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ふるさと文化財の森 朝霧高原の茅(かや)

2015年10月01日掲載

 朝霧高原は、雄大な富士山の景観を楽しませてくれるとともに、地域資源として良質な「茅(かや)」を育んでいます。このような中で、根原区財産区の所有地は平成24年3月に文化庁「ふるさと文化財の森 朝霧高原茅場」としての設定を受けました。  地域資源としての「茅」を守るとともに、日本古来の茅文化を地域一体となり伝承していけるよう活動を続けています。


ススキ風景と富士山

朝霧高原の茅とは?

 朝霧高原の茅は、富士山の西麓、山梨県との県境となる根原区を中心に広がる草原地にあり、主に「ススキ茅」です。
 草丈は1.5mから2.0m程度、茎は細くしなやかで、茅葺き屋根の材料として注目されています。

「ふるさと文化財の森」の指定

 国宝や重要文化財などの文化財建造物を修理し、後世に伝えていくためには、木材や檜皮、茅、漆などの資材の確保と、これらの資材に関する技術者を育成することが必要です。
 このため、文化庁では、文化財建造物の保存に必要な資材の供給林及び研修林となる「ふるさと文化財の森」の設定し、朝霧高原の茅場は平成24年3月に設定されました。
 現在、茅を安定供給する体制づくりやブランド化、地域資源としての茅文化の活用など普及活動を行っています。

茅場指定「茅の森」サイン (道の駅 朝霧高原に設置)

茅場の一年 ~季節の変化を楽しめるストーリー~

 朝霧高原では、例年12月に入って茅刈りが解禁となり、翌年4月初旬の火入れ直前まで行われます。
 朝霧高原茅場では、一年を通じて、季節ごと様々な顔を見せてくれます。

★ 春の火入れ

 4月初旬、冬の茅刈りが終わって高原にフキノトウなどが顔を出しはじめる頃、草原に火が入れられます。朝霧高原の火入れは、古茅を焼き払い、均質で良質な茅を手に入れるために行われています。
 火入れ後は、地表面に光があたり地温が上がることで多様な植物が芽を出します。春の七草をはじめとする多様な植物相が出現し、動物相も多様になり、生物多様性の確保が図られています。

春の火入れの様子春の火入れの風景

★ 夏のみどりの草原

 風に波打つ青々としたススキ草原は、かつては牛や馬の餌として利用されていましたが、現在はその景観的価値が評価されています。
 全国有数の牧畜地帯である朝霧高原にあって、牧草地のみどりと一体となって、富士箱根伊豆国立公園としての朝霧高原の牧野景観のブランドイメージをより一層高めています。
 夏のススキの成長期には、良質な茅が生育する場所を確認しながら、茅刈りに使用する作業道を覆うススキや雑草の刈り払いが行われます。

★ 秋の銀色に輝くススキ草原

 秋になると、富士山の裾野一面が銀色に染まり、他にはない魅力的な景観となります。この頃、春の火入れに備えて防火線の刈り払った草を焼く防火線焼きが行われます。
 広大なススキ草原は、歩くことでススキに埋もれた様々な遺物などに出会い、至るところで地域の歴史とふれあうことができます。ススキ草原ウオークをはじめ、穂を使ったミミズクや茅すだれづくりなど、地域資源としてのススキ草原の有効活用を提案しています。

秋のススキ草原 銀色に輝くススキ草原

秋の火入れ 防火線の火入れの様子

★ 冬の茅刈り風景

 12月初旬に茅刈りが解禁になります。茅刈り自体は体力的にもきつい作業ですが、雄大な富士山を眺めながらの茅刈りは爽快な気分を味わえます。

茅刈りの様子茅刈りの様子

茅に関するイベント(平成27年度)

◎ 第2回 富士山茅葺きフォーラム

「茅」による文化財の保護・環境保全・地域の伝統文化の継承を学ぶことができるイベントです!!

日時 : 平成27年11月1日(日) 10:00~12:00
会場 : 富士宮駅前交流センターきらら
基調講演(予定) :
 (1) 「日本らしい自然とススキ草原」 東京大学大学院 特任研究員 根本正之 氏
 (2) 「富士宮市指定文化財 井出家茅葺き屋根葺き替え事業について(仮)」 富士宮市観光課
 (3) 「茅葺き集落再建と観光づくり」 山梨大学名誉教授 花岡利幸 氏

◎ 茅・ススキ クラフト展 ~茅・ススキ クラフトで素敵なくらし~

日時 : 平成27年11月 1日(日) 10:00~16:00
      平成27年11月22日(日) 10:00~15:00
会場 : 富士宮駅前交流センターきらら

 茅・ススキを使ったクラフト体験・展示コーナーや、朝霧高原の茅の紹介を行うパネルコーナー、火入れの映像コーナーをご用意しております。
 物販コーナーでは書籍、茅クラフトキット、クラフト製品を購入することができます。

 体験参加申し込みコーナーでは、
  ・朝霧高原茅刈り技能者養成講座講習会申し込み
  ・朝霧高原茅刈り体験隊参加申し込み
  ・希望の森茅葺き体験参加申し込み
  などの体験の申込みができます!貴重な体験ができますので、奮ってご応募ください!!

  【募集要項についてのお問い合わせ】
   富士教育訓練センター内事務局 0544-52-0968
   

クラフト茅の加工品 (茅すだれ・ススキミミヅクなど)

お問い合わせ

企画部 企画戦略課 地域政策推進室

〒418-8601 静岡県富士宮市弓沢町150番地(市役所3階)

電話番号: 0544-22-1215

ファックス番号: 0544-22-1206

メール:kikaku@city.fujinomiya.lg.jp

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