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市長定例記者会見(平成25年6月)

2014年01月29日掲載

市長定例記者会見(平成25年6月)について掲載しています。


日時 平成25年6月6日 午前10時~
場所 第2委員会室

1 市議会6月定例会議案について

本日、市議会6月定例会の議案を議会に送付いたしました。
今回の議案送付件数は、15件です。
内訳は、報告1件、条例6件、補正予算1件、人事案件5件、一般議案2件です。

今回の議案の主なものを説明します。
議第50号の補正予算は、東日本大震災の被災地の復興支援として、岩手県山田町及び大槌町と連携した「食のまちづくり」 を推進するための緊急雇用創出事業の追加など、緊急性の高い事業を主体に編成しました。
歳出については、緊急雇用創出事業を活用した食のまちづくり連携事業委託料3,330万円の追加、生活保護基準の見直しに伴う生活保護システム改修委託料94万5,000円の追加、 宮バスの情報案内システム(宮(みや)BAN(バン))機器設置に係る経費75万5,000円の追加です。
なお、補正財源については、緊急雇用創出事業臨時特例対策事業費補助金をはじめとする特定財源(国・県補助金と助成金)で全額措置しました。

2 ホテル誘致に係る補助制度の創設について

富士宮市では、総合計画、観光基本計画、中心市街地まちづくり計画においてホテル誘致を位置付けておりますが、これまで具体的な誘致策がないのが現状でありました。
富士山が世界文化遺産に登録されれば、国内外から多くの観光客が富士宮市に訪れることになります。
登録決定を間近に控えた今こそ、ホテル誘致を具現化する必要があると判断し、富士宮市独自の補助制度を創設しましたので、本日ご報告いたします。
補助の対象となるホテルの条件は、国内外からの観光客に対応できること、また、市内の既存の宿泊施設との棲み分けを図ることなどを考慮し、一定のグレードの高さを求めたいと考え、市内全域を対象として、

  • 国際観光ホテル整備法の登録を受けたホテルであること。
  • 客室総数は、120室以上備えること。
  • 客室総数の1/2以上が、シングルで18平方メートル以上、ツイン等のその他の客室で26平方メートル以上の客室面積を満たすこと。
  • 宿泊者以外も利用できるレストラン、ある程度の面積を備えた会議や宴会のできる部屋を設置すること。

等を条件として考えています。
なお、富士山の世界文化遺産登録により、どのくらいの観光客が増えるのかはわかりませんが、誘致するホテルの数は3施設ぐらいを想定しております。
次に、補助金の種類でありますが、これは、建物と償却資産の固定資産税相当額と、建物の都市計画税を、納めていただいた翌年度にその相当額を補助金として7年間、交付することとしました。
次に、この補助制度の期間でありますが、今のこの時期をとらえ誘致を進めたいと考えていることから、平成25年9月1日からスタートし5年間といたします。
詳細は今後検討してまいります。

質疑応答の要旨

記者
ホテル誘致の補助金関連で、富士宮市に来る観光客数及び宿泊客数について。

観光課長
富士宮市には約30施設くらいの宿泊できる施設があり、その1日(1泊)のキャパシティは1,700人くらいである。平成24年度の実績としては17万604人であった。

記者
今回の補助金は、宿泊施設がたりないからか、また滞在型の観光を目指すという狙いも含んでいるのか?

観光課長
現状宿泊施設がたりない。外国人への対応もできておらず、また企業などからの要望もあり、グレードの高いホテルを誘致したい。ビジネスホテルとは一線を画したホテルで大きな会議等の開催が可能となるホテルの進出に対し補助金を交付する。

記者
大規模なホテル誘致になるが、富士山の環境との調和について。市内全域と言っているが朝霧高原への建設などについてはどうか?

観光課長
市内全域とは都市計画法に基づいた建設可能範囲での市内全域という意味である。

記者
ホテル補助金について市が想定しているホテルで概ねどれくらいの金額になるのか?

市長
一例として、施設が完成後、固定資産を納めていただきそこから返還していく。30億円規模の投資のホテルにおいて7年間で2億円、年間3千万円程度となる。

観光課長
想定として、投資総額30億円 建物22億5千万円 償却資産5億円 これを資産として固定資産税を算出した場合、年額3千万円となりこれを7年間続けることで概ね2億円となる。都市計画税を含む。建物の償却資産なので土地は含まない。

記者
宿泊施設が少なく、観光客の市内滞在が短いなどの観光課題についてどう考えるか?

