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更新日:2026年3月18日

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目次

 

令和8年1月 富士宮市教育委員会定例会(議事録)

日時

令和8年1月22日(木曜日)
開会:午後1時30分 閉会:午後2時48分

場所

市議会第2委員会室

出席者

教育長、教育委員及び説明のための事務局職員

議事日程

第1 会議録署名委員の指名について

第2 教育長報告

第3 協議事項 特別支援学級等の通学区域の変更及び富士宮市立小中学校通学区域審議会への諮問について

第4 富士宮市文化財保存活用地域計画の認定について
 

開会

令和8年1月定例会の開会を宣告し、会期を1日として決定。

第1 会議録署名委員の指名について

会議録署名委員に、藤田委員及び深澤委員を指名。

第2 教育長報告

新年の挨拶
 はじめに、新年の挨拶についてです。岳南朝日新聞、教育長新春挨拶よりということで、例年ですと元旦の日に記事が載るのですけれども、今年は1月10日付で岳南朝日新聞に掲載されました。富士市の教育長と一緒に並んで掲載されて、御覧になってくださった方もいらっしゃるかなと思いますが、改めて新年の挨拶に代えてということでお配りさせていただきました。
 タイトルは「幸せ感じる富士宮のこどもを目指して」ということで、実際には記事のタイトルは変わっていまして、「夢を持って生きる子を育む」というタイトルに、記者の方がつけてくださいました。思いがあって「幸せ感じる富士宮のこどもを目指して」にしましたが、諸事情があってそこは変わってしまったのですが、その思いを前半の部分で述べさせていただきましたので、またお読み取りいただければと思います。
 今日は、後半のことについて触れさせていただきます。今年にかける私の思いということを皆さんとこの場で共有したいというところがございます。令和8年度は本市の教育の方向性や重点的に取り組む教育施策を示した第3次富士宮市教育振興基本計画の最終年度となります。これまでの5年間の評価を丁寧に行うとともに、令和9年度から始まる第4次富士宮市教育振興基本計画策定に向け、着実に準備を進めます。
 教育を取り巻く状況は、時代とともに複雑、多様化しており、変化の激しい社会に柔軟に対応するため、さらなる進化が求められています。富士宮市の教育もまたマイナーチェンジ、教育内容の変更にとどまらず、フルモデルチェンジ、体制全体の見直しを遂げる時期が来ていると感じていますという以前のもの、5年間のものから、次の新しいものに移り変わっていく、過渡期的な時期でもありますので、前のものをしっかり実行して、評価をしていくということと、新しいものにつなげていくという1年になるかと思いますので、そういった姿勢で教育行政を皆さんと一緒に進めていけたらと感じているところです。
 その転換期において鍵となるのは縦横の連携です。今まで縦の接続、横の連携というワードを使っていました。横の連携は変わらないのですけれども、縦の接続という部分だとどうしても言葉のニュアンスとしてはつながりの部分だけを大切にしていくというところに重点を置きがちですが、それよりももっと全体的に縦も連携していかなければならないだろうということを意識して、縦横の連携という言葉を今回使わせていただきました。児童生徒の発達段階に応じた縦の連携では、幼保こども園、学校種間の緊密な協力と切れ目のない円滑な接続を重視します。また、様々な教育力を生かす横の連携では、学校と家庭や地域、専門機関、民間企業等との協力や教育と保健、医療、福祉分野との協働を一層進めていきますということで、教育部、教育委員会と、午前中もありましたけれども、市長部局との連携をしっかり取っていくということの大切さを改めて感じているところです。そのような思いでおりますので、教育委員の皆様にはまた御理解、御支援、御協力を賜りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

感染症の状況報告
 次に、その他で、最近の感染症の状況をお伝えします。インフルエンザA型とB型が混在しているような状況ではやっています。特に中学校で今、学級閉鎖を行っている学校が、今日の時点ですけれども、第一中学校、第三中学校、富士根南中学校でございます。小学校は、今日時点で閉鎖している学校はございません。3年生に感染が広がっているというところが少し懸念しているところです。2月の3日、4日が私立校の入試日になっていますので、感染が広がらなければいいなということで、早めの感染拡大防止のための学級閉鎖ということで御理解いただければと思います。

第3 協議事項 特別支援学級等の通学区域の変更及び富士宮市立小中学校通学区域審議会への諮問について

(教育長)
 それでは、次に「日程第3、特別支援学級等の通学区域の変更及び富士宮市立小中学校通学区域審議会への諮問について」を協議いたします。
 協議に当たり、事務局の説明を求めます。

