市長の行動記録
2023年11月09日掲載
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2023年11月8日 技能功労者表彰式
表彰を受けられる皆様心よりお祝い申し上げます。 皆様方に置かれましては、長年にわたり厳しい修練を重ね、 その道の技術の向上に努めらてこられました。その技術力はまさに名人芸とも評価されるものであり、その域に達するまでの間には、言葉に表すことのできない程の並々ならぬ努力と厳しい日々を過ごされたことと思います。 また、後進の指導育成にも御尽力され、それぞれの道に多大なる御貢献をいただきました。その6名の皆様が、本日表彰の栄誉に輝かれました事に、市長として心から敬意と感謝を申し上げます。 さて、これまで皆様方が歩んでこられた日本は、戦後復興の高度経済成長からバブル経済の急激な成長と崩壊など、まさに激動の時代でありました。 更にこれからは 、少子化の影響により、社会を支える若者の労働力低下が、深刻な問題となってきます。 このような状況の中で、経済及び社会に活力を見いだし、発展させていくためには、皆様の貴重な知識・経験・技能を大いに活用することが不可欠であります。 どうか、今後とも健康には十分ご留意いただき、その道の指導者として、なお一層の御活躍と、ご多幸をご祈念いたしますとともに、富士宮市の発展に、お力添え下さいますようお願い申し上げます。
2023年11月3日 宮まいり
秋晴れの下「富士宮まつり」がこのように盛大に開催できますことを大変嬉しく感じております。
渡辺委員長をはじめ、各祭典長及び富士宮まつり青年協議会の皆様方におかれましては、富士宮が誇る伝統文化を次世代に継承しようとする強い信念の下、新型コロナウイルスによる活動制限を乗り越え、このよき日を迎えることができましたことに心より感謝申し上げます。
さて、本年は富士山が世界文化遺産に登録されてから10周年となる記念すべき年であります。
富士宮まつりは、富士山信仰の象徴で世界遺産富士山の構成資産である富士山本宮浅間大社の秋の例大祭の付け祭りとして位置付けられており、その歴史と伝統は富士宮市の文化の象徴であり、名実ともに富士宮を代表するまつりであります。
祭典実施20区の山車と屋台の華やかさ、そして、静岡県無形民俗文化財である富士宮囃子の音色は、実りの秋の収穫に感謝するものであるとともに、富士宮に秋の訪れを知らせる一大事業であります。
市といたしましては、富士宮まつりをはじめ、浅間大社や富士宮囃子などの伝統文化や文化財を保存し、継承するための施策を講じてまいりますので、皆様の御理解、御協力をお願い申し上げます。
結びに、これから3日間、事故のないよう注意されながら大いに富士宮まつりを盛り上げていただきますとともに、皆様の御健勝、御多幸をお祈り申し上げます。
2023年10月11日 地域安全運動出発式
大変お忙しい中、全国地域安全運動出発式にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
また、防犯団体の皆様、富士宮警察署の皆様におかれましては、私たち市民の安全安心を守るため、日頃より地域防犯に御尽力を賜っておりますことにこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
この運動期間中は、関係機関のより一層の連携強化の下、下校する子供の見守りを呼び掛けていただくなど、市民の安全安心のためにお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
市といたしましても、この運動期間中は、青パトを始めとした 各種防犯活動を積極的に行ってまいりたいと考えておりますので、皆様の御理解、御協力をお願い申し上げます。
結びに、皆様方の御活躍、御健勝を祈念いたしまして、簡単ではございますが、私の挨拶とさせていただきます。
2023年9月27日 世界にはばたく育成事業報告会
