世界遺産としての富士山へ

世界遺産富士山

富士山世界文化遺産富士宮市行動計画

2015年08月01日掲載

環境整備や来訪者への受入体制など、周辺環境の仕組みづくりについて掲載しています。

富士山世界文化遺産富士宮市行動計画とは

富士山が世界遺産に登録され、構成資産となった富士宮市内の文化財の中には、環境整備が滞り、周辺環境も含めた受け入れ体制が不十分な所もあります。世界遺産となり、国内外から多くの人々がこの地に訪れることから、地域の暮らしにも変化が起きます。この変化に順応することで、地域の魅力が高まり、地域にプラスの作用を引き起こすことが出来ます。世界遺産登録はあくまでも構成資産の保護・保全が目的であるので、事前の環境整備や仕組みの構築を進めていくことが重要になります。
こうした点が課題となることから、世界遺産をキーワードに「守る」「受け入れる」「活用する」を方針の柱に富士山世界文化遺産富士宮市行動計画を策定し、来訪者などへの対応準備を図っています。

基本方針

行動計画キーワード

行動計画は、「守る」「受け入れる」「活用する」「情報を発信する」の4項目を基本方針としています。

【守る】富士山の価値を守る

美しい富士山の自然と、富士山が育んできた文化遺産の価値を学び、理解し、次世代に残していこう。
( 文化財整備/景観保全/美化活動の推進/保存管理の徹底/基金の創設 )

【受け入れる】来訪者を受け入れる

訪れる人が、富士山の魅力を安全に、興味深く、効率的に味わうことができる、「ようこそ」の心あふれる受け入れ体制をつくろう。
( アクセスルート設定/道路整備/ルートづくり/便益施設整備/ガイド体制の整備/サイン整備/安全対策の充実 )

【活用する】まちづくりに活用する

富士山の恵みあふれる富士宮の自然、歴史、文化、産業を掘り起こし、新たな価値を創造していく、躍動するまちづくりをすすめよう。
( 学校教育/生涯学習/企業、団体等との連携/地域振興(ブランドイメージの構築)/伝統文化の振興/ネットワーク形成 )

【情報を発信する】連携を視野に情報を発信する

市民や来訪者に富士山の多様な価値を伝え、「守る」「受け入れる」「活用する」に係わる情報を整理し発信することにより、富士宮市が世界遺産のあるまちであることを示そう。

本編・概要版

富士山世界文化遺産富士宮市行動計画 本編

富士山世界文化遺産富士宮市行動計画 本編

富士山世界文化遺産富士宮市行動計画 概要版

富士山世界文化遺産富士宮市行動計画 概要版

活動報告

平成26年度富士宮市行動計画活動報告

富士山世界遺産富士宮市行動計画推進員とは

富士山世界文化遺産富士宮市行動計画を推進するため、行動計画の「守る」・「受け入れる」・「活用する」・「情報を発信する」に区分される施策体系に沿った事業を実施する事業者、団体等を富士宮市が登録し、推進員相互の連携を図るものである。

-- 行動計画推進員の情報に関しては、下記のページをご覧ください --

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