富士宮市の令和3年度当初予算書をPDFで掲載しています。
令和3年度の当初予算は、ｺﾛﾅ禍における大きな時代の転換期を迎えての予算編成となりました。
また、令和3年度は、第5次富士宮市総合計画の6年目となり、前期基本計画の仕上げの年であると同時に、令和4年度からの後期基本計画に円滑にﾊﾞﾄﾝﾊﾟｽできるよう、新型ｺﾛﾅｳｲﾙｽ感染拡大防止の視点を十分勘案しつつ、改めて、時代の要請を踏まえた各事業の選択と集中が求められる年でもあります。
そのため、事務事業の見直しにより経常経費の増加を最小限に抑え、限られた財源を有効的かつ効果的に活用することを念頭に置いた予算編成に努めました。
その結果、一般会計の当初予算額は、457億3,000万円となりました。(前年度比9億7,000万円、2．1％増)
恵み豊かな未来づくり?世界遺産富士山の恵みを保全し、活用する?
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・静岡県富士山世界遺産センター、富士山本宮浅間大社周辺を中心とした中心市街地及び各構成資産の整備の継続
・新型コロナウイルスの収束を見据えた新たなスタイルによる観光誘客の促進
・白糸ノ滝周辺整備については、県道富士富士宮線のラウンドアバウト周辺の整備
・世界遺産所在自治体の首長等を迎え、世界遺産の保全や活用等について意見交換を行う世界遺産サミットの本市での開催
いきいき元気な未来づくり?安全・安心なまちで、健康を育み元気に暮らす?
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・市立病院を核とする地域医療体制の確保と充実
・地域コミュニティへの支援として、富丘交流センターと白糸会館の開館及び富士根地区の交流センター整備
・宮タクの利用環境の改善に向けた実証実験の実施
・市民サービスの向上に繋がる取組については、行政のデジタル化を推進
誰もが輝く未来づくり?人とまちが輝き、人口減少社会に打ち克つ?
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・出会いの場の機会を増やしていくとともに、結婚への後押しとして、結婚新生活に掛かる費用の助成
・妊娠・出産・子育てシェアサポート事業の充実や、不妊・不育治療への助成を国の制度も活用しながら継続
・子育てに不安や負担感を抱える保護者を支援するため、家事・育児等のサポート及び相談・助言・指導を行う子育て応援ヘルパー等の派遣を開始
・児童の「居場所・遊び場」の拠点施設として、令和4年春の開館を目指し、地域子育て支援センターも併設した(仮称)富士宮市立児童館の建設
・中小企業等への支援策として、経営・知財・創業など様々な分野への支援について、組織連携による多面的な総合相談窓口で対応する「ビジネスコネクトふじのみや」を、富士宮商工会議所、芝川商工会、富士宮信用金庫と連携して開始
・サテライトオフィスなどの誘致を強化、新たな働き方に対応したスタイルとして、テレワーク移住の体験に対する支援
・首都圏シティセールス推進と連携して、豊かな自然を生かしたワーケーションやまちの魅力を効果的に発信
富士山の自然と調和した循環力があるまちづくり(環境)
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・富士山ＳＤＧｓのもと、地球環境を守り、脱炭素社会の実現に貢献することを第2次富士宮市環境基本計画等に位置付け
・循環型社会の形成及びごみ処理対策として、一般廃棄物処理基本計画を策定
・上水道事業では、老朽管の布設替え及び主要水道施設の耐震化工事を計画的に実施
・下水道事業では、汚水処理施設整備計画による整備の推進 ほか
富士山の麓から創造力と活力がみなぎるまちづくり(産業)
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・食のまちづくりの取組として、第1回フードバレーサミットの本市での開催
・中小企業振興施策として、中小企業実態調査を実施
・令和4年1月から始まるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」と本市の繋がりを発信し、歴史・文化の継承と地域振興を図る
・新稲子川温泉ユー・トリオのリニューアルオープン
・田貫湖キャンプ場北サイトにある湖畔荘跡地を、富士山と湖畔の眺望を楽しめる園地・休憩地として整備、道の駅朝霧高原の施設改修に向けた設計に着手 ほか
みんなの幸せと潤いを創出するまちづくり(健康福祉)
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・ＰＣＲ検査場の運営及び感染が懸念される無症状者を対象としたＰＣＲ検査への補助の継続
・胃がん検診の二重読影体制等がんの予防と早期発見に向けて、医師会と連携し、健康診査の精度の更なる向上を図る
・障がいのある方が地域で安心して生活できるように、各種サービスの充実と質の向上に努める ほか
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郷土に学び郷土を愛する心豊かな人を育むまちづくり(教育文化)
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・GIGAスクール構想による一人1台端末の導入により、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の実現を図る
・プログラミング教育において、論理的思考力を身に付ける学習に取り組み、情報活用能力を高める
・持続可能な社会の担い手を育む教育(ESD)の推進
・市史編さんについては、市制施行80周年を迎える令和4年度の第1巻の刊行を目指し、各分野の資料調査を進めるとともに、執筆に取り掛かる
・市民文化会館耐震補強計画及びリニューアル実施設計に着手 ほか
富士山の魅力を発揮した快適なまちづくり(都市整備)
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・景観やバリアフリーに配慮した富士宮駅前広場等施設の整備に向けた基本設計に着手
・市街地治水対策では、老朽化した水門の計画的な更新を開始
・都市公園に関して、園路や公園施設の整備を進め、魅力ある公園づくりに向けて遊具の更新を進める
・小田貫湿原の湿原環境保全のため、調査を行い湿原乾燥化防止対策について検討を進める ほか
豊かなコミュニティを持つ安全・安心なまちづくり(市民生活)
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・子どもを守るため、小学校への防犯カメラ設置の推進
・通学路に防犯カメラを設置する自治会に対する補助金の交付を実施
・消防については、消防施設の改修や車両の更新を進め、消防力の充実強化を図る
・平和への取組としては、被爆地である広島市への中学生派遣を実施し、派遣報告会等を通して、多くの市民に向けて核兵器廃絶及び世界の恒久平和への意識啓発を図る
・特定空き家等に対する対策として、除却に対する助成を開始 ほか
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市民と一緒に取り組むまちづくり(市民参加・行財政)
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・若者の結婚に向けた前向きな機運醸成を図るため、セミナーやイベントの開催
・女性応援会議での意見を聴き、女性活躍応援施策を継続
・LGBTQIAをはじめとする性的マイノリティーやジェンダーに関する啓発の実施
・富士宮市工業振興ビジョンに基づく地区計画適用の基本的な方針(工業系)を定める
・ＳＮＳアプリで国内最大のユーザー数を持つＬＩＮＥを用いて、より効果的に情報を発信するとともに、相互通信機能を利用し、個別相談、アンケート調査等に活用 ほか
財政部 財政課 財政係
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