市長
補助対象とはできないが、小規模なホテルも来てもらいたい。世界遺産登録されることに伴い、グレードの高いホテルが立地することにより、さらに富士宮の知名度が上がるのではないかと考えている。観光客増加に伴い、 市街地周辺に世界遺産センター誘致や歴史館等の建設などを進めるとともに、バルのような企画を活用し市街地の賑わい、活性化を図りたいと思っている。

3 イオンリテール(株)からの寄附の受納について

このたび、イオンリテール株式会社様から、ご当地電子マネー「富士宮やきそばWAON(わおん)」の2012年度分利用金額の0.1%にあたる790,509円を寄附いただきます。
「富士宮やきそばWAON(わおん)」は、2010年12月に、イオンモール富士宮の増床オープンを機に富士宮市の代表的な“食”のひとつである“やきそば”をイメージした「WAON(わおん)カード」を発行し、フードバレー構想推進を応援いただいているものです。

4 祈・富士山世界文化遺産登録「富士山関連商標権取得・管理セミナー」開催

富士宮市では、中小企業等に対し、知的財産取得支援や弁理士相談等を行い、また、小中学校及び高等学校に対しては知的財産教育を行うことで、包括的な知的財産支援事業を実施しているところです。
このたび、富士宮市の知財戦略の一環として、富士山の世界文化遺産登録を控え、富士山にちなんだ商品開発など、市内企業等からのニーズが予想される、富士山に関連した商標権の取得及び管理について、セミナーを開催いたします。
セミナーは、知的財産の専門家である弁理士による商標権の概要、権利取得の方法から商標権の管理方法までを解説します。
市内の中小企業等においては、商標権の適切な活用により、商品やサービスの質の向上を高めるとともに、オリジナルブランドの確立、オンリーワンを目指していただきたいと思います。
講師は、富士宮市が平成19年に富士宮商工会議所とともに日本弁理士会と締結した協力協定に基づき、日本弁理士会に派遣要請したもので、静岡市の日本弁理士会東海支部静岡県委員会副委員長の東山喬彦(ひがしやま たかひこ)弁理士です。

5 風しんの予防接種公費助成事業について

平成24年度より首都圏や近畿地方を中心に風しんが流行し、全国に拡大しています。
患者の9割が成人であり、20歳代から40歳代の男性、20歳代の女性の割合が高くなっています。
特に、妊娠早期に風しんに感染すると、胎児に感染し、出生児に「先天性風しん症候群(先天性心(しん)疾患(しっかん)、難聴、白内障)」が引き起こされる恐れがありますので感染しないよう十分な注意が必要です。
富士宮市では風しんの流行に伴い、先天性風しん症候群の発症を防ぐことを目的に、これから妊娠を予定または希望している女性、妊娠している女性の夫への風しん予防接種の公費助成を開始します。

6 発表案件以外の質疑応答の要旨

【富士山入山料・入山規制関係】

記者
富士山世界文化遺産登録における富士山入山料について、静岡、山梨両県で本格実施についての協議の中で、静岡は試験的に実施するなど山梨側と意見が分かれているところであるが、こうした状況について地元市長として入山料には賛成であると発言されているが、たとえば今年の夏から実施の意向があるかどうか、また金額については500円から、一説には1万円から2万円というような金額も出ているが、答えられる範囲で市長は大体いくらぐらいが適当な金額と考えているのか?

市長
基本的な考えとして静岡、山梨の両県が同一歩調でやっていくのが望ましい。よく両県で協議をしていただき、来年から進めていただければいいと思う。
今年の実施について、今までの経緯からもスタートするのは無理ではないかと思う。個人の気持ちの上では早く実施していただきたいと思っている。
また入山料の額については、なかなか難しいと思うが、ワンコイン(500円)くらいがいいのか、あるいはもっと安い方がいいのか、いずれにせよあまり高額は求めない方がいいのではないかと思う。

記者
両県の歩調を揃えることがいいという話は、本格導入の話なのか、静岡側は試験導入を示していると思われるが市の考えは本格導入、試験導入のどちらにあるのか。また入山料金設定として、実際に登山者を抑制するには7,000円位という高額な試算もあるようであるが、市長は富士登山にお金を課すことについてどのような効果を求めているのか?
また7,000円というような試算が出ている中で、市長の500円という考えについて。

市長
いずれにしても今年からの実施は無理であろうという考えを持っている。来年に向けこれから1年間山梨、静岡の両県でじっくり協議をしていただけば道は開けるのではないかと思っている。そういう意味では来年から本格導入していただけないかということを考えている。
また、何千円もという金額については、子どもたちも登山することがあるし、登山者に対しあまり負担をかけてはいけないと思う。富士山に対する感謝の気持ちの表れとして、ワンコイン500円程度がいいのではないかと思っている。
また、ただ単に富士山のゴミ、自然環境保全等々の対策など登山者だけに負担を求めるのではなく、国であったり、近隣の自治体などにおいても負担をすべきであり、登山者の入山料に頼るということではない方が良いと思っている。

記者
今年静岡が入山料の試験導入することについての市長の立場について。また、入山料を徴収するということは、大きい意味で言えばいわゆる入山者を抑制するという抑制効果への期待があるという考えだと思うが、入山料について、市等がある程度の負担をしても低く抑えたいとすることは、入山者の数を抑えることについて入山料以外何か考えているのか?

