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四種混合(百日せき・ジフテリア・破傷風・ポリオ)

2021年04月01日掲載

予防接種の四種混合(百日せき・ジフテリア・破傷風・ポリオ)について掲載しています。

四種混合

四種混合は、従来の三種混合と不活化ポリオワクチンをあわせたものです。

第1期として、初回接種3回及び追加接種1回行います。
第2期として、11歳~13歳未満に二種混合(DT)の接種を1回行います。回数が多いので、接種もれに注意しましょう。

対象年齢

生後3か月になる前日から7歳6か月になる前日まで

市からの通知

赤ちゃん訪問時、または、生後2か月になる月

接種方法

初回は、20日から標準的には56日までの間隔で3回接種
追加は、初回3回終了後、標準的には1年から1年半までの間隔で1回接種

接種時期

通年

実施医療機関

こどもが予防接種を受ける際に保護者が同伴できない場合は「委任状」が必要です。

副反応

注射部位の赤み(40~60%)、しこり(40~50%)、腫れ(20~30%)などの局所反応が主です。
そのほか、発熱(20~40%)が報告されています。注射部位の赤みや晴れは3~4日で消失し、発熱は1~2日で下がります。
まれに、ショック、アナフィラキシー様症状等が現れる可能性があります。重い副反応はなくても機嫌が悪くなったり、腫れが目立つときなどは、医師に連絡してご相談ください。

各疾病

ジフテリア

ジフテリア菌の空気感染(飛沫感染)で起こります。
現在の患者発生数は、年間0~1名未満です。ジフテリアは、感染しても10%程度の人が症状が出るだけで、残りの人は症状がでない保菌者となり、その人を通じて感染することもあります。

感染は、主にのどですが、鼻にも感染します。
症状は、高熱、のどの傷み、犬吠様の咳、嘔吐などで、発病2~3週間後には菌の出す毒素によって心筋障害や神経麻痺をおこすことがあるので、注意が必要です。

百日せき

百日せき菌の空気感染(飛沫感染)で起こります。
1948年から百日せきワクチンの接種が始まって以来、患者数は減少してきています。
普通のカゼのような症状ではじまり、次第にせきがひどくなり、顔を真っ赤にして連続性にせき込むようになります。せきのあと急に息を吸い込むので、笛を吹くような音が出ます。熱は通常出ません。

乳幼児は、せきで呼吸ができず、くちびるが青くなったり(チアノーゼ)、けいれんが起きることがあり、肺炎や脳症などの重い合併症を起こして、命を落とすこともあります。

破傷風

破傷風菌はヒトからヒトへ感染するのではなく、土の中にいる菌が、傷口からヒトの体内に入ることにより感染します。
菌が体の中で増えると、菌の出す毒素のために、口が開かなくなったり、けいれんを起こしたり、死亡することもあります。
患者の半数は自分では気付かない程度の軽い傷が原因です。土中に菌がいるため、感染する機会は常にあります。また、お母さんが免疫をもっていれば新生児の破傷風を防ぐことができるので、予防接種を受けるようにしましょう。

ポリオ

「小児マヒ」と呼ばれ、ポリオウイルスはヒトからヒトへ感染します。
感染してもほとんどの場合は無症状で、一生抵抗力(免疫)が得られます。症状が出る場合、ウイルスが血液を介して脳・脊髄へ感染し、麻痺をおこすことがあります。ポリオウイルスに感染すると、100人中5~10人はカゼのような症状が出て、発熱、頭痛、嘔吐があらわれます。また、感染した人の中で、約1,000人に1人の確率で麻痺を起こすことがあります。

日本でも1960年代前半までは流行を繰り返していましたが、予防接種の効果で現在は国内での自然感染は報告されていません。しかし、現在でもインド、アフリカなどではポリオが流行しているため、これらの地域で日本人がポリオに感染したり、日本にポリオウイルスが入ってくる可能性があります。
予防のために、ワクチンを接種して免疫をつけておきましょう。

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