ニュージーランドでの10日間の生活はいかがでしたか。
不安や心配が多々あったのではないかと思いますが、ニュージーランドの学校やホームステイ先からは、皆さんの学ぶ姿勢がとても好評で、来年も富士宮市からの学生を受け入れたいという声をいただいています。また、先ほど、皆さんからニュージーランドでの生活について報告をいただきましたが、言葉が十分に通じず、文化や習慣が違う環境の中でも、皆さんが頑張った様子がひしひしと伝わってきました。これからの人生において、様々な困難が待ち受けているものと思いますが、そんなときはこの研修で得た学びや気持ちを思い出し、1つ1つ乗り越えていってください。
最後に、今回の事業参加に当たり、皆さんは御両親や学校の先生など、周りの人たちのたくさんの協力があったからこそ、この研修に参加することができたのだと思います。
特に、親元を離れ、海外で生活をしてみて、普段支えてくれている家族の有難みが分かったことと思います。それらの方々に対し感謝の気持ちを忘れずに、自分の夢に向かって羽ばたいていくことを願っています。
皆さん、これからも頑張ってください。
20230913音止めの滝展望台セレモニー
念願でございました新しい音止の滝展望場の完成お披露目式がこのように盛大にできますことを誠に嬉しく思います。この展望場建設に向けて検討を重ねてこられた渡邊定元委員長をはじめとする白糸ノ滝整備委員会の皆様、設計に当たられました株式会社千代田コンサルタント様、デザイン監修に当たられました日本大学 関文夫 教授 様、落合 正行助教 様、工事を担当された有限会社セイ工務店 様、そして隣接する だんの家様に深く感謝申し上げます。
これまでの展望場は音止の滝の豪快さを味わうことができる場所にありましたが、安全性に問題があったため、早期に他の良い場所に新設したいと考えておりました。
今回新たに整備した場所は、安全性の確保はもちろんのこと、音止の滝の本流や馬蹄形に湾曲した断崖の地層から湧き出る湧水を見ることができ、天気の良い日には虹が見え、遠方に富士山を望むことができる絶景の音止の滝の眺めとなりました
私は、この音止の滝とその上流をなす芝川の両岸について、富士宮市の北部地域における「清流の美」「空間の美」「庭園の美」を実現したいと考えております。富士山の湧水からなる清らかな芝川の流れと、一転して力強い音止の滝は、まさに「静と動」であります。
この素晴らしい対比を感じられるよう、本年度は、展望場整備のほか、公有地化した売店跡地の自然回復や、かつては滝の上に富士山が眺められた素晴らしい景観を復元するために富士山の眺望を阻害している森林の除去を考えておりますので、皆様におかれましては、さらに大きく変わる白糸ノ滝エリアに期待を寄せていただきたいと思います。結びに、北部地域の観光拠点である白糸ノ滝の魅力が高まり、多くの人々で賑わいますことと、御出席の皆様の御健勝、御多幸をお祈り申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。
2023年8月15日令和5年度富士宮市戦没者追悼式
令和五年度 富士宮市戦没者追悼式」を挙行するにあたり、富士宮市民を代表して謹んで追悼の詞(ことば)を申し上げます。 苛烈を極めた戦いの中、祖国の安泰を願い家族を案じ、いつか故郷(ふるさと)の土を踏みたいとの望郷の念を抱きながら、遠い異郷の地で帰らぬ人となられました英霊のご無念を思うとき、戦後七十八年という 長い年月を経た今も深い悲しみが胸に迫ってまいります。 また、ご遺族の皆様におかれましては、最愛の肉親を失い、癒されることのない深い悲しみに耐えつつ、我が国の発展に貢献されてこられましたそのご苦労は、並大抵のことではなく、皆様のこれまでの血のにじむ様なご努力に対して、ここに深甚なる敬意を表します。 世界に目を向けますと、今もなお、民族間の争いや領土をめぐる紛争が後を絶ちません。 連日報道されるロシアによるウクライナ侵攻では、多くの罪なき命が失われ、その惨状には胸が締め付けられる思いであり、一刻も早く平和が訪れることを願わずにはいられません。 