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富士宮市について

市長定例記者会見(令和6年2月)

2023年02月01日掲載

市長定例記者会見(令和6年2月)について掲載しています。

市長定例記者会見(令和6年2月)

日時:令和6年2月1日(木) 10:00~
場所:市議会全員協議会室

1.市議会2月定例会議案(行政課)
2.ふじのみやプリンなつりの開催(食のまち推進室)
3.第74回富士宮駅伝競走大会の開催(スポーツ振興課)
4.富士宮にときめくフェスの開催(広報課)

市議会2月定例会議案

地方自治法の規定により、市議会2月定例会を招集し、議案を送付いたしました。
今回の議案送付件数は、44件です。
内訳は、報告6件、条例13件、一般議案4件、補正予算7件、当初予算11件、人事案件3件であります。
議案の主なものについて、説明いたします。
はじめに、「議第18号 令和5年度富士宮市一般会計補正予算 第8号」について説明いたします。
お手元に配布いたしました、令和5年度2月補正予算の概要をご覧ください。
今回の補正予算は、年度末に向け、予算の執行状況及び収入状況を把握する中で、決算見込みによる歳入歳出の補正を行うほか、事業の進捗状況により本年度内の完了が困難な事業については、繰越明許費の設定を行いました。まず、歳入では、普通交付税の追加のほか、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金、ふじのみや寄附金の追加、国・県補助事業の内示・決定に伴う特定財源の補正などにより財源を措置しました。
また、歳出では、光熱費・燃料費等の価格高騰の影響を受けている指定管理者に対する補填に係る経費、国の令和5年度補正予算に対応した事業費等の補正を行いました。さらに、公共事業の施工時期の平準化に伴う債務負担行為の設定を行いました。その結果、一般会計について、現計予算額577億9,000万円に、7億9,500万円を増額し、補正後の予算規模は、85億8,500万円となるものであります。
次に、「議第25号 令和6年度富士宮市一般会計予算」について説明いたします。お手元に配布いたしました、令和6年度当初予算の概要をご覧ください。
令和6年度当初予算は、コロナ禍から社会経済活動の回復が徐々に進む中で、原油価格・物価高騰の長期化などを要因として、地域経済や市民生活への甚大な影響が続くことで、今後の地方の経済及び財政がどのような影響を受けるのか不透明な状況において編成することになりました。
こうした中、本予算の編成に当たり、市税や県税に連動する交付金の推計は、引き続き困難な状況であることに加え、人口減少・少子化対策、子育て支援策の充実、自治体のDX推進など、本市にとって多くの課題を抱える中ではありますが、中長期的な視点に立ち、財政の健全性に配慮しつつ、財政調整基金等を有効に活用し、本市がより一層の発展を遂げるための予算を措置いたしました。
また、令和6年度は、第5次富士宮市総合計画後期基本計画の折り返し点となり、現行計画に掲げた取り組みを一層加速すると同時に、次期総合計画の策定に向けて、本市が目指すべき将来都市像や方向性を見定め、総合的な視点から施策を検討する必要があります。
そのため、事業の緊急度や優先度を見極め、選択と集中を図るとともに、事務事業の見直しにより、経常経費の増加を最小限に抑え、限られた財源を有効的かつ効果的に活用した予算編成に努めました。
その結果、一般会計の当初予算額は、前年度当初予算額と比較して、41億7,000万円、8.6パーセント増の527億円となりました。
一般会計の当初予算規模が初めて500億円を超え、過去最大となったことから、令和6年度当初予算を「いつにない令和6年度予算」と名付けました。
