市長定例記者会見(平成30年10月)
2018年10月10日掲載
市長定例記者会見(平成30年10月)について掲載しています。
市長定例記者会見(平成30年10月)
日時:平成30年10月4日(木) 10:00~
場所:市議会第二委員会室
内容
- スペイン空手道ナショナルチームの事前キャンプ、交流イベントについて
- 夫婦都市提携50周年記念式典及び交流会への出席について
スペイン空手道ナショナルチームの事前キャンプ、交流イベントについて
当市は東京2020オリンピックにおけるスペインのホストタウンとして登録されておりますが、登録後に初めて、スペインの空手道ナショナルチームが来日し、市内で合宿を行います。
来日の主な目的は、10月12日から14日まで開催される、空手の世界大会であるプレミアリーグ東京大会への出場ですが、選手団は、大会前後の10月9日から10日と、14日から16日の間、富士宮市に滞在します。
大会前の9日、10日は、市立体育館で大会に向けて非公開でトレーニングを行います。
大会後の15日の午前中には、学校給食センターを見学し、給食を食べ、志村雅芳先生の御指導による書道体験をいたします。午後には、黒田小学校、貴船小学校の児童との交流を行う予定であります。
黒田小学校では、4年生から6年生の児童により、スペイン語でのあいさつ、琴クラブの演奏、お茶の振る舞いが予定されており、選手からは、空手を習っている児童へ技の伝授が行われることになっております。
貴船小学校では、3年生から6年生の児童と選手が、プレゼント交換やスポーツを一緒に楽しむことを検討しております。
また、両校で、選手団に、世界トップレベルの空手の技の実演を披露していただく予定です。
スペイン空手道の選手たちは、9月開催されたドイツ、チリでのオリンピック出場選考大会においても、多数のメダル獲得、入賞を果たしており、東京大会でも多くのメダルを獲得し、児童たちにそのメダルのお披露目ができるものと期待しております。
10月16日の午前中に市長表敬で私のところに出向いてくださり、その晩には、パテオンで交流会を開催し、より両国の親交を深めようと考えております。会場では、日本舞踊とフラメンコにより、踊りで両国の文化交流を行います。
なお、この交流会開始前の午後7時からは、オリンピックまでのスペインチームへの応援サポートを目的とした市民有志の民間団体設立の趣旨説明が行われる予定です。
また、既にご覧になっているかと思いますが、富士宮市では、駅前のペデストリアンデッキをはじめとして、市内各所にスペイン選手団を歓迎するのぼり旗を掲げたり、市役所のロビー、イオンモール富士宮などでスペインの空手選手の紹介VTRを放映したり、駅前交流センターでスペイン語講座を開いたりと、市内で歓迎ムードを高める取り組みを展開しているところでございます。
選手団の事前合宿は、来年、再来年にも行われることが決定しており、スペイン選手と市民の皆様とが、より広く交流できる機会を設け、富士宮市全体でおもてなしの雰囲気を作っていこうと考えております。
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11-1情報提供様式(スペイン)
(Word 69KB)
質疑応答の要旨
記者
スペイン選手が訪問中、取材が可能な時はいつか。
スポーツ振興課
10月15日の午前中の学校給食センター訪問、書道体験、午後の貴船小学校、黒田小学校訪問、16日の市長表敬訪問、酒蔵見学、イオンモール富士宮などでの取材が可能です。
市長
14日は、東京大会までバス1台でスペインチームの応援に行きたいと思っている。市職員と市民応援団を作って、私も行きたいと思っている。
記者
バスでの応援団は市民から募集するのか。
スポーツ振興課
チケットが入手困難であったことから、枚数が限られている。市のオリンピックパラリンピックプロジェクトチームメンバー10名程のほか、空手にゆかりのある富士宮市空手道連盟の関係者に声かけをして参加者を募った。一般募集はしない。
夫婦都市提携50周年記念式典及び交流会への出席について
富士宮市と滋賀県近江八幡市は、平成30年度、夫婦都市提携を締結して50周年の金婚式を迎え、さまざまな事業を実施しています。
