もうちょっとこちらのほうが支援体制を取ってまいるべきではないかというようなことについて、先ほどの新規の二つについても、これらを調査していく項目というのが、現在学校評価の中ではないものですから、学校評価自体の中にもこの文言を入れていくことになりますので、それを含めて再度見直しをしていきたいと思います。
(教育委員)
丁寧に説明してくださってありがとうございました。
この実施計画は、教育委員会ということで出されるわけなので、2ページから3ページにわたる目標については、今御説明いただいたのですが、新規の目標も含めて、教育委員会が教員の割合を100%にしたいし、それから働きがいを実感できる教職員の割合も100%にしたいと思っているということでいいですよね。そのためにいろいろな手だてを講じて学校を応援していこうと思っているというふうに捉えていいですよね。
(学校教育課長)
この計画を読んでいただくと、学校教育課だけでなくて、教育委員会の様々な課にまたがってこの計画が進められていくようになっていますので、委員がおっしゃってくださったとおりです。ありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
(教育長)
よろしいですか。
他にございませんか。よろしいでしょうか。
(「なし」の声)
(教育長)
それでは、各委員からの意見を踏まえ、事務局において本計画の策定に係る議案の提出に向けて取りまとめをお願いします。
以上で協議を終了します。
第8 富士宮市立学校の適正規模・適正配置に関する取組について
(教育長)
次に、「日程第8、富士宮市立学校の適正規模・適正配置に関する取組について」、事務局から説明をお願いします。
(教育総務課長)
それでは、富士宮市立学校の適正規模・適正配置に関する取組について御説明いたします。
今回は、全部で3点報告します。別紙1をお開きください。初めに、芝富小学校の今後を考える保護者との意見交換会について報告をいたします。保護者としては、内房小、稲子小から芝富小にこどもが来る形になるという認識でいることから、芝富小学校の体制としては変わらないため、統合しても困ることはないといった御意見や、統合後の学校名を変更することについてあまり抵抗がなく、むしろよいのではないかという意見、そのほか統合後の支援に関する御意見がございました。芝富小学校に関しては、今後地域住民との意見交換会を開催いたします。
別紙2をお開きください。次に、井之頭小学校の今後を考える意見交換会について報告いたします。井之頭小中学校につきましては、保護者との意見交換会に引き続き、井之頭小中学校の小中一貫校化を提案し、それに関する御意見をいただきました。その中で、小中一貫校化に関しては御賛同いただいたものの、それまでの間の複式学級解消の施策をどう考えているのかといった御意見や、小中一貫校に関するコスト等に関しての御意見をいただきました。井之頭小中学校に関しましては、保護者及び地域住民から小中一貫校に関して賛同いただいため、今後小中一貫校化に向けて研究を進めてまいります。
別紙3をお開きください。最後に、人穴小学校の今後を考える意見交換会について報告いたします。保護者からの意見としては、保護者間では、小規模特認校制度を継続しながら学校を残していきたいという御意見と、将来を見据えて統合に踏み出したほうがという、主に2つに分かれているという御意見をいただきました。また、地域住民からは、統合によって地域が廃れてしまうのではないかという御意見や、主に統合に関する様々な御意見をいただきました。人穴小学校に関しましては、小規模特認校制度を適用して、来年度初めての児童が学校に来ることから、その状況を注視しながら、必要に応じて意見交換会の実施を検討してまいります。
なお、それぞれの意見交換会の詳細は、報告書にてお読み取りください。
説明は以上です。よろしくお願いいたします。
(教育長)
以上で事務局からの説明は終わりましたが、この際、御質問等がありましたらお願いします。
(「なし」の声)
(教育長)
質問はないようですので、終わりにします。
第9 富士宮市立小中学校屋内運動場エアコン設置について
(教育長)
次に、「日程第9、富士宮市立小中学校屋内運動場エアコン設置について」、事務局から説明をお願いします。
(教育総務課長)
それでは、2月市議会定例会、総務文教委員会の所管事務調査として取り上げられました富士宮市立小中学校屋内運動場エアコン設置について御説明をいたします。
まず、経緯及び取組についてですが、委員御承知のとおり、近年全国各地で夏場における記録的な猛暑が続いており、夏場における体育の授業では、暑さ指数を計測し体育の授業を行っているところでございます。そのような中、全国的にも公立小中学校の屋内運動場にエアコン設置する動きが加速している状況にあり、本市においても児童生徒の学校生活における安全安心、それから屋内運動場が災害時の避難所として重要な役割を担っていることから、本市における公立小中学校の屋内運動場へのエアコン設置に関する基本方針を令和7年4月25日に定め、これまで取り組んでまいりました。