(学校教育課参事)
 今回、御協議いただく事項は、特別支援学級等の通学区域の変更及び富士宮市立小中学校通学区域審議会への諮問についてです。
 特別支援学級自閉・情緒の新設について説明いたします。こちらは、令和8年度から富士宮第一中学校に自閉症・情緒障害の特別支援学級を新設するため、通学区域を変更するものです。現在、中学校における自閉症・情緒障害の特別支援学級は、富士宮第二中学校、富士宮第四中学校、北山中学校の3校にございます。そうした中で、富士宮第二中学校には現在、10名の生徒が在籍しており、他校と比べ多い人数となっております。また、黒田小学校の自閉・情緒学級の6年生児童が、来年度から中学校に進学することになります。以上のことを踏まえまして、富士宮第二中学校特別支援学級生徒数の大規模解消と富士宮第一中学校区に居住する生徒の通学の負担軽減につなげるため、富士宮第一中学校に自閉・情緒の特別支援学級を設置するという通学区域の変更案です。
 以上については、来週1月28日に開催される富士宮市立小中学校通学区域審議会に諮問するものです。その後、審議会からの答申による最終案について教育長決裁を受けまして、最終的に2月の定例会で報告することを予定しております。
 以上、よろしく御協議の上、御決定をお願いいたします。

(教育長)
 説明が終わりましたので、協議に入ります。
 御意見がありましたらお願いします。

(教育委員)
 第三中学校の現在、第二中学校区に通っている生徒が、第一中学校のほうへと通うというような形になるということで合っていますか。

(学校教育課参事)
 現在、富士宮第三中学校区の野中2区などから第二中学校に通っている子について、例えば小学校区は黒田小学校なので、黒田小学校は主には第一中学校に行きますので、そういった意味で第一中学校ということで変更させていただきたいと思っています。

(教育長)
 他にございませんか。よろしいでしょうか。

 (「なし」の声)

(教育長)
 ありがとうございました。
 それでは、教育委員会として対象となる学校の通学区域の変更について、富士宮市立小中学校通学区域審議会に諮問するということでよろしいでしょうか。

 (「異議なし」の声)

(教育長)
 御異議なしと認めます。よって、本件について富士宮市立小中学校通学区域審議会に諮問することといたします。

第4 富士宮市文化財保存活用地域計画の認定について

(教育長)
 次に、「日程第4、富士宮市文化財保存活用地域計画の認定について」、事務局から説明をお願いします。

(文化課長)
 令和5年度から教育委員会にも報告をさせていただいておりました富士宮市文化財保存活用地域計画につきまして、12月19日に文化庁で認定がされました。教育委員会では、昨年3月にパブリックコメントのための素案を配布させていただきまして、その後、国などの指摘事項などについて対応し、今回完成したものが認定されました。
 この計画は、富士宮市の文化財の適切な保存と活用の推進のため、その方向性と取組の内容を示すマスタープランかつアクションプランで、令和8年度から10年間の計画となります。目指すべき将来像に向けて、方針ごとに72件の措置についてまとめています。重点的に行う措置として、(仮称)富士宮市立郷土史博物館事業や世界遺産構成資産の環境整備事業を設定しています。現在、冊子の作成作業をしておりますので、3月の教育委員会の際に配付させていただく予定です。
 説明は以上です。

(教育長)
 以上で事務局からの説明終わりましたが、この際御質問等がありましたらお願いします。

(教育委員)
 先ほどの総合教育会議でも発言させてもらいましたが、郷土史博物館の整備について、地域計画に位置づけられているということであり、重点措置としてこの事業を取り扱うという文面になっておるわけです。どのような書きっぷりになっているのか分からないものですから、何とも言えませんが、つまり他市町の地域計画とは大きく違うのが、新たに博物館を造り、保存活用を進めるのだという富士宮市の積極的な施策がその中にどのくらい書き込まれているのかということが心配なのです。
 先ほども申し上げましたけれども、博物館整備に関してこの地域計画の話が一言も触れていないのです。同じ部局でやっていきながら、それはあり得ないのだろうと思うのです。よほど意識的に外しているのか、もしくは意識がそこまでいっていないのか。非常に不思議に思うところなのです。つまりどちらの計画を進めるに当たっても、プラスで非常に有効な手法だと思うのです。それを使わない手はないだろうし、根本的に言ったら、まさしく文化財の保存活用ですから、博物館そのものの中心的課題です。そのことがやっぱり説明会もそうだし、文書でもそうだし、抜けるということについては非常に残念に思っています。
 行政上、気がつかなかったり、あるいはそういったところで行き届かない点があろうかと思いますが、特に委員会は別でやっているときに、そういうことを事務局から提案してやらないと、専門家の先生方はそのところだけ集中してやってもらっているわけですけれども、市全体の施策としてのバランスは事務局の責任だと思うのです。そういうところは、残り少ない時間ですけれども、これからもぜひ努力していただいて、双方の中で位置づけがはっきりすれば、計画にとっても、あるいは具体的な博物館の整備事業にとっても有効な市民に伝える手段、あるいは基本的なスタンスをぶれることなく進めるというフレームの部分として認識をするような努力をこれからしていただきたいと思います。

