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日本脳炎

2024年04月01日掲載

日本脳炎について掲載しています。

日本脳炎とは

日本脳炎ワクチンは、日本脳炎ウイルスをVero細胞(アフリカミドリザル腎臓由来株化細胞)で増殖させ、得られたウイルスを採取し、ホルマリンで不活性化したものです。

日本脳炎

日本脳炎ウイルスの感染で起こります。
ヒトから直接ではなく、ブタなどの体内で増えたウイルスが蚊によって媒介され感染します。7~10日の潜伏期間の後、高熱、頭痛、嘔吐、意識障害、けいれんなどの症状を示す急性脳炎になることがあります。ヒトからヒトへの感染はありません。
日本脳炎ウイルスに感染した人のうち、100~1000人に1人が脳炎等を発症します。脳炎のほか、髄膜炎や夏かぜ様の症状で終わる人もいます。脳炎にかかった時の致命率は20~40%ですが、治った後に神経の後遺症を残す人が多くいます。
国内での患者発生は西日本地域が中心ですが、日本脳炎ウイルスは西日本を中心として日本全体に分布しています。

対象年齢・接種方法・通知等

1期 2期
対象年齢 6か月になる前日~7歳6か月になる前日まで 9歳になる前日~13歳になる前日まで
接種方法 【初回】
標準的には28日までの間隔で2回接種
【追加】
初回2回終了後、標準的には概ね1年の間隔で1回接種
1回接種
通知 3歳児健診で配布
(または3歳2か月になる月)
9歳の誕生日の翌月

※高校3年生で2期接種未接種者に通知
接種実施期間 通年 通年
備考 ・平成7年4月2日から平成19年4月1日までの生まれの方は、20歳未満の間であれば、不足回数分(最大3回)を公費負担で接種することができます。 平成7年4月2日から平成19年4月1日までの生まれの方は、20歳未満の間であれば公費負担で1回接種することができます。ただし、2期の接種は9歳になる前日からです。

実施医療機関

保護者が同伴できない場合

こどもが予防接種を受ける際に保護者が同伴できない場合は「委任状」が必要です。

13歳以上で予診票により保護者の同意等が確認できた場合は、必要ありません。

間違い電話が多発しています。

間違い電話は相手の方に多大なご迷惑がかかってしまいます。電話をかける際には電話番号をよくお確かめください。万一かけ間違いをしてしまった時は、相手の方に十分なご配慮をお願いします。

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