市長
静岡が試験的にやるかどうかということについては地元の富士宮市には連絡、相談がまだきていないため、もし進めていくということなら地元の声も聞いていただかなければならないのでこれらの件については県と情報交換をしていきたい。
また、入山料を徴収することには入山者を規制するという意味もあるが、富士山に感謝しながら富士山を守っていくという意味からも納付いただいた入山料でまかないきれるものではないが、環境保護や安全対策に使用するべきだと考えている。
ヨーロッパなどの世界遺産においても入場規制などを実施しているところもあるように、富士山も現状すでに飽和状態といえ、世界文化遺産登録決定となればさらに増加することが考えられるため、一定のルールを作り今以上に増加させない方がいいのではないかと思っている。
山小屋の業者も、これ以上登山者が増加しても宿泊させることができず、この状態で天候の悪化などによる登山者の安全面を危惧している。

観光課長
入山料の試験導入については、静岡、山梨両県において若干の温度差があるようだが、静岡県においては、今夏試験的に実施したいと主張している。ただし、具体的な方向性、実施方法については5月末に作業部会が開催されているので、その結果等については富士宮口、御殿場口、須走口には連絡がくると思われる。現時点では、どこでどのような方法で入山料を徴収するかなど事務的な連絡は入っていない。
また、入山料の趣旨としては、大きく2つある。
1点は環境保全のための財源確保であり、もう1点は入山者を規制したい、この2つが挙げられる。富士宮市としては、当初から登山道や自然保護などに財源を活用したいということから、概ねワンコインで市長、市、観光協会、登山組合で話を進めてきている。
昨日報道されたニュースは、主に入山者を規制するために、500円や1,000円ではそれほど入山者が減らない。富士山が世界文化遺産登録されるとおよそ3割くらい入山者が増えるであろうと言われている。現在概ね8万人程度が富士宮口から登山するので、登録決定後は2万4千人が増加すると想定するとその人数を例年並みの8万人程度に戻すためには7,000円くらいにしないと規制ができないのではないだろうか。 もっと言えば2万円くらいにすれば半分くらいに減るのではないかという一つの考えを示してきたと捉えている。したがって、富士宮市としてはバランスの問題もあるが、富士山の自然保護等に財源を使いたいということに成り立つとワンコイン500円くらいが試験的には妥当でないかと考えている。

記者
抑制というのは、すでに飽和状態であり、過日両県において弾丸登山の自粛を申し入れるというような動きがあるようだが、環境保全に係る部分で、今年34万から35万人くらいに増えるというような数字も示されている中で、入山者数をどのように抑制していくべきであるか、またお金だけでない抑制策についてはどのように考えているのか?

市長
非常に難しい問題であるが、まず何人登山しているかを把握しなければならない。その把握の仕方をどのようにするかも考えなければならない。いずれにしても、これ以上の人数は登らない方がよいということならばそこでシャットアウトする、いわゆる登らせないような方法をとらなければならないと思う。
ヨーロッパのお城などの世界遺産では、チケット制を導入し、入場制限をかけており、チケット終了とともに入城させないという形をとっているが、富士山の場合は非常に難しく同様には扱えない。どこでどのような関所を設けるかをじっくり考えなければならない。

記者
入山者数削減の制度とは入山料の設定とは別に、一定数を超えたら入山させないというような制度を設けた方がよいというアイデアなのか?

市長
入山料の金額設定の如何にかかわらず、入山を希望する人は是が非でも入山をしたいと思われるが、いずれにしても飽和状態となってしまっては入山させるわけにはいかないと思う。
狭い登山道は、登山だけでなく下山もあり、また落石等の危険も考えられるため、ある程度の入山者数を設定し制限を設ける必要がある。富士宮側からの登山においては、水ケ塚のシャトルバス基地ではなく、海抜の低い粟倉の桜の園周辺からそれより上への車の進入を制限するとともに、大駐車場及びシャトルバスの基地を整備することを考えている。今すぐの整備は難しいかもしれないが、なるべく早い時点で整備していく必要があると考えており県にも伝えてある。現時点では具体的な動きはない。

記者
粟倉の桜の園に駐車場が整備された場合、満車となり駐車できない人については入山をお断りする、これにより実質的な入山規制を受けるということをイメージしているのか?

