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やきそば・食

高校生発ご当地バーガー「宮喰(みゃっく)バーガー」

2013年07月03日掲載

高校生がご当地バーガー「宮喰(みゃっく)バーガー」を作りました。
※宮喰バーガーの販売は終了いたしました。ご好評いただき、ありがとうございました。


画像-宮喰(みゃっく)バーガー宮喰(みゃっく)バーガー

富士宮市フードバレー推進協議会では、静岡県立富岳館高等学校及び公益社団法人静岡県栄養士会の協力を得て、高校生発のご当地バーガーづくりに取り組んでいます。
バーガーのレシピ考案は、富岳館高校の健康福祉系列の生徒を中心に、生物生命系列の生徒が村山にんじんなどの食材を生産、建設デザイン系列が商品パッケージをデザイン、情報ビジネス系列の生徒がアンケート調査を行うなど、富岳館高校の総合学科の4つの系列がそれぞれの得意分野の役割を生かして、高校生発ご当地バーガー「宮喰(みゃっく)バーガー」が誕生しました。

「お~それ宮」にて200個を特別販売!

2013年2月9日、一般社団法人富士宮市地域力再生総合研究機構が地域の新商品の開発、PR、販売を促進するために、中心市街地の空き店舗を活用して開設しているプラットフォーム(アンテナショップ)「お~それ宮」で、「宮喰(みゃっく)バーガー」200個を限定販売しました。
当日は、販売開始時間よりも前にお客さんが列をつくるほどの盛況ぶりで、「お~それ宮」の前は大変な賑わいとなりました。
用意した200個の「宮喰(みゃっく)バーガー」は、わずか30分で完売しました。
また、「宮喰(みゃっく)バーガー」の販売に合わせて店頭では、富岳館高校の生徒が生産した村山にんじん、トマト、鶏卵、ビオラなどが販売され、大勢の人が先を争うように買い求め、こちらも瞬く間に完売しました。

お~それ宮での販売の様子 お~それ宮での販売の様子

お~それ宮での販売の様子 お~それ宮での販売の様子

宮喰(みゃっく)バーガー 宮喰(みゃっく)バーガー

お~それ宮での販売の様子 お~それ宮での販売の様子

市制施行70周年「産業フェア~商工まつり~」で600食が完売!

2012年11月17日、18日の2日間、富士宮市民体育館を会場に開催された市制施行70周年「産業フェア~商工まつり~」で、各日300食ずつ計600食の「宮喰(みゃっく)バーガー」の販売しました。
両日とも開店と同時に多くのお客さんが押し寄せ、栄養バランスを考えて「いでぼく牛乳」とセットで販売した「宮喰(みゃっく)バーガー」は短時間で完売しました。

産業フェアでの販売の様子 産業フェアでの販売の様子

宮喰(みゃっく)バーガー 宮喰(みゃっく)バーガー

「宮喰(みゃっく)バーガー」誕生!

2011年11月13日、富岳館高校調理室において、「市制70周年産業フェア第10回富士宮市商工まつり」への出店に向けたご当地バーガーの試食などを含めた最終打合せを行いました。
バーガーの名称は「宮喰(みゃっく)バーガー」に決定しました。
今回のバーガーの販売に向けては、富岳館高校の専門4系列がそれぞれの学習分野を活かして連携しました。
各系列の具体的な取り組みは次の通りです。

高校生による調理の様子 高校生による調理の様子

試食の様子 試食の様子

地域の伝統野菜「村山にんじん」復活プロジェクト!

富岳館高校の生物生命系列では、「村山にんじん復活プロジェクト」を立ち上げ活動しています。
村山にんじんは、富士山の火山灰土で育てられる富士宮市村山地区の伝統野菜です。細長く、長いものでは80cmにまで成長し、味の濃さや香りの強さなどが特徴とされています。過去には同地区で盛んに栽培されていましたが、収穫の難しさなどの理由から現在の生産農家は1軒のみとなり、生産は危機的な状況にあります。
生物生命系列の生徒が、村山にんじんの復活を目指し、2011年度から生産者の方と交流を深めながら村山地区の耕作放棄地を活用して、村山にんじんの栽培に取り組んできました。
そうした中、村山にんじんの需要を増やし、生産が増え、地域農業の活性化にもつながることから、ご当地バーガーに村山にんじんを使用することにしました。
また、生産者の思いも大切にしようと、バーガーのパンには、形が悪く商品価値のない村山にんじんを細かいさいの目切りにして混ぜ込み、今まで捨ててしまっていた葉なども使うことにしました。また、にんじんを皮ごと千切りにしてきんぴらにするなど、にんじんを無駄なく使い切る工夫をしました。

村山にんじん復活プロジェクト 村山にんじん復活プロジェクト

村山にんじん復活プロジェクト 村山にんじん復活プロジェクト

高校生発のご当地バーガーづくりがスタート!

富士宮市は平成16年から、まちづくりの柱に「フードバレー構想」を掲げ、食に関連したあらゆる分野の施策を総合的に推進してきました。
それにより、地元の豊富な食資源を生産・提供することによる安全・安心な食生活の確保やネットワークの構築はもとより、食に関する講演会、地場産品を使った調理実習や農業体験など、早くから「食育」に取り組んできました。
その結果、市内では食に関連した様々な講座やイベントも活発に行われ、単なる「食べる」ということに留まらず、「食」を通して市民の皆さんが心身ともに健康であるための取り組みも着実に進展しました。
しかし、富士宮市食育推進計画では、小学校から中学校そして高校に行くにつれて食生活の乱れが顕著となっていると指摘されています。高校生は食に関して自己管理をしていく時期でもあり、成長期で体を作る大切な時期でもあります。
そこで、高校生をはじめとした若年層に食生活を見直してもらうきっかけづくりとして、高校生発のご当地バーガーづくりがスタートしました。
2012年7月31日、富岳館高校調理室において、「チキンみそかつ」「ヨーグル豚のしゃぶしゃぶ」「朝霧牛ブレンドのハンバーグ」の3つの案を実際に調理し、富士宮市フードバレー推進協議会委員の皆さんなどから試食により意見をいただき、調理工程やコストも含めて検討した結果、鶏肉を使用することに決定しました。

高校生発のご当地バーガーづくり 高校生発のご当地バーガーづくり

高校生発のご当地バーガーづくり 高校生発のご当地バーガーづくり

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