また、戦闘が長期化する現在の情勢は、核兵器の使用が懸念される大変憂慮すべき状況にあります。 核兵器廃絶平和都市宣言をしている富士宮市といたしましては、市内各所に核兵器の廃絶と世界の恒久平和を訴える標柱を設置しており、昨年度は子どもたちが利用する児童館に増設いたしました。 戦後の我が国が一度たりとも戦火を交えなかったことは、英霊の尊い犠牲を無にしてはならないという国民の願いと、ご遺族の方々が平和を希求し守り続けてきたご尽力の賜です。 戦争の悲劇を知らずに育った世代が大半を占める今、私たちはあの痛ましい惨禍を繰り返さず平和と繁栄を守り継承していくことが、私たちに課せられた使命であることを痛切に感じています。 八月下旬には市内中学生の広島派遣を予定しております。戦争の悲惨さ、原爆の恐ろしさを学んできてほしいと願っています。 このような機会を通して、未来を担う子ども達が平和の大切さについて考えるきっかけとなれば幸いです。 戦争は、どんなことがあってもやってはならないことです。戦争は、人間の命を軽んじ、憎くもない人の命を奪います。英霊は、いつの時代になっても、多くの人を悲しませる戦争は絶対にやってはならないと訴えています。 この式典に臨み、市長として、戦争により尊い命を失われた多くの方々への思いを新たにし、誰もが安心して暮らすことができる、戦争の無い、平和で安全安心なまち富士宮市の実現に向け、全身全霊で邁進することをお誓い申し上げます。 結びに、御霊(みたま)の安らかならんことをお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様をはじめご参列の皆様のご健勝とご多幸を、切に祈念いたしまして、追悼の詞(ことば)といたします。
2023年8月5日富士山御神火まつり
大変暑い中、富士山御神火まつりに多くの皆様の御参加をいただきまして、誠にありがとうございます。 今年で44回目を迎えた富士山御神火まつりは、待ちにまった4年ぶりの通常開催となります。 このように盛大に開催できましたことは、ひとえに富士山御神火まつり実行委員会をはじめ、神輿部会、 踊り部会、太鼓団体の皆様のお力添えによるものであり、皆様方の日頃からの熱心な活動に心から敬意と感謝を 申し上げます。さて、先ほど富士山頂で採火された「御神火」が御神火台に灯りました。 この「御神火」と市内を練り歩き、皆さんのパワーで御神火まつりを盛り上げていただくとともに、富士山世界 遺産登録10周年の節目の年を迎えた富士宮市に活気を取り戻してまいりましょう。
2023年7月10日お山開き(ヒメの里交流都市松崎町来宮)
富士根北小学校、中学校の皆さん、大変すばらしいおもてなしをありがとうございました。 中学生の皆さんの英語でのウェルカム スピーチは、とてもすばらしく感心いたしました。 小学生の皆さんの合唱も素敵なハーモニーを奏でておりとても感激いたしました。 また、心のこもったプレゼントに、キャサリン様、ライアン様ともに喜んでいただけたと思います。 小学生、中学生の皆さんにおかれましては、本日の貴重な体験を今後の学校生活に活かしていただくとともに、 さらなる国際交流の推進につながるきっかけとなれば幸いです。 なお、松崎町から深澤準弥町長様、関唯彦商工会会長様、佐藤かおり観光協会事務局長様にお越しいただきました。 松崎町と富士宮市は昨年度、友好交流都市として、富士山が持つ様々な御縁により「ヒメの里交流都市」として結ばれ、この度、両市町の更なる友好を図るため、お山開きへ御招待させていただきました。今後ともよろしくお願い申し上げます。 皆様、大変暑い中、誠にありがとうございました。
2023年6月30日 ゼロカーボンシティPR車両出発式
富士急静岡バス株式会社様、富士宮清掃株式会社様 及び有限会社芝川清掃様におかれましては、今回のゼロカーボンシティPR事業に御協力いただきましたことお礼申し上げます。
