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教育長あいさつ

2023年01月04日掲載

新年の挨拶「主体的・対話的で深い学びをめざして」を更新しました。 

プロフィール

教育長  池谷眞德教育長

◆氏名
  ・池谷 眞德 (いけたに まさのり)
◆生年月日
  ・昭和26年6月6日
◆経歴
  ・静岡大学教育学部卒業
  ・富士宮市公立小・中学校教諭
  ・静岡県立公立高校教諭
  ・富士宮市公立小・中学校校長
  ・富士宮市教委学校教育課指導主事
  ・県教委東部教育事務所指導主事
  ・県教委義務教育課管理主事・人事班長
◆趣味等
  ・絵画鑑賞・釣り
◆座右の銘・モットー等
  「富士山を心に、夢をもって生きる子どもを育てる」
   ・よりよい子ども、よりよい学校、よりよい教育環境をめざしていく。
  「継承と発展」
   ・本質は不変なので、それをしっかりおさえ、つなげていく。
   ・方法は変わっていくので、よりよいものをみつけていく。
   ・プロセスを大切にしていく。
  「随所懸命」
   ・一つひとつの仕事に真剣に取り組む。
   ・一つひとつの仕事に全力で取り組む。

新年の挨拶「主体的・対話的で深い学びをめざして」

 新年あけましておめでとうございます。旧年中は、新型コロナウイルスの感染への対応を余儀なくされましたが、それでも富士宮市内の小・中学校におきましては、様々な制約の中、修学旅行、運動会等の教育活動を進めることができ、ご協力いただいた保護者、地域、学校関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
 さて、本年は、「主体的・対話的で深い学び」への取り組みが市内の各小・中学校でどのように進められているか、また、その進捗状況はどうかについて説明できるようにすることが大きな教育課題であると捉えています。これまで「主体的・対話的で深い学び」を実現するために、そのツールでありますタブレットを導入し、その活用方法について研究を進めてまいりました。おかげさまで不登校・特別支援等の多様な子どもへの対応、ICTの活用、新しいカリキュラムの作成などについて積極的に進めることができました。そして、その結果は、研究成果として各小・中学校から報告されるようになりました。
 しかし、これから引き続き取り組んでいかなければならない課題も多く報告されています。その内容を分析しますと、「主体的・対話的で深い学び」の実現のための重要な視点として、主体的な学習者を育てる学びの伴走者として教師の在り方がクローズアップされてきました。具体的には、教師が「主体的・対話的で深い学び」を子どもに提供するために、学習者の状況に応じて必要な教材や時間や機会を提供することに心がけていかなければならないこと、あわせて学習者も自らの学びに対して見通しを持ち、自分自身にとって最適な学びを導き出していくことが大切であることがわかりました。このことについては、研究を進めている全国の学校から様々な授業改善のための提案が出されておりますので、学校自体が戦略的な思考をもって自校の実態に合わせ、さらに研究を進めていく必要があります。
 教育委員会としてお願いしたいのは、その研究を進めるにあたり、「学校が主体的である」ということです。子どもの主体的な学習が生み出されるためには、学校が主体的でなければ成果が上がらないということは間違いありません。つまり、この二つは表裏の関係にあるということです。具体的な取り組みをイメージしてみますと、外部から発信されている情報を学校が主体的に受け止め、「主体的・対話的で深い学び」が生まれる授業の実現のため、授業改善に取り組む姿が思い浮かびます。当然、富士宮市教育委員会としましても、常に子どもたちのあるべき姿を追い求め、どの子どもにも「主体的・対話的で深い学び」が実現できる教育を目指して頑張ってまいります。
 どうぞ、本年も昨年同様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

お問い合わせ

教育委員会事務局 教育部 教育総務課 総務係

〒418-8601 静岡県富士宮市弓沢町150番地(市役所6階)

電話番号: 0544-22-1182

ファクス: 0544-22-1242

メール : e-somu@city.fujinomiya.lg.jp

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