(教育長)
 今後の取組の要望ということでよろしいでしょうか。何かありますか。

(文化課長)
 本日の総合教育会議でお配りした資料で、第4回の策定委員会までで検討した資料をまとめたものとなっておりまして、冊子にする際には前段のところにそういった計画の位置づけというところも必要かと思いますので、今の御意見をいただきましたので、そういったページもつけて、しっかり示していきたいと思います。ありがとうございました。

(教育長)
 御意見ありがとうございます。
 他にございませんか。よろしいでしょうか。

 (「なし」の声)

(教育長)
 ないようですので、質問を終わりにします。

教育委員報告

(教育長)
 先ほど全ての案件は終了しておりますが、ここで教育委員報告がありますので、順番に報告をお願いします。

(教育委員)
 まずは、学校における働き方改革のグループと、それから公立小中学校の適正規模・適正配置についてのグループワークに参加をさせていただきました。資料にグループワーク等で発言された内容が列記されていますが、文部科学省は令和8年度中に中学校の35人学級や、養護教諭は800人という基準があり、養護教諭の複数配置基準を50人ほど下げてという御説明はあったのですが、これはもう本当に年度末の予算がどのように、いつ確定するかにもよるので、財務省との調整の中でどのようになるか分からないなと思ってお話を聞かせていただきました。ただ一つ言えることは、文部科学省は働き方改革を非常に前向きに、牛歩の歩みになるかもしれないけれども、前へ、前へということで考えているということ、それから調整額が4%から10%になんていうお話もありましたが、文部科学省の人が言ったのですが、定額働かせ放題という話をしていましたが、それは依然として変わらない状況にあるという、非常に難しい問題がたくさん山積しているようでした。
 最後のところで、ある学校の学校評価を見させていただきました。教員には文部科学省が言うように、教師の職務だが、負担軽減を促進すべき業務と、教師以外が積極的に参画すべき業務と、学校以外が担うべき業務、その三つに分類されているのだということです。それを改善する中で、働き方改革を進めていきたいという話なのですが、学校評価の項目に恐らく教師以外が積極的に参画すべき業務や学校以外が担うべき業務、そういうものが同等と書かれている以上、教員はそれに取り組む以外にないなと思っていて、そういった評価項目自体も本当に教員が取り組むべき大切な事柄なのかどうかということを見直す必要のある時期に来ているのだなということを参加して思いました。やはり全員が改めて学校の教職員が児童生徒と向き合える時間の確保をいかに進めていくかということを、また真剣に取り組んで考えていく時期なのだなと学びました。
 公立小中学校の適正規模・適正配置については、グループの中に10年前に教育部長をされていた方がいらっしゃって、今は教育長をされているということでお話あったのですが、教育部長時代に学校再編を計画したのですが、大失敗だったという話をしてくださって、原因は教育委員会主導で計画案を出したり、地域住民や保護者、こどもの声に耳を傾けることがなかったのだというお話でした。10年たって教育長になって、今丁寧に進めているということでした。まずは、こども基本法にあるように、こどもの声に耳を傾けることはとても重要だと認識したので、保護者や地域住民の話をしっかり把握するところから始めたということで、本市の取組と非常に似ていて、教育総務課の皆さんが丁寧に、教育長をはじめ皆さん、説明会だとか懇談会だとか計画をして、参加をしてくださっている。それは確かに間違いではなくて、とても重要なことなのだということを認識いたしました。
 その中で特異だったのは、教育長自身がこどもの意見を聞くために小学生、中学生とリモート等もあったそうですが、授業をやったということです。学習課題としては学びの在り方というテーマで、アンケートでこどもが今の学校に満足していますなんて幾ら聞いても、こどもの考えですからほかと比較したり、考えを述べるというのは非常にアンケートだけでは難しいと。そこで、こどもの本当の声を知るために授業をして、その授業の意見を聞きながら、本当のこどもの幸せなり、学校づくりをするにはどういったことに配慮しなければいけないかということを聞き取る、そういうことに取り組んだというお話で、非常に勉強になったし、大人が思いつかないようなこどもの本音を聞くことができてとてもよかったと。
 もう一つ良かったのは、その声を保護者説明会だとか、地域住民の説明会に持っていくと、反対だった人たちもなるほどというふうに賛成側に回ってくれる方が非常に増えてというお話をしてくださったのが目からうろこでした。
 それから、組織については、教育長がプロジェクトチームを結成して、名前は教育政策課としたということなのですが、指導主事を2人入れて行政職を7人で、こどもから学ぶ授業案の計画だとか、教育の視点で物を考える人が大切だという考え方、それから都市計画等あらゆる部局との懇話会も開いたり、設計に入った段階では学校の特性を考慮した校舎設計というものに意見を生かすことができたなんてことで、それから最後におっしゃっていたのは複合施設、公民館機能だとか図書館の整備だとか、あらゆる複合施設を一緒に学校の中に取り込むと、地域住民の賛成は非常に得られやすいことが分かったという話をしてくださって、まさに学校というのは学校運営協議会、コミュニティ・スクールといいますが、地域の核である。それは、この小さな学校を守りたいという思いをまた広げて、私たちの生活に生かす学校づくりにしてほしいというふうに拡大して救うことができるというお話をしてくださったので、非常に勉強になりました。
 午前中の総合教育会議の博物館もそうだし、学校づくりも、ただ物を造るのではなくて、そこに人々の心を大切にしながら生かすという方向で計画することがとても大事なのだなと学ぶことができて、非常に有意義な研修会でした。そこに最後に、30年、40年先を見据えての日本の改革につながるのだなとも思いましたので、またどこかでこんな考え方、今日学んだことを生かしていただけるとありがたいなと思いました。