さて、富士宮市は、令和三年一月にゼロカーボンシティを宣言し、2050年の脱炭素社会の実現に向けて取り組むため、「富士宮市ゼロカーボン推進戦略」を策定いたしました。
本戦略の取組の一つであります、プラスチック資源循環を推進するため、令和六年四月一日から、これまで、一般家庭から可燃ごみとして排出されていたプラスチック類を新たに資源として分別・収集し、再商品化処理を実施します。
これにより、可燃ごみが減少し、燃焼されるごみが減少することで、市域内の温室効果ガスの排出量の削減が大いに期待できるものと考えております。
引き続き市では、市民や事業者とともにゼロカーボンシティの実現に向けた機運の醸成を図るべく、様々な取組を推進してまいりますので、皆様の御理解、御協力をお願い申し上げます。
2023年6月18日 世界遺産登録10周年記念祭
富士山が「信仰の対象と芸術の源泉」として世界文化遺産に 登録されてから、早いもので10周年を迎えることとなりました。 晴れて盛大に富士山世界文化遺産登録10周年を 皆さんとお祝いできますことを大変嬉しく思う次第です。さて、世界文化遺産登録を契機に掲げました 「世界遺産にふさわしいまちづくり」ですが、この10年間で大きな成果を残すことができました。 今や富士宮市を代表するランドマークとなった 静岡県富士山世界遺産センターの誘致、 神田川観光駐車場の整備、神田川ふれあい広場の再整備 などを中心に着々とまちづくりへの想いを形にしてきた10年でした。 私は考えます。もしこの富士宮市が世界遺産富士山のまちで なかったら、もし富士宮市に静岡県富士山世界遺産センターが 建てられていなかったら富士宮市はどうなっていただろうと思うと 誠に心寂しく思います。 今年度は、「清流の美」「空間の美」「庭園の美」をコンセプトに 神田川沿い、宮町交番跡地への歩道整備も予定しております。 またこれに先駆け、神田川沿いの古木を伐採し、 清流と富士山の素晴らしい景観を創り出したところであります。 しかし、私を含め富士宮市に住む皆様が愛するこのまちを より素晴らしいまちにしていくには、まだ志半ばです。 これから先10年、20年とその歩みを止めず、 後世に継承していくことが重要です。何事も一朝一夕にはいきません。 富士宮市に住む皆様の想いを後世に引き継いでいくことを願うとともに、私自身もこれからのまちづくりの舵取りに尽力していく所存でございます。
2023年6月1日 市政功労者表彰式
受賞者の皆様、また同伴された御家族の方々、誠におめでとうございます。 また、御来賓の皆様におかれましても、御多忙の中、御臨席を賜りまして、誠にありがとうございます。 本市における最高の栄誉と位置付けられる市政功労者表彰は、昭和三十五年 から始まり、六十年余の長い歴史を重ねてまいりました。 この栄誉ある賞を受賞される皆様には、多年にわたり、自治功労、 教育文化功労、産業功労、社会福祉功労、保健衛生功労、運輸交通功労と、分野は異なりますが、それぞれの道に情熱を捧げながら、信念をもって御活躍され、「昭和」、「平成」、「令和」に至るまで、長きにわたって、市政の発展に多大なる貢献を頂きました。 皆様のこれまでの御努力と献身的な活動に対し、ここに謹んで敬意を 表するとともに、心からお祝い申し上げます。 また、これまで受賞者の皆様を支えてこられました皆様方の御尽力に、心より敬意と感謝を申し上げます。 富士宮市は、昭和十七年に大宮町と富丘村が合併し市制施行以来、富士根村、北山村、上野村、上井出村、白糸村、芝川町との合併を経て、県東部の中核都市へと発展し、昨年六月には、市制施行八十周年という記念すべき年を迎えました。私は市長として、先人たちが築かれた歴史と文化に彩られたこの富士宮市を未来につなげていくことが私に課せられた使命であると考え、第五次富士宮市総合計画において将来都市像に掲げた「富士山の恵みを活かした 元気に輝く国際文化都市」の実現に向けて、全身全霊で取り組んでおります。 さて、本年は、常に富士宮市を見守り、恵みを与えてくれる富士山が平成二十五年六月に世界文化遺産に登録されてから十周年という記念すべき年を迎えます。 