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第10回高校生議会

2016年12月01日掲載

平成28年10月29日に開催された高校生議会について掲載しています。


高校生議会は、市政との関係が最も薄れがちな高校生に、行政への関心を高めてもらおうと、平成19年から毎年開催しています。
市内の高等学校から集まった代表議員が、市のさまざまな事について質問し、高校生ならではの意見やアイデアを、市に投げかけています。
過去にはこの議会での質問を受けて「中央図書館の開館時間が延長」、「駅前交流センターに自習のできる図書スペースの設置」など、高校生の意見が市政に反映されています。

第10回高校生議会

高校生議員たち第10回高校生議会に参加した高校生議員たち

日時 平成28年10月29日(土) 13:00~17:00
場所 富士宮市議会議場(傍聴席入口は市役所3階)
参加高校 富士宮西高等学校(議長校)、星陵高等学校、富岳館高等学校、富士宮東高等学校・富士宮北高等学校、富士宮高等専修学校
高校生議員 17人(議長、副議長含む)

質問・答弁要旨

ここでは、質問と答弁の概要のみ簡略化して発言順に掲載しています。詳しい内容については、議事録をご覧ください。

質問者
答弁者
質問
答弁
副議長 富士宮西高等学校 2年
井出京介 議員
富士山の世界遺産登録により、訪問者や交通量の増加が予想されることから、公共施設や公共インフラの整備・維持のため、市民と行政の協力が必要である。そこで、道路、河川、公園などの損傷箇所をスマートフォンから投稿できるアプリケーションを市で開発したらいかがか。
答弁 来訪者によい思い出を作っていただくため、公共インフラをきちんと整備・維持することは重要であると考える。その取り組みとして、アプリケーションを活用した市民協働のまちづくりという提案は、現代に即したものであると思う。システムの導入には、多額の経費が掛かるため、すぐに実施することはできないが、若い世代の方々が市政に参画する一つの方法となりえることを認識した。今後の参考にさせていただきたい。
富士宮西高等学校 2年
長橋理香子 議員
一人暮らしは不安という高齢者向けに、高齢者用シェアハウスの利用促進を提案する。これにより、一人暮らしの不安の解消、認知症予防や身体機能の維持、経済的な負担の軽減とともに、住居の選択肢が増えることは福祉の充実にもつながると考えるがいかがか。
答弁 少子高齢化が進行していく中、祖父母とともに子や孫が同居する大家族の形態がもう一度見直される時期に来ている。しかし、現状は、高齢者のひとり暮らしが増えているため、高齢者同士がコミュニティをつくり、助け合って生活する住まいの新しい形として、高齢者福祉事業を実施している社会福祉法人や民間事業所などに提案してみたい。また、「サービス付き高齢者住宅」を民間事業者が建設する際には、国からの補助があるため、市として積極的な意見を付していきたい。
星陵高等学校 1年
小西雪那 議員
朝霧は、自然が美しく、壮大な富士山が一望できる場所だが、観光客誘致の取り組みがあまり行われていないと感じる。そこで、自転車専用道路の完備、体験型企画、サイクリングをする方向けの宿泊施設、レンタル自転車の整備など、自然豊かな朝霧を活用して、観光客を呼び込み、市が活性化してほしい。
答弁 市内において、外国人旅行者を対象にエコツーリズムツアーを企画する事業者では、白糸の滝から芝川の柚野地区までを巡るサイクリングツアーの企画や、朝霧高原から田貫湖までをマウンテンバイクで駆け抜けるガイド付きツアーを行っている。また、「静岡県サイクルスポーツ協議会」において、サイクリングを楽しむための景観ポイントや休憩施設の情報が求められているという意見が出された。道路や施設の整備には大きな経費を要することもあり、すぐに整備を進めることは難しいが、まずは、情報収集とともに、近隣市町と連携しながら、全国から観光客に訪れていただけるよう取組んでいきたい。
星陵高等学校 1年
大竹もも 議員
他校の高校生同士で交流を深めることで、お互いを高め合うことができると思う。そこで、市と高校生が密接に関わり、また、高校生同士の交流を深めるため、日常的に活動することができる高校生議員の募集を提案する。まちづくりについて前向きで熱い高校生を集め、このまちを盛り上げていくのはいかがか。