続きまして、「令和6年度主要事業の概要」について説明いたします。お手元に配布いたしました、令和6年度主要事業の概要をご覧ください。
この資料では、第5次富士宮市総合計画の「3つの重点取組」と「7つの基本目標」ごとの主要事業を記載してございます。
まず、1ページの「恵み豊かな未来づくり」からは、世界遺産のまちづくり推進事業について説明します。
静岡県富士山世界遺産センターや富士山本宮浅間大社周辺を中心とした中心市街地の整備、白糸ノ滝や村山浅間神社などの各構成資産の整備、富士山の景観や歴史・文化の継承などの施策を、引き続き進めてまいります。
中心市街地の整備では、「富士宮市世界遺産のまちづくり整備基本構想」を改定し、世界遺産富士山にふさわしい美しく品格のあるまちづくりを行うため、「清流の美」「空間の美」「庭園の美」をキーワードに、心の癒されるまちの具現化を図ってまいります。
具体的には、富士山世界遺産センターから富士山本宮浅間大社までの参道軸創出に向けて、用地交渉を継続するとともに、用地取得が完了したゾーンから順次整備を行ってまいります。
さらに、宮町交番跡地の神田川沿いについては、川を見ながら楽しんで歩ける遊歩道の2期工事を進めてまいります。
また、各構成資産の整備については、白糸ノ滝エリアにおいて、白糸ノ滝整備基本計画に基づく整備を進め、富士山眺望を確保するため、景観保全エリアの樹木伐採と植樹を進めてまいります。
また、障がい者や要介護者など、体の不自由な方も大パノラマの白糸ノ滝を楽しめるよう、滝つぼ周遊ルートのバリアフリー化に向けた設計に着手します。
次に、3ページの「いきいき元気な未来づくり」からは、元気はつらつ健康長寿プロジェクトの実現に向けた重層的支援体制の整備について説明します。
誰もが住み慣れた地域で安心して生活できるようにするため、現在行っている福祉部門の相談支援や地域づくり支援の取り組みを生かし、高齢者、障がい者、こども、生活困窮者といった分野別の相談支援体制では解決が困難な、制度の狭間となる方を適切な支援につなぐ、重層的支援体制を整備します。
これにより、例えば、生活困窮者であり介護が必要な高齢者の方への支援など、複合化、複雑化する支援ニーズにも包括的に対応できるようになります。
次に、5ページの「誰もが輝く未来づくり」からは、結婚・出産・子育ての希望実現プロジェクトとして、少子化に対応するための施策について説明します。
子育て世帯の負担軽減策として、18歳までの子どもの医療費の完全無償化を10月からスタートします。
若者の出会いや交流を促進するため、著名な婚活コーディネターによるセミナーや、出会い・交流ができるイベントを開催します。
さらに、結婚に伴う新生活のスタート時に必要な住居費や引っ越し費用を補助する制度の対象年齢を緩和し、結婚を希望する人への支援を強化します。
また、国の「こども大綱」に基づき、令和7年度からの5年間を計画期間とする「こども計画」を策定するとともに、こどもに関連する事業全般の調整を担う「こども家庭統括監」を新たに配置するなど、市のこども施策を総合的かつ強力に推進してまいります。
さらに、こどもたちが元気いっぱい楽しく過ごせる場を創出するため、外神東公園に新たに大型複合遊具を設置するなど、公園の整備を進めます。
また、産後ケアを希望する産婦に対し、母子の健康管理や相談、その他必要な保健指導を行う産後ケア事業を引き続き実施するとともに、令和6年度からは、より利用しやすくするため、利用者負担を軽減します。
さらに、小中学校、公立・私立保育所等における給食賄材料費のうち、物価高騰分を引き続き補填することで、給食費の値上げはせず、保護者の経済的負担を軽減します。
そのほか、資料7ページから21ページにかけては、総合計画の7つの基本目標ごとに主要事業を記載してございます。