(教育委員)
 私も同じように、グループは違いますけれども、同じ2テーマ、オンラインで参加をいたしたところです。
 最初に、学校における働き方改革に関しては、五つの市の教育長、教育委員の参加でやったわけですが、時間が45分で、ちょっと短くて、5人だと多過ぎるなという感じがまずありました。その中で限られた中での発言でありましたけれども、各市町、大変様々なトライアルをして、進めているということでありましたが、全体的にやっぱり働き方改革は徐々に進んできているということが、例えば学校に残っている時間数などのアンケートについても、各県とも減ってきているということがありましたが、一方その中でこれ以上進むことが可能かどうか、あるいは現在の形で教師も、それからこどもたちも満足するような成果が得られるのかというようなことになりますと、やはりいろいろな不安があるということで様々な意見が出ておりました。
 その中で私が発言したのは、先生方の意識の持ち方が非常に重要ではないかという発言をさせていただきました。それは、先生方個人の責任だという意味ではなくて、先生方が仕事をする上での環境づくりを含めた対策が取られているかどうかが重要ではないか。その中で先生方の意識が変わっていかない限り、やっぱり遅くまで残業する人はするから、作り込んだ資料を作りたいという気持ちのある人は、どうしてもその時間をそこに割いてしまうということは、なかなか変わっていかないのではないのかというようなことを申し上げたところです。
 一つは、保護者との対応のために留守番電話で時間を区切って、ある一定の時間から後は教育委員会に直接つなぐという方法を取ることによって、非常に時間数の削減が図られたという市町もありました。富士宮市は既にそのことはやっておりまして、もう数年前に私もその発言を全国でしたわけですけれども、中にはそんなことをして大丈夫ですかなんていうふうにおっしゃる市町もありました。しかしながら、それがかなり有効なきっかけだったということについては、今回も改めて確認をしたところであります。
 先ほど申し上げた点からいいますと、先生方にも何時から何時までは、つまり1時間なら1時間、この間で翌日の教材を作ってくださいね、あるいは自分自身がこの間で作るという意識を先生が持たない限り、それはやればやるほどいい資料ができるし、やればやるほどうちへ帰る時間は遅くなるしというところが、今改めて僕は見直す必要があるのではないかということで、そこは先生方の意識を変えていただきたいということ。それは、一つは評価が、いい授業をする、将来嘱望される教職員の姿というのが、頑張りもあるし、人間関係についても柔軟であるし、それから保護者に対しても、あるいは関係機関に対しても極めて効率的だということで評価がされれば、その環境を変えない限りは、先生方はどうしても自分の意識を変えたくても変えられないと思うのです。だから、教育長もそうですし、それから校長先生方もそう、管理者の皆さんもそうだけれども、やっぱりそこも一つの指標にしていく。今まではそんなことをやると、その人の意欲を削るとか、あるいは管理権の乱用だとか、いろいろなことがあると思いますけれども、もうそういう時期に来ているのではないかと。限られた時間で、どのくらいいい仕事をするのかという見方を評価の一つのステップにしないと、なかなかその中で一生懸命働いている先生については、自分の意識を変えたくても、分かっていても変えられないというような問題があるのではないかというようなことを申し上げたところであります。これは、私は教職員の経験がないので、乱暴なことを言って申し訳ないけれどもということを前提に話をしました。