答弁 今年2月、市内の高校生による「富士宮高校会議所」が設立され、全国初の試みとして注目されている。高校会議所は、西町商店街の定期市への出店や新商品の開発、18歳選挙権行使に向けた市議会議員との意見交換会など、様々な機関と連携し、まちの盛り上げに積極的に取り組んでくれている。市としては、引き続き、高校会議所へ前向きで熱い高校生が一人でも多く参加していただけるよう呼びかけを行うとともに、若い視点でまちに新たな風を吹き込んでくれるよう、今後も全面的に支援をしていきたい。
星陵高等学校 1年
渕本紗耶加 議員
富士山が世界遺産に登録されてから観光客が増加しており、最近では、外国人観光客がよくみえるようになった。そこで、外国人観光客に満足してもらうため、翻訳アプリケーションなどを駆使した地元の人による外国語でのガイドや、体験型アトラクションを増やすべきだと思うがいかがか。
答弁 市では、商店街の方々と一緒になって、外国人に喜んでいただけるよう、着物を着ての浅間大社の参拝など、体験型アトラクションの企画を進めている。また、「指差し接客会話シート」に取り組んでおり、このようなツールを使って、会話を試みる姿勢が、外国人観光客を呼び込むために重要なことだと感じている。富士山世界遺産センター建設に伴い、外国人観光客が楽しめ、また居心地のよい環境を作っていくため、これまでの取組みをより一層充実させていきたい。
富岳館高等学校 1年
伊藤槻奈 議員
学校と地域、家庭と地域が連携・協力して取り組む活動が少なく感じる。そこで、地域の歴史を詳しく知るための授業や、保護者による下校時間帯のパトロールを行うことで、学校と地域、家庭と地域が結びつくと思う。市から市内各小・中学校に呼びかけてはいかがか。
答弁 市では、登下校時に行われている地域の方のパトロールと交通指導などにより、学校・家庭・地域の結びつきは強くなっていると感じている。また、授業においても、保護者や地域のお年寄りを招いて、一緒に昔の遊びを行うことや、地域の農家の方から栽培に関する工夫を学んでいる。そして、保護者や地域の方に、学んだことを富士山学習の発表会で発信している。市においても、学校・家庭・地域の連携がより強化されるよう、小・中学校に呼びかけていきたい。
富岳館高等学校 2年
佐藤公信 議員
源道寺駅から富岳館高校への道はとても狭く、車が歩行者の近くを通り、人が一人歩くことで精一杯であり、とても危険である。そこで、登校する時間帯をスクールゾーンにすることや、歩道を広くし、ガードレールを設置するなどして、歩行者の安全を確保してみてはいかがか。
答弁 この道路は富士市方面へつながる道路であり、時間帯通行規制をすることは難しく、道路の両側には住宅等が多数建ち並んでいることなどから、道路の拡幅も難しい。しかし、歩行者の安全対策確保は早期に実施する必要があり、防護柵やラバーポールの設置やグリーンベルトによる道路の色分けなど、安全対策につなげていきたいと考える。また、西小泉町線と富岳館高校南側の市道を、東西に新設道路でつなげるという話が過去に出ており、多額の費用が必要なことから具体化されなかったが、事業化に向けた検討をしていきたい。
富岳館高等学校 2年
芹澤乃愛 議員
富士山世界遺産センターの建設について、それ相応の利益が続く見込みはどのくらいの期間あるのか。また、センターだけではなく、いつどの季節に来ても楽しめるような市ならではの商店街づくりが必要だと考える。どのように商店街と連携を取っていくのか伺いたい。
答弁 富士山世界遺産センターは、国内外の来訪者に、富士山の自然や歴史・文化を分かりやすく伝える施設として、将来に渡って活用されるものと確信し、結果的に商店街や周辺に経済的な波及効果をもたらすことを期待している。また、センターから浅間大社までの参道軸の整備事業などを進めることで、商店街に多くの人が回遊していただけるような誘導を図っていくとともに、市の魅力を発信する拠点や土産物を販売する店などを視野に入れた、空き店舗や空き地の有効活用などを検討し、いつ訪れても楽しめる商店街づくりを積極的に進めていきたい。
富士宮東高等学校 2年
佐野浩志 議員