この富士山の麓に住む私たちには、世界の宝である富士山を、私たちの子、孫、その先の世代へと確実に継承していく責務があります。富士宮市としましては、「世界遺産富士山」の普遍的な価値を守るだけでなく、それを生かした「世界遺産にふさわしい品格のあるまちづくり」を進めてまいります。 受賞された皆様が、これまでの御労苦の中で磨いてこられた英知と勇気、そして不屈の精神もまた、富士宮市の宝であります。 皆様の豊富な経験と見識を生かし、これからも様々な分野で「ふるさと富士宮市」の発展のため、さらなる御支援、御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2023年6月1日 副市長就任式
富士宮市第8代副市長に就任された篠原晃信副市長及び第9代副市長に就任された渡邉恭一副市長に辞令書を交付させていただきました。 両副市長におかれましては、これから4年間、市政発展のため、住民福祉の向上のためにお力添えを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2023年5月15日 白糸公園遊具完成式典
平成二十三年四月に私が市長に就任してからの政策として、 より良い子育て環境の充実を図るため、一貫して力を注いできた施策が公園整備でございます。 私の市長就任当初、富士宮市には、魅力的な公園や快適に憩い、 集(つど)える公園が少ない、との声が多く寄せられておりました。 そのため市内の公園が、子育て世代を始めとする、誰もが安全安心に、身近で楽しく過ごせる場所となるよう、主要な公園の遊具や、トイレ等の整備を推進してまいりました。 なかでも、ここ白尾山公園は、世界遺産富士山と富士宮のまちを一望できる大変素晴らしい眺望を有するとともに、幅広い世代の方が楽しめる公園として、市内でも有数の来園者数を誇る人気の公園であることから平成二十六年度の大型複合遊具の整備を皮切りに、トイレや園路のバリアフリー化整備など、快適性や魅力の向上に取り組んできた次第であります。 そのような中、今回、さらなる公園の魅力向上を図るべく、子ども達のチャレンジ精神を搔き立てる、盛りだくさんのすべり台が入れ込まれた複合遊具を整備いたしました。 このような立派な遊具が完成し、子ども達が元気いっぱい、楽しく 遊べる遊具をまた一つ供用できる運びとなりましたことは、誠に喜ばしい限りであります。 市といたしましては、引き続き、魅力あふれる公園づくりに取り組んでまいります
2023年5月5日 流鏑馬祭り
本祭事は、1193年に源頼朝が富士の裾野で巻狩を行った際、 ここ富士山本宮浅間大社を参拝し、武運長久と国の安泰を祈願して、日本の伝統的武芸である流鏑馬を奉納したことに始まったとされる、非常に由緒ある神事であります。 この流鏑馬祭りは、富士宮市の観光行事の中でも、市内外から多くの観光客が訪れるお祭りであり、多くの市民が開催を 待ちわびている春の一大行事であります。 ここ数年、新型コロナウイルス感染症の影響により練行などは中止を余儀なくされておりましたが、今年は全て通常通りに行われます。鎌倉時代そのままに、武者などに扮した一団が 市内一円を練り歩き、大いにお祭りを盛り上げていただける ことを期待しております。 さて、ここ富士山本宮浅間大社は、現在放送中のNHK大河 ドラマ「どうする家康」において、徳川家康公ゆかりの地として注目を集めております。 浅間大社の社殿は、徳川家康公が関ケ原の戦い後、戦勝祈願の礼として再興したものであります。高さ13mを誇る国指定重要文化財の本殿は、当時では画期的な造りで、とても目立つ存在であったことから、家康公は富士山を強く意識し、富士山を祭る浅間大社を大切にしてくれたのではないかと考えられます。 また、本年度は、「信仰の対象と芸術の源泉」である富士山が世界文化遺産に登録されてから、記念すべき10周年を迎えます。 