令和4年度
2022年11月25日掲載
副市長の公務について掲載しています。
近江八幡市訪問「お水返し」(令和4年11月7日)
富士宮市と夫婦都市である近江八幡市を富士宮市観光協会小川登志子会長、石田寛二副会長他と共に訪問しました。近江八幡市とは夫婦都市提携をしてから55年、金婚式も過ぎた長い交流の積み重ねがあります。(詳しくは「副市長コラム(平成27年度分)」をご覧ください。)私も何回か訪問しましたが、訪れるたびに、富士宮市にはない歴史と景観、文化、街づくりを感じます。
今回の訪問は、「富士と琵琶湖を結ぶ会」の恒例行事として、7月に琵琶湖の水を浅間大社(本来は富士山頂)に献水していただいたので、今度は富士宮市から富士山の湧水を持参して琵琶湖に献水する「お水返し」を行いました。秋晴れの琵琶湖湖畔は、紅葉し、湖面は穏やかで遥かかなたまで広がり美しく、さすが日本一の湖だと改めて感動しました。昼食は、最高の近江牛のフルコースをいただき、帰りには、まるでジブリ映画に出てくるような草に覆われたお菓子店「ラコリーナ」に立ち寄りました。平日にもかかわらず、レジには長い行列ができて会計に30分かかるほどの賑わいでした。さすが、近江商人の発想と力はすごいとまたまた感動しました。
アマダ富士宮テクニカルセンター訪問(令和4年9月28日)
アマダ富士宮テクニカルセンターの期間限定常設展に市長、関係部長等と訪問しました。アマダ富士宮事業所は、上井出IC東側の広大な自然の中にあるアマダグループの最先端の研究、開発、製造拠点です。展示場では、大きく、厚く、硬い鋼板を、最新のレーザー技術等により「切る、曲げる、付ける、あける、形成する」工程を見ることができました。
いずれも、従来の工法では熟練の技術、長時間を要したものが、目の前で、短時間・正確・最上の仕上がり・安全に出来上がり、驚きの連続でした。これらの機械はすべて最新のIT技術が駆使されており、製品チェックもAIが行い、どの部分をいつ、誰が担当したかもICカードで分かります。
建物内は、空調が行き届き、清潔で、一般の工場のイメージとは全く違いました。説明、オペレーションをしていただいた社員の方々は、若く、有能で女性も多く、アマダは、これからの日本の産業の方向を示すトップランナーだと感じました。このような企業が富士宮市にもっと立地していただけるよう市としても頑張らなければいけないと強く思いました。
ふじのみや未来塾(令和4年7月2日)
富士宮のまちづくりに何か始めたいと考えている6グループのプレゼンテーション(市主催ふじのみや未来塾)に出席しました。
初対面のメンバーがチームを組んで5回のワークショップ。自分たちでできることを企画し発表しました。最後に講評を依頼されたので、こちらも真剣に聞きました。
第1グループは放置された竹林を切り開く体験イベントや流しそうめんなどの竹プロジェクトの企画。第2グループは、歩いてみたくなる商店街となるように清流を生かしたアジサイによる彩りの企画。第3グループは、一人暮らしの人たちが料理1品を持ち寄る「おかずシェア」、婚活にもつながる企画。第4グループは、花屋さんや葬祭会館で捨てられている花を集めて香水エキスを抽出し商品化につなげようという企画。第5グループは、耕作放棄地での週末副業を呼びかけ趣味の野菜づくりをビジネスに結び付ける企画。第6グループは、観光客を呼び込むための情報をインスタグラム、ハッシュタグ等を活用してバズ(buzz)らせようという企画でした。
いずれのグループの企画も行政や他人任せではなく、自分たちでできる方法を考え、提案していることが新鮮でした。久々にワークショップのプレゼンテーションを聞いて、楽しく、ワクワクしてきました。
富士山フォーラム(令和4年6月17日)
一般社団法人富士山フォーラムの、まちづくり部門総会に出席しました。富士山フォーラムは、いままでに様々なイベントや富士山五合目休憩施設運営などを行ってきたNPO法人や市民団体が、それぞれの活動を持ち寄って一つの社団法人となったものです。
主なメンバーは、富士宮市のまちおこしに長い間かかわっていただいた方々で、みなさん実力者ぞろいです。令和4年度の事業計画も、ウルトラトレイル、富士山精霊流し、環富士山名物グランプリ、田貫湖まつりなど楽しい企画が満載です。市としても、富士山フォーラムの皆さんと一緒になって、富士宮市の賑わいづくりや魅力発信に全力で頑張ります。
富士山ネットワーク会議(令和4年5月25日)
5月24日、富士宮市、富士市、裾野市、殿場市、小山町の首長で構成される富士山ネットワーク会議に、急な用務で行けなくなった須藤市長の代理で出席しました。
会場は、御殿場市の「遊RUNパーク玉穂」。広大な芝生広場や多目的ルーム、クロスカントリーコースが整備されたすばらしい施設でした。自衛隊訓練施設が所在する玉穂財産区の収入を活用して建設したとのことでしたが、時折響く大砲の音は強烈でした。会議では、まず、富士山ネットワーク会議 「ゼロカーボン宣言」が行われ、富士山麓における森林の保護、再生可能エネルギーの導入、公共交通の利用促進などの取り組みを推進することが謳われました。その後、フリートークとなり、新型コロナウイルスワクチン4回目の摂取、コロナ禍におけるイベント実施方針、鳥獣被害対策などについての意見交換が行われました。
普段、近隣市町の首長の方々とお話しする機会はほとんどないため、緊張感の中にも有意義で貴重な体験となりました。
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