高校生活では、部活動も本格化し、体の発達と供に怪我のリスクは増えていく。そこで、医療費助成制度の対象年齢を18歳まで引き上げることで、怪我への対応が手厚くなり、伸び伸びとプレイすることができ、スポーツの活発化も期待できる。すぐに実施することは容易ではないと思うが、負担を和らげることができるのではないか。
答弁 市では、子ども医療費助成制度を開始した当時は乳児を対象としていたが、現在では、中学3年生までを対象にし、また、入院の自己負担を無料としたところである。高校生になり、部活動もより本格的になり、怪我などのリスクも多くなるが、18歳までに引き上げた場合には大きな財政負担を要することになる。対象年齢の拡大は、子育て支援事業全体の中での優先性や、周辺市町における取り組み状況などを参考にして考えていきたい。
富士宮東高等学校 2年
中村真緒  議員
商店街が活性化することで、商業者や市民のまちづくり参加意識を高め、まちの活力の源として地域活性化に反映していけるものと考える。そこで、商店街の空き店舗を活用した子育て関連事業や、各種講座、イベント開催を組み合わせたコミュニティ・ビジネスモデル事業の実施、学生を中心とした実習などの活動拠点を設置してはいかがか。
答弁 市としては、高校生が若い視点でまちに新たな風を吹き込んでくれるよう、富士宮高校会議所の活動を積極的に支援していくと同時に、こうした活動が発展し、商店街が地域コミュニティ空間としての役割をさらに強めるように働きかけていきたいと考えている。また、帯広の十勝マルシェのように、商店街で市内の高校全体が出店をして、まちの賑わいづくりにご尽力いただければ、新たな発想の起爆剤になるのではないかと思う。
富士宮東高等学校 1年
望月美菜 議員
カーブミラーや街灯など、安全のためにあったら良いというものが無い場所が多く、整備が必要とされるところへの対策が間に合っていないと感じる。整備には費用も時間もかかり大変であることから、危険箇所やその理由などの意見を収集し、指導員の的確な配置や、集計した意見をまとめた冊子の回覧などにより、交通安全に対する関心や意識が高まるのではないか。
答弁 市では、安全な通学・通園を守るため、「交通安全リーダーと語る会」を通じ、地域の実情に応じた適切な配置場所を選定し、交通指導員の方に街頭指導を行っていただいている。各高校には、交通安全を推進する委員会などがあると伺っており、委員会を中心に、情報を取りまとめる活動を通して、交通安全意識の向上を図っていいただくことは、高校生の皆さんにとっても有意義な活動となると思う。市としても、大変有効な情報となることが期待できるので、検討いただきたい。
富士宮北高等学校 2年
伊藤唯莉 議員
私の住む山宮地区のお年寄りから、近くにバス停がなく不便であるといった声を耳にした。そこで、お年寄りが市街地に行くことや、学生も通学時に利用することができるので、山宮地区付近にバス停を設置するととても便利になると考える。財政の問題もあるとは思うが、バスの停留所および本数を増やすことはできないか。
答弁 山宮地区には、駅から登山道を経由し、上蒲沢を結ぶバス路線があったが、利用者が少なく事業採算性が成り立たないため、平成20年に廃止されている。バス会社に今後の計画を照会したが、新たな路線やバス停を設ける計画は無いとのことだった。しかし、バス路線が撤退した地域において、タクシー協会の協力のもと、デマンドタクシー「宮タク」を運行している。宮タクは、自宅まで迎えに行くドアtoドアのサービスとバス料金並みの低料金といったメリットがあり、現在も、「富士宮市地域公共交通活性化再生会議」の中で、エリア拡大などを図っている。
富士宮北高等学校 2年
渡邉天音 議員
山宮地区から学校まで自転車で通学しているが、朝は大型トラックが、帰りは帰宅ラッシュで車が多く通り、道に凹凸もあり危険である。また、登山道入口と国道139号線の交差点も、歩行者や自転車が車と接触事故を起こさないかと心配である。そこで、歩行者や自転車が安心して通行できるように道路の整備を進めることや、運転マナーの向上を図ることができないか。
