世界遺産としての富士山へ

世界遺産富士山

静岡県富士山世界遺産センター

2020年08月07日掲載

2013年(平成25年)6月にユネスコの世界文化遺産に登録された「富士山ー信仰の対象と芸術の源泉」を後世に守り伝えていくための拠点施設「静岡県富士山世界遺産センター」について紹介します。

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静岡県富士山世界遺産センター

静岡県富士山世界遺産センター静岡県富士山世界遺産センター

1, 静岡県富士山世界遺産センターの目的

鑑賞も、体感も、感動も。

静岡県富士山世界遺産センターイメージ鳥瞰図イメージ鳥瞰図

静岡県富士山世界遺産センターは、2013(平成25)年6月にユネスコの世界遺産に登録された「富士山─信仰の対象と芸術の源泉」を後世に守り伝えていくための拠点施設です。当センターでは、「永く守る」「楽しく伝える」「広く交わる」「深く究める」の4つの柱を事業として、国内外の多くの方に歴史、文化、自然など、富士山を多角的に紹介します。

2, 基本コンセプト

「永く 守る」 富士山の普遍的価値を次世代に継承していく (保護・管理)
「楽しく 伝える」 富士山の多彩な価値を体系的にわかりやすく展示 (展示・情報発信)
富士山の「楽習」の機会を提供していく (学習支援)
「広く 交わる」 観光・学術・芸術など、富士山を通じた交流機会を創る (交流促進)
「深く 究める」 富士山の調査研究活動を進め、学術的知見を深める (調査研究)

3, 施設の特徴

富士山への「畏敬」をカタチに。

当センターは、展示棟、北棟、西棟の3棟で構成しています。
中央の展示棟は木格子で覆われた逆円すい形のユニークなフォルムが特徴です。その内側は、らせんスロープになっていて、壁面に投影される富士登山道の風景を楽しみながら富士登山を疑似体験できます。木格子には、「富士ひのき」を使用しています。

静岡県富士山世界遺産センター施設の機能図

平面計画
北棟、西棟、展示棟の3棟から構成され、中央の展示棟は木格子で覆われた逆円錐形の特徴的な建物で、その内部は螺旋状のスロープになっている。壁面に投影される四季折々の映像を楽しみながら富士登山を疑似体験できる。

富士山眺望
最上階の展示スペースからは、富士山を一枚の絵のように眺めることができ、カフェ・レストランも利用できる。

県産材活用
展示棟の外壁・内壁となる木格子に県産木材を使用。

省エネ化
地下水を水盤に利用するとともに、空調の熱源にも利用するなど、最大限の省エネ化を目指す。

外構計画
センター前面に湧水を引き込んだ水盤をつくり、建物の象徴である逆さ富士を水面に表現するとともに、浅間大社とのネットワークを形成する。

4, 利用案内

名称 静岡県富士山世界遺産センター
(Mt.Fuji World Heritage Centre , Shizuoka)
開館時間 9:00 ~ 17:00 (7,8月は18:00)
※最終入館は、閉館30分前
閉館日 毎月第三火曜日、施設点検日
観覧料(常設展) 一般300円(団体200円/人)
※大学生以下、70歳以上は無料
住所 〒418-0067
静岡県富士宮市宮町5-12
電話番号 0544-21-3776
HPアドレス http://www.mtfuji-whc.jp
アクセス 【電車でお越しの場合】
JR身延線富士宮駅から徒歩8分
【自家用車でお越しの場合】
新東名高速道路新富士ICから約10分
東名高速道路富士ICから約15分
道の駅朝霧高原から約35分
清水港から約50分(東名高速道路清水IC経由)
※駐車場は、富士宮市営の神田川観光駐車場(有料)をご利用ください。

5, 施設概要

施設規模 敷地面積 約7,000平方メートル
延床面積 約3,410.98平方メートル
建築設計 株式会社坂茂建築設計

6, センターに関する問い合わせ

静岡県富士山世界遺産センター
〒418-0067 静岡県富士宮市宮町5-12
電話 0544-21-3776 / ファックス 0544-23-6800
メール mtfuji-whc@pref.shizuoka.lg.jp

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