富士宮市について
2024年01月04日掲載
新年の挨拶「伴奏者、伴走者?」を更新しました。
◆氏名
・池谷 眞德 (いけたに まさのり)
◆生年月日
・昭和26年6月6日
◆経歴
・静岡大学教育学部卒業
・富士宮市公立小・中学校教諭
・静岡県立公立高校教諭
・富士宮市公立小・中学校校長
・富士宮市教委学校教育課指導主事
・県教委東部教育事務所指導主事
・県教委義務教育課管理主事・人事班長
◆趣味等
・絵画鑑賞・釣り
◆座右の銘・モットー等
「富士山を心に、夢をもって生きる子どもを育てる」
・よりよい子ども、よりよい学校、よりよい教育環境をめざしていく。
「継承と発展」
・本質は不変なので、それをしっかりおさえ、つなげていく。
・方法は変わっていくので、よりよいものをみつけていく。
・プロセスを大切にしていく。
「随所懸命」
・一つひとつの仕事に真剣に取り組む。
・一つひとつの仕事に全力で取り組む。
新年あけましておめでとうございます。富士宮市内の小・中学校におきましては、旧年中は一昨年に引き続き新型コロナウイルス・インフルエンザ等の感染への対応を余儀なくされましたが、それでも様々な制約の中、修学旅行、運動会等の教育活動を進めることができました。ご協力いただいた保護者、地域、学校関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
さて、本年は、子どもへの教師の関わり方をどのように考え、授業等の教育活動を進めていくかが課題であるととらえています。ある研修会で「ばんそうしゃ」という言葉が話題になり、同じ読み方でも伴奏者と伴走者と理解した教師がいて、話がかみ合わなかったという笑い話のような出来事があったとお聞きしました。改めて確認するまでもなく伴走者が正解になります。
私は、教師が今までの指導者から伴走者という意識の転換なくして主体的・対話的で深い学びは実現しないと考えています。
昨年も新年の挨拶の中でお伝えしましたとおり、主体的・対話的で深い学びを実現するために、そのツールでありますタブレットを導入し、その活用方法について研究を進めてまいりました。
おかげさまで不登校・特別支援等の多様な子どもへの対応、ICTの活用、新しいカリキュラムの作成などについて積極的に進めることができ、各小・中学校から取り組んだ成果が報告されるようになりました。
しかし、その報告の中から主体的・対話的で深い学びの実現のための重要な視点として、子どもが主体的な学習者に育つためには、教師が子どもの学びの伴走者となる必要があることが再確認されました。具体的には、子供の状況に応じて必要な教材や時間、機会を提供していかなければならないこと、あわせて子どもが学びに対して見通しを持ち、自分自身にとって最適な学びを導き出すことができるよう支援していくことが大切であることが再確認されました。
そして、これからの教師には、常に子どもの主体的な学習が生まれるためにどのように子どもに支援していったらよいのかを教師自身が主体的に考え、実践していくことが必要となります。一人一人の子どもに深い学びが生まれる授業実現のため、主体的に授業改善に取り組む教師の姿、一人一人の子どもに最適な学習が生まれるように寄り添う姿が思い浮かびます。
当然、富士宮市教育委員会といたしましても、常に子どもたちのあるべき姿を追い求め、どの子どもにも主体的・対話的で深い学びが実現できる教育環境を保証できることを目指して頑張ってまいります。どうぞ、本年も昨年同様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
教育委員会事務局 教育部 教育総務課 総務係
〒418-8601 静岡県富士宮市弓沢町150番地(市役所6階)
電話番号:0544-22-1182
ファクス:0544-22-1242
メール :e-somu@city.fujinomiya.lg.jp
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