ふじのみやプリンまつりの開催

次に、2といたしまして「ふじのみやプリンまつりの開催」について発表します。
富士宮市では、富士山麓の恵まれた自然環境を生かし、様々な畜産品が生産されています。
牛乳は、産出額が県内1位で、品質コンテストでも毎年、優秀な成績を収めており、
鶏卵は、産出額が全国1位です。
この2つを主な材料とするスイーツ「プリン」を主役にしたイベント、「ふじのみやプリンまつり」を開催します。
イベントは、2月25日、日曜日、午前10時から午後3時まで、富士山本宮浅間大社内の、神田川ふれあい広場で開催します。
市内20店による、プリンの販売や、話題の宮ガチャを回せるスタンプラリーのほか、NHKのアニメで子供たちから大人気の「おじゃる丸」がステージを盛り上げます。
また、昨年12月に実施した「プリンアンケート」では、全国から1387件もの回答が寄せられ、この結果を参考に、オリジナルプリンを開発するお店もあると聞いています。
富士宮産の牛乳と卵からどのようなプリンが生まれるのか、今からとても楽しみです。
このイベントを通じて、富士宮の牛乳と卵とともに、「スイーツのまち富士宮」を市内外に広くアピールしていきたいと思います。

第74回富士宮駅伝競走大会の開催

富士宮市では、富士宮駅伝競走大会を2月11日、日曜日に開催いたします。
この大会は、昭和25年に白糸の滝が、日本観光地百選に選ばれたことをきっかけに、昭和26年から開催しております。大会は、午前10時に富士宮市役所をスタートし、白糸の滝で折り返し、富士宮市役所に戻る全長32.7キロメートル、高低差370メートルを、6区間でつなぎます。
大会には招待チームとして、夫婦都市、近江八幡市の、一般男子2チーム、中学1チームが出場いたします。
このほか、一般の部では、12月の箱根駅伝に出場した駒沢大学、法政大学、神奈川大学、女子の部では、富士山女子駅伝に出場した東京農業大学、関西外国語大学がエントリーするなど、合計185チームが出場いたします。また、市では、富士宮駅伝競走大会を市民の皆さんに、より知っていただくために、2月1日から、12日(月曜日)まで、1階市民ホールにて、パネル展を開催いたします。
なお、パネルと一緒に展示する「ジャンボ富士山コーン」は、富士山世界遺産登録10周年記念大会の開催を祝い、富士市で記念グッズの製作、販売などを行っている、「オーティン」様から御寄贈いただきました。この「ジャンボ富士山コーン」は、今後、市の様々なイベントでも活用させていただく予定でおります。
74回目の開催となる今回も、沿道の交通整理などについて、各地域の皆様や、富士宮信用金庫の職員の皆様をはじめ、多くの方々に御協力をお願いしております。
選手の皆さんには、日ごろの練習の成果を発揮していただくとともに、沿道の皆さんには、マナーを守り応援をしていただきたいと思います。

富士宮にときめくフェスの開催

「富士宮にときめくフェス」は、「訪れた人に富士山や富士宮市をもっと好きになってもらう」をコンセプトに、毎年、7月のお山開きの時期と、2月の富士山の日に開催するお祭りです。
今年は、2月23日、金曜日、祝日、24日、土曜日の2日間、午前10時から午後4時までイオンモール富士宮で開催いたします。イベントには、39もの事業者が参加し、スイーツ、お弁当、おにぎり、チーズ、「富士山」や「さくやちゃん」にちなんだ雑貨を販売するほか、富士宮市出身の絵本作家、ふくだのぞみさんによる「絵本の読みがたり」とサイン会、各種ワークショップ、富士宮市や障害福祉施設と連携し「富士山SDGsトイレットペーパー」を製造するコアレックス信栄株式会社による「トイレットペーパー巻紙の包装無料体験」など、盛りだくさんの内容となっています。
また、イベント内でお買い物をしたり、ワークショップを体験すると、お楽しみ抽選会に参加することができるほか、ステージでは、富士宮市歌に合わせた「市歌体操」や、さくやちゃんのゲーム大会など、楽しい企画をたくさん用意しています。
多くの皆さんに、ぜひ、遊びに来ていただき、富士山の恵みに感謝するとともに、富士山の日を一緒にお祝いしたいと思います。

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