 それから、もう一つの適正化については、これは逆に3名のグループでした。非常に時間があって、いろいろな話ができてよかったのですけれども、特に富士宮市で話をしたのは、統廃合、適正化について、統廃合と言わずに適正化について、地元と様々な形で話合いをしてきました。その中で、自然と少子化する、あるいは地域の人口が減っていく、この中でどうしたらいいのかということを地域の方々が理解をしていただけるようにだんだんなってきたという経験をお話させてもらいました。それについては、やはり時間をかけてそういうようなことでステップを踏みながら、何度も繰り返し話をしていくことが必要だということで了解を皆さんからいただいたところです。
 それから、その中の具体的な例として、富士宮市の場合にはまず複式学級の解消を具体的なテーマとして地元でも話をしましたし、そこをまず最初に我々が取るべき対応だということで進めてきたというようなこと。それから、もう一つ、例の小規模特認校の話を、2度目の小規模特認校の認定を行い、来年においてはそれが二つ目の事例として具体化しようとしているという話もさせてもらいました。つまり何かというと、具体的なそういうテーマを持ってステップを踏みながら、繰り返し説明することが一番早い道、早い理解を得ることにつながったのではないかということを私は話をさせてもらったのです。皆さん、そこは賛同いただいたところであります。
 ただ、例えば複式学級について見ますと、加須市で11万1,000の中で1校だけそういう事例があるだけなのです。それから、生駒市においては11万6,000ですけれども、1校もないそうなのです。だから、言ってみたら、地域ごとにテーマは違っていいだろうなというふうなことだし、ある意味今回の文部科学省の資料でありますけれども、標準規模の学校という言い方をしているのです。つまり1つの学校のクラスが12から18学級ある学校のことを標準規模を満たした学校と、こういっているというわけです。しかし、そもそも文部科学省でそのようなことで標準を決めることがおかしいのではないか。特に、適正化の議論はボトムアップで議論しようとするときに、地域によって標準規模が違うではないかというようなことをお話ししました。
 最後に、文部科学省の教育制度改革室の菊池係長がまとめを言ってくれたのですけれども、彼のほうから適正とか標準化ということを地域ごとの判断に任せたほうがいいのではないかという議論があると。したがって、国で適正とか標準を決めて、さあ、皆さん話し合ってねというやり方は現状に合っていないのではないかということをおっしゃっていただきました。
 その中で、これから適正化を進めるに当たって、そのキーワードが3つあるという話でした。一つは広域化です。つまり一つの市町村で考えないほうがいいのではないかというようなこと。それから、「統合化」、つまり小学校、中学校、高校の学校単位を、縦の系列を統合化する方向はどうなのかということ。それから「現在化」がありまして、この適正化に対する手引を平成27年につくって、皆さんにお示ししたけれども、もう既に10年たったので、そのような手引に縛られないように、現在の状況に合わせた対応をお願いしたいということが現在化ということで三つのキーワードを言われていました。これも文部科学省が言っているだけで、聞いているほうはそうはいってもなかなかそうはいかないという印象でしたけれども、そんな話をさせてもらいました。
 先ほどの委員のお話にありますように、全国の市町の教育委員の皆さん、教育長の皆さんからお話をいろいろ聞くと、大変参考になることがありました。できれば対面でやることのほうがもっといいわけですけれども、このような機会はほかの委員もぜひこれから機会があれば参加いただきたいし、それからこの資料についてはユーチューブを中心に国からもう既に配信されていますので、関係の皆様はぜひ御覧いただきたいと思います。

(教育長)
 ありがとうございました。協議会への御参加、そして御報告ありがとうございました。今後の施策を進めていく上で、お二人のまた御報告を参考にしてまいりたいと思います。
 これをもちまして1月定例会を閉会いたします。皆様、お疲れさまでした。

閉会

お問い合わせ先

教育総務課総務係

〒418-8601 静岡県富士宮市弓沢町150番地(市役所6階)

電話番号:0544-22-1182