平成30年7月28日には、富士宮市において夫婦都市提携50周年記念式典を盛大にとりおこなったところですが、このたび、近江八幡市で開催される夫婦都市提携50周年記念式典及び交流会へのご招待を受けました。
記念式典は、11月9日金曜日午前10時から、近江八幡市文化会館で行われます。富士宮市としましては、「富士と琵琶湖を結ぶ会」や民間団体の皆様と一緒に、この記念式典に出席いたします。
なお、記念式典終了後、会場を移して交流会が予定されております。
金婚式である今年、両市の絆をなお一層深め、今後も夫婦都市として末永くお付き合いを続け、互いの歴史や文化を後世に伝えていきたいと考えております。
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12-1情報提供様式(夫婦都市記念式典)
(Word 67KB)
その他の質疑応答の要旨
(青木平区における移住定住推進について)
記者
市街地近郊に位置する住宅地である青木平区と連携し、市内では3地区目の移住定住推進地区として、地元と市との協働による定住推進事業をスタートするということだが、具体的に移住定住のケースがあるのか。
地域政策推進室
具体的に移住してくる人が決まっているわけではないが、青木平区ではすでに空家の情報などを掲載した独自のホームページを使って紹介しているところで、それと提携して推進していくものです。
(台風被害ついて)
記者
台風24号の被害はどうであったか。
市長
内房地区、猪之頭地区など停電したところはあったが、今は解消した。体育館の屋根、軒下部分については応急処置をして、早急に改修をしたいと思っている。ほかには、北部地区の山林で倒木が非常に多かった。市の担当者が対応して、今は支障ない状態であると思う。
農業政策課
林道の復旧は、一部残っているが、ほぼ終わっている。
市長
大きな被害はほかにはないと思う。
財政部
工事レベルのものは、体育館のみ。そのほかは修繕レベルのものである。
市長
避難勧告は午後5時に出すことを昼12時ころ決めた。それが功を奏した。避難所を開け、段取りをした。避難者は42人。何事もなく翌日帰宅した。消防団にも土砂災害の危険地域を見回りしてもらい、避難を呼びかけていただいた。県下で1番早く、勧告を出した。確実に来ると思ったので、早く出すことにした。台風直撃は夜中の12時になる予報であった。空振りでもいいので、明るいうちに避難してもらおうと思った。
(ふるさと納税の見直しについて)
記者
返礼品として問題になったパラグライダー体験はどうなったか。
市長
人気のある返礼品なので、寄附金額を増額し、返礼品として残した。
記者
もう対応は変わっているのか。
地域政策推進室
9月中に30%以内の基準に合うように、寄附額を上げるなどした。
記者
富士宮市の返礼品で見直しの対象になるものは、他はないのか。
市長
対象の返礼品としてだめだといわれているものに、高麗人参がある。
友好都市である栄州(ヨンジュ)市とは、これを返礼品とすることを約束してしまっている。友好都市提携して経済交流などを謳ってあるなかで、返礼品にするのはだめといわれるのは、いまさら困る。何とかして続けさせていただきたいと思う。全面的にだめだというのは縛りがきついのではないか、たとえば数限定で、条件付きで1,2品でも認められないか、総務省に交渉してみようと思う。それでだめなら外しますが、総務省にも幅を持たせた判断をしてもらいたいと思う。富士宮市は総務省の指示に従って忠実にやってきたつもりである。それが、友好都市の品物でこのようなことになるとは思ってもみなかった。
記者
パラグライダーについては市外から来てもらいたいということで返礼品としているのか。
地域政策推進室
お見込みのとおり。パラグライダーについては返礼品の中でも体験型ということで、寄附いただいた方が富士宮市にさらにお越しいただけるものとなっている。寄附額を調整して、引き続き行っていく。
お問い合わせ
企画部 広報課 広聴広報係
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