これまでの取組としまして、先進地視察を記載のとおり6か所視察をし、検討をしてまいりました。また、地元の業者への説明会として、管工事組合、電気事業者組合、それからLPガス協会に事業のスケジュール感など事業概要について説明を行いました。
令和8年度以降、本格的な事業の開始になりますが、次年度以降の事業の実施についてでございますが、事業の名称及び事業期間は記載のとおりでございます。事業者の選定方法は、公募型プロポーザル方式により事業者を選定する予定でございます。
次に、事業費は総事業費23億1,000万円、令和8年度分につきましては2億1,000万円でございます。
また、財源内訳としては、国庫補助金、学校施設環境改善交付金、それから地方債、学校施設整備基金、一般財源を考えております。
次に、熱源につきましては、LPガス、都市ガス、電気を考えております。避難所としてスペースの大きい中学校につきましては、基本ガスとし、都市ガスが通っている街中については、都市ガスを採用する予定でございます。残りは電気とすることを基本に考えておりますが、キュービクルの改修費用等がかさむところにつきましてはガスを採用するなど、適宜対応をしたいと考えております。
最後に、屋内運動場の空調設備の重要性については、熱中症対策などの児童生徒の安全確保、それから防災拠点としての機能強化が求められております。以上のことから、屋内運動場へのエアコン設置は重要かつ喫緊の事業でありまして、このエアコン設置事業の実施による主な効果とメリットを3点記載をさせていただきました。1点目が熱中症など健康リスクの軽減、2点目が学習環境、授業及び学校行事の質の維持及び向上、最後に災害時の避難所としての機能向上が挙げられております。
説明は以上です。よろしくお願いいたします。
(教育長)
以上で事務局からの説明は終わりましたが、この際、御質問等がありましたらお願いします。
(教育委員)
まず、教えていただきたいのが、総事業費23億1,000万、3年間でこれを全てやるというお話でよろしかったでしょうか。当初、令和8年は2億1,000万、そうするとただ単純に3等分しただけではなく、何かそのやり方等でもしあれば、教えていただきたいです。
(教育総務課長)
こちらの発注方式が先ほど公募型プロポーザル方式ということで、4月に入りまして公募を始めさせていただいて、実際契約できるのが年内ぐらいかなという予測をしております。そんな中で、8年度につきましては3校予定しております。先ほど申し上げたLPガス、都市ガス、電気それぞれ1校ずつの設置を考えておりまして、まず令和8年度につきましては、3校のため2億1,000万という、残りの黒田小を除いた30校につきましては、令和9年度、10年度に振り分けるというような予定でございます。
(教育委員)
ありがとうございます。
この主な効果とメリットというところでも、特にこどもたちの熱中症対策、これは本当に大切というか、やってほしいところなのですが、一番下の災害時のときにも、災害はいつ起きるか分からない。冬場に起きるのか、真夏の本当に暑い中起きるのか、そのときにこの空調設備があれば大変しのぎやすいということで、よく分かりました。
ただ、しかし災害時のときに果たして電気が来ているのかどうなのか、都市ガスがちゃんと来ているかどうなのか、そういうことも多分検討されていると思うのですが、その辺を再度お聞きしたいところです。
(教育総務課長)
委員御指摘のとおり、その点は時間をかけて検討させていただきました。先ほど私が申し上げたLPガス、都市ガス、電気、その3種類を設けさせていただいたのは、リスク分散というところで考えております。まず、中学校についてはガスで、それ以外の小学校は電気とした場合に、仮に災害が起きて電気が遮断された場合、災害が起きて電気が復旧するまでおおむね3日間ぐらいかかるというように聞いております。そんな中で、ガスについては、災害が起こったときに3日間程度動かせるガスを常にタンクのほうにというところで今考えております。
ですので、電気が通っていないときには、ガスでエアコンが稼働するものですから、そういった重篤な患者さんがいる場合には、そちらの避難所に移動していただいて、逆に3日後にガスがなくなり、電気が開通しましたら電気のほうに。ガスのほうも実際道路が寸断されたりすると、ガスが運べないなんていうことも想定されるものですから、ガスのみだけですと、今度電気が通ったときに何の対応もできないというところで、電気とガスということで併用させていただくように今考えております。
(教育長)
よろしいですか。
ほかにございませんか。よろしいですか。
(「なし」の声)
(教育長)
ないようですので、質問を終わりにします。
第10 富士宮市立小中学校水泳授業の方向性について
(教育長)
それでは、次に「日程第10、富士宮市立小中学校水泳授業の方向性について」、事務局から説明をお願いします。
(学校教育課長)
それでは、今後の富士宮市立小中学校水泳授業基本方針案について御説明いたします。
水泳教育は、文部科学省が位置づけるとおり、命を守る力を育てる重要な学習であり、水難事故防止の観点からも欠かせません。本市では、小学校、中学校を通して水に慣れることや、浮く、呼吸といった基礎技能の習得、着衣泳を含む安全確保の学習、水難事故防止に関する知識の理解など、実技と座学を組み合わせた教育を大切にしてきました。
