静岡県富士宮市
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令和2年度予算
2020年03月17日掲載
富士宮市の令和2年度当初予算書をPDFで掲載しています。
令和2年度予算の概要
令和2年度の予算は、昨年10月の消費税率10パーセントへの引上げが、今後の地方の経済及び財政にどのような影響を及ぼすのか不透明な状況において編成することとなりました。
本予算の編成に当たり、合併算定替えの終了による地方交付税の減少が見込まれることに加え、急速な少子高齢化の進展や人口減少への対応、インフラを含めた公共施設等の老朽化対策などの大きな課題を抱えながらも、財政の健全性に配慮しつつ、財政調整基金を始めとする基金を有効に活用し、本市の目指す将来都市像を実現するための施策に積極的に予算措置しました。
また、令和2年度は、「第5次富士宮市総合計画前期基本計画」の仕上げの年であると同時に、令和3年度から始まる後期基本計画に加速した状態でバトンをつなぐための助走に踏み出す年でもあります。
そのため、事業の緊急度や優先度を見極め、選択と集中を図るとともに、事務事業の見直しにより経常経費の増加を最小限に抑え、限られた財源を有効的かつ効果的に活用することにより、将来世代に過度な負担をさせないよう「持続可能な財政運営」を念頭に置き、予算編成に努めました。

その結果、一般会計の当初予算額は、447億6,000万円となりました。 (前年度比24億6,000万円、5.8%増)
3つの重点取組
恵み豊かな未来づくり?世界遺産富士山の恵みを保全し、活用する?
・静岡県富士山世界遺産センター、富士山本宮浅間大社周辺を中心とした中心市街地及び各構成資産の一層の整備
・(仮称)富士宮市立郷土史博物館について、検討委員会を立ち上げ、基本構想を策定
・北部地域での回遊を図るべくE?BIKE(高性能電動アシスト付自転車)を活用した観光施策の実施
いきいき元気な未来づくり?安全・安心なまちで、健康を育み元気に暮らす?
・迅速な災害対応、市立病院を核とする地域医療体制の確保及び充実
・高齢者運転免許証返納補助制度の充実、ユニバーサルデザインタクシ ーの導入に向けた支援
・富丘交流センターと白糸会館の建設工事による地域コミュニティへの支援強化
誰もが輝く未来づくり?人とまちが輝き、人口減少社会に打ち克つ?
・児童の「居場所・遊び場」の拠点施設として、子育て支援センターを併設した児童館の建設に向けた設計に着手
・妊娠・出産・子育てシェアサポート事業や、ふじのみやベビース テーション事業の展開を図り、女性の社会参加を促進
・更なる工業振興に向けて工業ビジョンの策定、食の魅力アップの取組を推進
・高校生に市内企業を知ってもらうことを目的とした企業紹介ガイドブックの配布など、UIJターンを促す取組を推進
・移住・定住施策と首都圏等でのシティセールスにふるさと納税制度を連携させ、本市と関わりを持たせる仕掛けづくりの展開
・移住希望者側と受入側とを結びつける相談プラット フォームを整え、本市で新しい生活を始めようと考えている人たちを応援
7つの基本目標(主な新規事業)
富士山の自然と調和した循環力があるまちづくり(環境)
・地球温暖化対策を踏まえ、第2次環境基本計画の中間見直しを実施、地域循環共生圏推進協議会を中心とした地域資源を活用した事業の創出
・下水道事業については、令和2年度から公営企業会計を導入するとともに、中長期的な視点に基づく経営戦略の策定 ほか
富士山の麓から創造力と活力がみなぎるまちづくり(産業)
・農業担い手の育成などに努めるとともに、森林環境譲与税などを活用した森林の整備を推進
・地域産業の活性化や雇用の場を確保するため、優良企業の新規進出や事業拡大を継続して支援
・子育て世帯の支援や3世代同居を促進する住宅リフォーム宮クーポン事業の継続
・第4次観光基本計画の策定、インバウンド向け着地型観光商品を活かした観光誘客や、まちなかのにぎわいづくり創出 ほか
みんなの幸せと潤いを創出するまちづくり(健康福祉)
・富丘交流センターの建設に合わせ、隣接地に富丘児童クラブを整備
・子育て世代包括支援センターについては、妊娠期から子育て期までの切れ目ない支援を継続
・若年がん患者の生活の質の向上及び経済的負担の軽減を図るため、若年がん患者等の在宅療養生活に係る費用の助成
・民・産・学・官との協働による地域福祉活動の推進を図るため、第2次地域福祉推進計画を策定
・障がいのある方が地域で安心して生活できるように、地域生活支援拠点及び基幹相談支援センターの整備 ほか
郷土に学び郷土を愛する心豊かな人を育むまちづくり(教育文化)
・教育分野においてICT機器を各教科の授業で活用するとともに、プログラミングの体験を通して論理的思考力を身に付ける学習活動に取り組む
・青少年相談センターの夜間の開設を始め、昼間にお越しになることが難しい方々の相談にも対応する体制を整備
・富士山本宮浅間大社を中心に聖火リレーの市街地での実施、スペイン空手ナショナルチームの直前キャンプの受け入れ ほか
富士山の魅力を発揮した快適なまちづくり(都市整備)
・無電柱化の推進に関する施策を総合的に取りまとめた計画を策定
・火山噴火や降雨に対応した土砂災害対策の整備推進を国・県等の関係機関へ強く要望
・都市公園を誰もが安全・安心に利用できるよう、バリアフリー化への対応も含めたトイレの建替え整備及び遊具の更新
・静岡県富士山世界遺産センター周辺や商店街地区において、花いっぱいによる演出とおもてなしの空間づくりを実施 ほか
豊かなコミュニティを持つ安全・安心なまちづくり(市民生活)
・防災については、市内256か所の屋外受信所を、アナログ電波対応型からデジタル電波対応型に切り替える工事を実施
・地域防災力の充実強化を図るため、第18分団(上条)の消防団詰所整備
・公共施設への防犯カメラ設置を進め、令和2年度は小学校への設置を実施
・被爆地である広島市への中学生派遣を継続し、核兵器廃絶及び世界の恒久平和への意識啓発を図る
・市営万野住宅C棟の建設を進め、さらにD棟の建替に向けた設計に着手 ほか
市民と一緒に取り組むまちづくり(市民参加・行財政)
・若者の結婚に向けた前向きな機運の醸成を図るためのセミナーやイベント等を開催
・第3次男女共同参画プランの後期実施計画を策定し、LGBTをはじめとする性的マイノリティに関する啓発の実施
・公共施設の長寿命化工事を計画的かつ効率的に実施
・行政運営の効率化を図るため、RPAやAIなどの活用についての研究を実施 ほか
令和2年度会計別予算書
特別会計予算書
企業会計予算書
資料
■お問い合わせ
財政部 財政課 財政係
〒418-8601 静岡県富士宮市弓沢町150番地(市役所3階)
電話:0544-22-1115
ファクス:0544-22-1206
メールアドレス:zaisei@city.fujinomiya.lg.jp
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