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キッズゲルニカ富士宮プロジェクト

2022年02月06日掲載

富士宮市では、キッズゲルニカの制作を進めています。

キッズゲルニカとは

スペインの画家ピカソが、ドイツ空軍による無差別爆撃を受けたまち、ゲルニカの悲惨な状況を描いた絵画「ゲルニカ」にならい、縦3.5m×横7.8mの大きなキャンバスに、子どもたちが平和のメッセージを込めて描く国際的なアートプロジェクトです。

富士宮市は、このプロジェクトの趣旨に賛同し、市内の小・中・高校生がキッズゲルニカを制作しました。

富士宮東高等学校の制作風景

大富士小学校の制作風景

富士根南小学校の制作風景

制作者

今後の展示スケジュール

市役所1階 市民ホール

日時 展示作品
9月20日(火)~30日(金) 富士宮第四中学校
南部公民館
11月1日(火)~10日(木) 富士宮第四中学校
南部公民館
ウクライナ

中央図書館

日時 展示作品
11月1日(火)~10日(木) 富士宮東高等学校

総合福祉会館

日時 展示作品
11月1日(火)~10日(木) 大富士小学校
富士根南小学校

市民体育館 (産業フェア)

日時 展示作品
11月19日(土)・20日(日) 全作品(5作品)

作品一覧

県立富士宮東高等学校 「問題と平和の対談」

県立富士宮東高等学校の作品

現在のウクライナ問題を“他人事”にしていませんか。
私たちは、ただ平和を願うだけでなく、物事の起こりや各国の思想について考え、今回のゲルニカ制作に取り組みました。
画面の左から右へ、悲惨な現場から平和な世界への移り変わりを表現しました。左上の文字はウクライナ語で“他人事ではない”。右側の文字は“世界平和のために私たちができること”と書いてあります。
その“私たちができること”というのを最後の晩餐の構図を使い、対話を通して解決への糸口を見つけていく場面を描きました。
世界平和のためにできることを、皆さんで考えましょう。

大富士小学校 「みんな、ひとつの♡~Our heart will be the one.~」

大富士小学校の作品

大富士小学校には、10以上の様々な国にルーツを持つ、多文化の外国籍等児童が在籍しています。日本に初めて来た時は、みんな不安で心細く思っていました。でも、クラスの友達が優しくしてくれたことで、安心して学習や生活を送ることができました。
今回、キッズゲルニカに参加したことで、国の違いにこだわることなく、世界中の誰もが仲良く「ひとつ」になれるよう、絵に願いを込めました。
ハトは、ノアの箱舟に世界の安全を伝えるオリーブの葉をくわえ、ヒマワリは世界の平和、カラー(花)は純情を、桜は日本から平和を願っていることを、旗は国旗ではなく(国の違いにこだわらず)虹の色の旗、そして、虹と桜ふぶき、風にのる種は、富士山が見守る富士山の麓から、みんなが同じ空の下で心をつないで、誰もがいい雰囲気に混ざり合ってほしい、大富士小学校のように幸せと平和のあつまりに世界中を巻き込みたい、という願いを込めて描きました。

富士根南小学校 「とどけ!富士根南小学校から、笑顔・思いやり、そして世界平和への願い」

富士根南小学校の写真

富士根南小学校では、外国語委員会を中心に作品の構想を練り、4年生から6年生まで160人のボランティアと一緒に平和への思いを込めて、この「キッズゲルニカ」を完成させました。
今、世界各地では様々な理由で苦しんでいる人々がたくさんいます。私たちは、美しい富士宮の風景の中で、笑顔で楽しく遊ぶ私たち自身の姿を描き、「誰もが笑顔になれる平和の大切さ」を世界に伝えたいと思いました。
空には富士山から広がり、世界の国々をつなぐ「虹の架け橋」を描きました。中央には「笑顔の地球」を描き、世界中が笑顔であふれる様子を表現しました。野原一面には、平和を意味する「デージーの花」を富士根南小学校の全校児童の数だけ(1,023人)心を込めて描きました。
この絵を見た多くの人々が、世界の平和につながる「笑顔と思いやりの心」の大切さに気付いてもらえたらうれしいです。

富士宮市立第四中学校 「贈る・つながる・結ぶ」

富士宮第四中学校のゲルニカ

【贈る】
平和へのメッセージを発信するために子どもたちが大きな絵を描くという「行動」こそが、キッズゲルニカプロジェクトが世界中で広まっている理由だと思いました。「想いを実現するために行動すること」を「花を贈る」というデザインで表現しました。
【つながる】
つなげようとしなくても、また、直接会わなくても、さまざまな方法でつながってしまう世界で生きている私たちは、情報による「世界とのつながり」を実感しています。背景に描いた「七宝」という吉祥紋に「輪(和)をつなぐ」という意味を込めました。
【結ぶ】
日本で発達した「結ぶ」という文化や考え方は、平和的な関係を築くことにつながると思いました。背景の水引には「末永く縁を結ぶ」という意味が込められています。

南部公民館 「希望を乗せて」

南部公民館の写真

私たちは、「自由に描くこと」を1つのテーマに取り組みました。
「平和とはこういうもの」という決められた形に縛られず、自分にとっての「平和」の形を自由に詰め込むことができるように、広い空と草原、そして汽車をモチーフに選びました。また、みんなで汽車に乗って希望に満ちた平和な未来へ進んでいこう、という思いも込めています。
一人一人が平和を思って描いた大小さまざまな絵が、この作品の中に隠れています。

人穴小学校

人穴小学校の写真

人穴小学校の「みんなで」、何かできることはないかと思い、キッズゲルニカ制作に取り掛かりました。お父さん、お母さんたちも手伝い、その輪は地域にも広がっていきました。命を誰しもが光り輝かせられるようにという願いを込めた作品ができあがりました。細く、小さな糸から紡いだ平和への思いは、人穴地域全体に広がり、HITOANAとして平和への思いを世界へつなげていきます。

お問い合わせ

企画部 広報課 広聴広報係

〒418-8601 静岡県富士宮市弓沢町150番地(市役所3階)

電話番号: 0544-22-1119

ファクス: 0544-22-1206

メール : koho@city.fujinomiya.lg.jp

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