一方で、プール施設の老朽化や猛暑を踏まえた安全管理など、現場は多くの課題に直面しています。
そこで、基本方針として、小学校は実技の授業を継続しつつ、施設が使用できなくなった場合は市民プール等を活用する。中学校では、将来的に座学中心へ移行する方向性とし、当面は施設や安全性に応じて、実技、座学を学校ごとに選択していく方針です。
また、小中学校9年間を通した水難事故防止教育の体系化が必要であり、今後指導内容の接続を見据えて連携して検討を進めてまいります。児童生徒の安全を最優先に、持続可能な水泳教育の在り方を引き続き検証してまいります。
以上、御協議をお願いいたします。
(教育長)
以上で事務局からの説明は終わりましたが、この際、御質問等がありましたらお願いします。
(教育委員)
基本方針については賛成です。
前段の部分でお聞きしたいのですけれども、文科省が示す水泳教育に対する考え方が、例えば体力向上とか健康維持とかという言葉がないのですか。つまりこどもたちの健康、体力向上などの体育能力というか、そういった点の評価が今までされていなかったのですね。
(学校教育課長)
鋭いところを御指摘していただき、ありがとうございます。
決して体力の向上や健康の維持増進という部分がないというわけではなく、それは体育の授業、中学で言うと保健体育の授業全般を通して、そのような力を身につけていくというのが大前提でございます。この基本方針は、水泳に特化してここには記載させていただいているということを酌んでいただけると、非常にありがたいです。
(教育委員)
加えていただくと非常にありがたいです。
(教育長)
それでは、要望ということでお願いします。
いいですか、学校教育課長。
(学校教育課長)
御助言ありがとうございます。
その点についても前段の部分に付け加えさせていただきたいと思います。ありがとうございました。
(教育委員)
海のない市のこどもたちに泳ぎをちゃんと覚えさせたい、それは命を守ることにつながるからということで、50年以上も前に着々と各学校、北部の学校にもプールを造ってくださって、そのときは本当に必要だったのだろうなと思って、こどもたちのためにということで本市では気概を持って、そうやって全校にプールを造ってくださったことに感謝をしています。市民プールの大きいのもできたし、それから民間施設も整った今になって、本当に年間僅か限定された期間しか使わないプールを維持、保持しているのは、本当に大変なことなのだなというのはとても感じています。
防水の緊急時に水をためておく貯水としての役割は、十分にあるかということは理解しているのですが、この時代にプールということは、この基本方針の案に私も賛同しているのですが、非常に難しくて、プール指導もいろいろ各他県でも事故がありますけれども、複数の目で見ていないと、いつ何があるか分からない状況なので、担任が一人で、あるいはペアを組んで二人でという指導には限界があると思っています。
民間のプールを見学に行くと、こどもたちに何メートル泳げるかという目標を設定するのではなくて、浮きもしないけれども、まずきちんと呼吸ができる型を教えるというところを丁寧に教えて、ふっと体が浮いた瞬間には、もう泳ぎ方を身につけているような状態で、共に喜びを分かち合いながらみたいな指導ができているので、現行の学習指導要領に沿って、今まで夏しかプールには入れなかったのですが、もし市民プール等とかほかのプールの活用ができたら、一年中命を守るそういった授業はできるようになるのかななんて思いながら、たくさん実施する必要はなくて、ほかにも大事なスポーツがたくさんあるので、指導要領に従ってということにはなるかと思うのですが、ただやむを得ない。中学校の座学の中にはいろいろあって、AED等命を守る学習の大切さも、もう少し中学生が担うというか、知っていていいこともたくさんあるでしょうから、保健指導等でも十分に水泳の大切さを広めていくこともできるでしょうから、この基本方針でよろしくお願いしたいと思います。
(教育委員)
今回は、先立って黒田小がこういう形で行うということだと思いますけれども、今後使えなくなってしまったところは、徐々にこのような形で進んでいくのだと思います。まだ不確定なことではあると思うのですけれども、今後学校が統合された場合に、スクールバスが必要だというお話もありますので、バスの運用をこういったところにも使えるのではないのかなと思いますので、うまく回っていければいいなと思います。意見です。
(教育長)
貴重な御意見ありがとうございます。
ほかによろしいでしょうか。
学校教育課長、どうぞ。
(学校教育課長)
御意見、御助言ありがとうございました。
昨年3月の定例会の中で、委員から基本的な方向性についてというお話をいただいて、このような形で本日おかげさまでお示しすることができました。先ほど委員からいただいた部分を前段のほうに加味した状態で、これを富士宮市立小中学校の水泳授業基本方針として案をもし取らせていただけるのであれば、ありがたいなと思っております。
(教育長)
そういうことで御異議ないでしょうか。
(「異議なし」の声)
(教育長)
では、そのような形で進めてください。
それでは、これをもちまして2月定例会を閉会いたします。皆様、お疲れさまでした。