答弁 登山道を管理する県によると、本路線の自転車専用道路の整備は難しいとの回答だったが、道路の凹凸は、危険な箇所から順次補修を進めていくとのことだった。市としても、整備が必要な箇所については積極的に県に要望をしていきたい。また、市では、警察や学校、バス会社などの関係機関と連携し、各年代に応じた交通安全教室や、一般企業を対象とした交通安全講習、高校生を対象とした自転車マナー向上キャンペーンによる指導を実施している。引き続き、広く市民に交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を呼び掛けていきたい。
富士宮北高等学校 1年
鈴木亜優 議員
自転車での移動について、規則を守らない人が多いのが実情であり、学校周辺では、自動車と歩行者や自転車が接触しそうになっていることや、通学路でも、自転車や歩行者とすれ違うのがやっとな状況である。そこで、このような状況が大きな事故につながらないように、自転車専用の道を市内の広い範囲で設置してほしい。
答弁 市内では、外神の市民体育館南側の道路などは、歩行者と自転車の通行を区分している。また、三浦医院付近から富丘小学校南までの区間などには自転車通行帯を整備した。しかし、自転車専用道を作るには、道路を拡幅しなければならず、多額の費用が必要となる。ご指摘のあった富士宮第二中学校からポテト城山店までの区間について、管理している県によると、自転車専用道路の整備は難しいとの回答だったが、市としても、整備が必要な箇所については積極的に県に要望をしていく。また、市道の拡幅改良計画がある時には、自転車専用通行帯の設置も視野に入れていきたい。
富士宮高等専修学校 2年
永田宏和 議員
駅南口周辺において、鳩の糞被害により、まちの景観が壊され、市のイメージダウンになるのではないかと心配している。鳩に餌を与えることや、飼っていた鳩を野放しにしてしまったことが原因だと考える。景観の保護とまちのイメージアップに少しでも役立てるために、その対策について市の考えを伺いたい。
答弁 市内には富士宮駅周辺を含め、鳩が多く生息している場所があり、市にも数件糞害による被害が寄せられている。議員のおっしゃるように、日頃から鳩に餌を与えていることが原因の一つと考えられる。市としては、糞被害が寄せられた場合は、現地へ赴き、現状を確認後、周辺住民に鳩へ餌を与えないよう周知している。鳩を駆除すべきという考え方もあるが、法律により、駆除できる条件が定められている上、鳩は平和の象徴ともいわれることから、様々な考え方や意見がある。今後、広報紙などで周知を図り、自然と調和した景観を誇ることができるよう努めていきたい。
富士宮高等専修学校 3年
佐野勇翔 議員
通学において、県道10号を歩いており、「橋場桟道橋(はしばさんどうきょう)」を通るが、極端に道幅が狭く、また、大型ダンプやトラックの往来が激しく、歩行者の通る路側帯に車体がはみ出し、非常に危険である。県道ではあるが、ぜひこの区間に歩道を設置するよう市から要望を出していただきたい。
答弁 県に確認したところ、「橋場桟道橋」について、大規模な地震などの災害が発生した場合の一次緊急輸送路であることから、耐震対策が必要な橋梁となっており、現状把握や耐震補強工法、道路の拡幅などについての検討を行っているとのことだった。しかし、橋梁補強や拡幅を行った場合、富士川の河川断面に影響するため、管理者である国土交通省などの関係者間の協議を続けている状況であることから、今後、市としては協力できる事項は協力し、県と一層連携をして、事業進捗が図られるように努めていきたい。

議長の務めを終えて

議長 富士宮西高等学校 2年 星野華歩 議員

議長という大役が私に務まるのかと、不安と緊張で胸がいっぱいでしたが、市議会議員、市職員の方々から丁寧で親切な説明、和むお話をいただき、肩の力を抜いて、行うことができました。大きな失敗もなく、無事に務めることができ、自分の自信にも繋がりました。
高校生議員が考えた意見は、どれも富士宮市をより良くしようと感じられるもので、今まで考えたこともない意見も多々あり、「確かにこうなったらいいな」と思うものもありました。また、この貴重な体験を通して、富士宮市の行政に興味を持つきっかけにもなり、富士宮市民であることを改めて強く認識しました。

議事録と録画映像

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企画部 情報発信課 広聴広報係

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