市では、富士山の顕著で普遍的価値を保護・保全していくため、将来世代へ確実に富士山の持つ哲学を伝える継承活動を 行うとともに、浅間大社の隣を流れる清流神田川沿いを「清流 の美」「空間の美」「庭園の美」をキーワードに品格のあるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。 浅間大社は、家康公をはじめ、多くの武将に崇敬され、富士山が世界文化遺産に認められた価値を感じることができるところであります。 市では、その浅間大社が築き上げてきた伝統を重んじながら、 富士宮の歴史、文化を次世代に継承し、さらなる地域振興につなげてまいりますので、皆様方の変わらぬお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
20230年4月27日 市長就任式
第23代市長として4期目の市政運営の舵取りを務めさせていただくことになりましたが、改めてその責任の重さを感じ、身の引き締まる思いであります。 職員の皆さんにおかれましては、13万市民の住民福祉の向上と市政発展のために、共に頑張っていきましょう。 さて、これからの4年間は、新型コロナウイルス感染症からの不安解消はもちろんのこと、この少子化の時代にあって、安心して子どもを生み育てられるまちづくりの推進など、やるべきことはたくさんあります。 また、本年は、「信仰の対象と芸術の源泉」として富士山が世界文化遺産に登録されてから記念すべき10周年を迎えます。 私たちは世界遺産富士山のあるまちに生かされており、富士の美しさ、気高さに負けない、世界遺産のあるまちに相応しい、ふるさとづくりをしていくことがその土地に生かされているものの責務であり、使命であると思っております。 市といたしましては、富士山の顕著で普遍的価値を保護・保全していくため、将来世代へ確実に富士山の持つ哲学を伝える継承活動を行うとともに、清流神田川沿いを「清流の美」「空間の美」「庭園の美」をキーワードに品格のあるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。 さらに、全国的にも課題となっている人口減少、少子高齢化対策も待ったなしの状況です。 令和4年の富士宮市の年間出生数は、700人を下回る危機的状況であり、このままでは、経済成長が見込めない上、社会保障制度の維持も難しくなってしまいます。 このため、市では、安心して子どもを生み育てられる環境づくりを最優先で進めるべく、令和6年度から市独自で子ども医療費の無償化を実施するほか、第2子以降の保育料無償化、給食費無償化については、国に働きかけを行ってまいります。 このほか、観光クーポン事業への補助や、イベント・お祭りなどを積極的に実施することにより、コロナで沈んだまちに活気を取り戻していきたいと考えております。 しかし、理想のまちづくりは、簡単に結果を出せるものではありません。 足元を見据えて、一歩ずつ丁寧に、粘り強く、真心を尽くして、取り組んでまいりますので、職員の皆さんにおかれましては、私との結束をより一層高め、様々な諸課題に対し、英知を結集させ、積極的に行動することで解決策を導きたいと考えております。 結びに、富士宮市が輝かしい未来に向かってさらなる発展を遂げるため、私の政治人生の集大成として、これからの市政運営に全身全霊を注いでまいりますので、引き続き、職員の皆さんの御協力をお願い申し上げまして、私の就任の挨拶といたします。 皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。
2023年4月8日 狩宿さくらまつり
この地域に欠かせない狩宿の下馬桜は、樹齢800年を超え、源頼朝公が富士の巻狩りを行った際に、馬を繋いだとされる桜の木です。
日本五大桜の一つとして数えられる狩宿の下馬桜は、大正十一年に国の天然記念物に指定され、昭和27年には日本五大桜の中で唯一、特別天然記念物に格上げされた一本桜です。本まつりでは、富士山を背景に、この下馬桜と会場を黄色く彩る菜の花を見ることができ、春の訪れを存分に感じることができます