市長
そのように考えている。入山できなかった人は市内に宿泊をしてもらい、地元の食や観光を楽しんでいただくようにしてもらいたい。

世界遺産推進室長
富士宮市には構成資産が数多くあるため、富士登山ができなかった人をいかに構成資産に誘導するか、富士山と構成資産のかかわりに関する情報管理が大事であり、富士登山ができなかった人が構成資産を周ることにより富士山の価値を知り翌年登山をする、また今年登山した人は来年構成資産めぐりをするといったようなサイクルを確立することにより入山規制にもつながるのではないかと考えている。

市長
こうしたことからも、世界遺産センターの誘致は富士宮市としてなんとしても実現したいと考えている。
富士宮は構成資産も多くあるので、観光客がいきなり富士山に登ってしまうのではなく、構成資産や市内も観光してもらえるようなことも考え、世界遺産センターをできるだけ街中に建設していただけるよう要望をしているところである。

【マイカー規制・駐車場整備関係】

記者
富士山ネットワーク会議の席上で、5合目までいける期間はすべてマイカー規制をするべきではないかとの発言があったが、それはそのように実施するつもりなのか?
 
市長
現在夏山シーズンに登山者を対象にシャトルをやっているが、他の季節の富士山も入山者は多く、道路への駐車が5㎞もつながることもあり危険であるとともに排気ガスなどの問題があるため、マイカー規制は、冬の手前までは何らかの方法を考えなければならないと思っている。

記者
5合目の駐車場について、現在1,400台くらい不足しているということだが、観光客が増えた場合の現状と課題は?

市長
市が考えている駐車場は13haほどある粟倉桜の園周辺である。現在は立木があるが、道の駅などの建設やシャトルの基地及び大駐車場ができないかと考えている。
富士宮からの登山者は、西臼塚から水ケ塚を経由して登山しなければならない。これは排気ガス等の問題や渋滞の問題も懸念される。現在具体的な協議の段階ではないが、今後、国・県と協議をし整備していければと思っている。

記者
世界遺産登録時の観光客の増加予測をどうたてているか?増加による地域へ影響、交通対策について。

観光課長
浅間大社周辺は概ね140万人くらいの観光客がある。これがどの程度の増加になるかは非常に難しい。駐車場に関しては、バスはせせらぎ広場を使用しているが、満車の場合は県ソフトボール場周辺の駐車場を利用している。乗用車については臨時駐車場で対応したい。
白糸の滝については年間50万人くらいの観光客がある。ここは観光協会が管理している駐車場及び周辺駐車場で対応したい。富士山本体については、昨年度30日間であったマイカー規制を本年度は50日間実施する。これでどの程度の効果が表れるかは実施してみないとわからない。水ケ塚は県が50台分くらい駐車場を整備すると聞いている。
浅間大社、白糸の滝、富士山本体については以上のような形で対応したい。

世界遺産推進室長
山宮、村山、人穴の本来観光地となっていなかった構成資産については現在地元と協議を行っている。
どのくらいの増加になるか見込みが立っていないので、当面は様子を見ながら既存の周辺施設を利用していきたい。

【世界文化遺産センター関係】

記者
世界遺産センターについて、5月31日に建設候補地を市が出していると思うがどこを想定しているのか?また、世界遺産行動計画はいつまとまるのか?

世界遺産推進室長
行動計画は出来上がっているので情報提供をする。

市長
世界遺産センターの建設候補地としては浅間大社周辺を考えている。了解は得ているが、民地も介在していることもあり、他市は発表しているようであるが、現段階では正式な発表は控えている。
 
世界遺産推進室長
報告できるものは報告していく。

記者
世界遺産センターについて具体的な誘致策は。また完成までは3年間くらいかかるが?

市長
浅間大社周辺の誘致候補地が8,000㎡、大駐車場が7,500㎡合計15,500㎡の土地の準備は進めているが民地が介在していることもあり公表は控えたい。県とも協議をしながら進めている。決定した場合完成までに3年はかかると思う。

お問い合わせ

企画部 秘書課 秘書係

〒418-8601 静岡県富士宮市弓沢町150番地(市役所3階)

電話番号: 0544-22-1112

ファックス番号: 0544-22-1206

メール:hisho@city.fujinomiya.lg.jp

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