2023年4月1日 ふじざくら球技場人工芝完成式典
山宮ふじざくら球技場の人工芝整備については、長年にわたり、富士宮サッカー協会をはじめとするスポーツ関係者及び多くの市民からの要望をいただいたことや富士宮市スポーツ施設ストック適正化計画にも必要性を示されており、実現に向けて努力を重ねてまいりました。
そのなかで昨年8月から工事をはじめ、グラウンドの人工芝整備、ランニング走路の未整備部分の設置及び短距離レーンの新設などを進め、このたびようやく市民の皆様にスポーツを親しんでいただく環境が整い、皆様にご披露できますことを大変うれしく思っております。
2023年3月27日 大中里公園遊具完成式典
大中里公園は、地域住民の方々からの要望もあり、 今年度、複合遊具整備とトイレ改築を実施いたしました。この複合遊具で、西保育園の園児や近隣の子供たちが元気いっぱい、楽しく遊んでくれると思うと嬉しい限りであります。 市では、今後も、より良い子育て環境の充実に向け、魅力 あふれる公園づくりに取り組んでまいりますので、皆様の御理解、御協力を賜りますよう、お願い申し上げますとともに、大中里公園が多くの地域住民に愛される公園となりますことを願っております。
2023年3月20日 下川原下高原線完成式典
かねてより、この道路は幅が狭く、車両のすれ違いが大変な上、大型車両も通行するなど、歩行者にとっても非常に怖く危険な状況が続いておりました。 また、一番の課題であった古く狭い橋梁も、工事関係者の知恵と技術により幅が広く地震に強い南坂橋として新たに完成しました。 この2級市道下川原下高原線の完成が、地域住民の安全の確保と利便性の向上につながり、地元高原区及び山本区がますます発展されますことを期待申し上げます。 今後も、市では、幅広い世代が安全で快適な生活を送れる地域づくりと、誰もが住み続けられる質の高いまちづくりの実現のため、皆様の生活に密接する道路整備を進めてまいりますので、皆様の御理解、御協力をお願い申し上げます。
2023年3月19日 上野バイパス開通式
上野バイパス建設促進期成同盟会会長の清功様をはじめとする関係者の皆様や地権者の皆様におかれましては、本日の完成までに当たり多大なる御理解、御協力をいただきましたことに、深甚なる敬意と感謝を申し上げる次第であります。 かねてより県道白糸富士宮線は、幅員が狭く車両のすれ違いが大変であり、かつ、歩道がないため通学する児童、生徒の安全確保が大きな課題となっておりました。 この度の完成により、安全で円滑な交通の確保はもとより、西富士宮駅周辺の市街地と上野地域の国道469号を結ぶ幹線道路として、地域住民の利便性の向上が期待されます。 今後も、市では、幅広い世代が安全で快適な生活を送れる地域づくりと、誰もが住み続けられる質の高いまちづくりの実現のため、皆様の生活に寄り添った道路整備を進めてまいりますので、御理解、御協力をよろしくお願い申し上げます。
2023年2月12日 富士宮駅伝
選手の皆様、大変お疲れ様でした。優勝されましたチームの皆様、入賞された皆様、おめでとうございます。 本年も多くのチームに御参加いただき盛大に大会が開催され、無事に終了できました。 これもひとえに、大会実行委員会をはじめ、富士宮警察署、交通指導員、地区交通安全協会、富士宮信用金庫の皆様、地域の方々や、ボランティアなど多くの関係者の皆様によります御尽力と御協力の賜物と存じます。誠にありがとうございました。 また、本大会に多大な御協賛をいただきました数多くの市内の企業・事業所の方々におかれましても、心よりお礼申し上げます。 来年も、この伝統ある富士宮駅伝が、多くの皆様に御参加いただけるよう鋭意努力してまいりますので、皆様方の変わらぬ御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。
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